一体何をいくつ動かしているのか。
動かされてるだけかもしれん。
やりたくないことは1つもやっていないのに、こんなにいっぱいいっぱいなのはどこかが間違ってるのかな。
ロボピッチャーの次の音源の最初のミックスを聴く。
ものすごく感動して、ものすごく憤った。
身体から言葉がほとばしるような気がしたので伊藤君にすぐ電話してそれを告げた。
ロボピッチャーの仮ミックスを聴いて嘔吐するように僕はその仮ミックスの感想を伊藤君に語り、そのすばらしさについても言葉を尽くした。
音楽をやるんだ。音楽を。
かっこいい音楽をやりたいんじゃなく、君の気を惹きたいんじゃなく、もてる音楽をやりたいんじゃなく、ただ今は音楽をやっていたい。自分達の身体からでた音を必死で浴びていたい。それを君が気に入るかどうかを気にしている余裕は今はないんだ。ひり出すように音を出して、終わったらやっと普通になるんだ。
でも、一方で、君が気に入ってくれるかどうかも死ぬほど気にしてる。
俺は小学校時代に不眠症で病院に行ったほどの筋金入りの神経症だ。
おおらかにのびのびと何も気にせず生きてなんかいけるはずがない。ふふん。
たくさんの人たちがこの三月でこの町を去る。
SCRAPからもボロフェスタからもSALCULTUREからもたくさんの人がいなくなる。
おれは人がいなくなるのが嫌いだ。
だからおれはここにいよう。
俺はもう誰からもいなくなりたくないから。
ここにいるから、気が向いたらみんな帰っておいで。
忘れていたことをたくさん思い出した。
これが春だった。
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