ここでこんなことを書くのは正しいことではないのかもしれないけれど、まあ、書いてみる。
この場所は、ロボピッチャーのオフィシャルなダイアリーである前に僕の個人的なblogで、ロボピッチャーが結成されるずっと前から存在していたのだから、ある程度そういうわがままも許されるのかなあと思ってみる。
こないだのライブのことがなんか胸に引っかかっていて、まあ端的にいうと100点のライブではなかった。
100点じゃない理由はたくさんある。
練習が少なかったのかもしれないし、初めてのライブハウスと音が合わなかったのかもしれないし、メンバーの体調や精神状態だって関わってくる。僕個人としてもなんとなく直前までぴりっとしなかったし、かといって直前までぴりっとしなくても良いライブになることは多い。直前までだらだらしてても、ステージに上ったらもう何も関係なく全部が真っ白になって、すごい俺になる。
でもこないだはそうはならなかった。
ここ最近のライブがずっとすごくよかったから、突然ぽとりと落ちてしまってすごく悔しい。理由もわからない。わかりたくもない。
ライブが駄目になる理由ってわからない。
ライブが良くなる理由もわからない。
それは突然やってきていろんなものを僕らから奪っていく。
ただただ僕らは僕らに出来るすべてのことをやってステージに上るだけだ。コードを確認して、歌詞を覚えなおして、身体を音楽の状態にして、腰骨のリズムを思い出す。一言歌いだしたらあとは音楽が僕を歌わせる。僕に出来ることはなるべくなんの邪魔もせず、ただ真っ白でいるだけだ。
次。
僕は次すごいライブをしよう。
なにもかも取り返してしまうようなすごいライブ。
100点じゃない理由はたくさんある。
でも100点のライブをしたときには理由がない。
それはあえて言えば「ロボピッチャーだから」とかそんな理由で100点のライブをする。
これまでなんどもひどいライブをしてきた。
楽屋でうずくまって出てこられないくらいひどいライブだってした。
でもまあ、その次になんてことなくすごいライブを僕はする。きっとする。
生活の中に音楽があるんじゃなくて、生活が音楽なんだ。
だから、次はあなたのすべての毛穴に入り込むようなライブをしよう。
歯ぐきからの血が止まらないようなライブをしよう。
初めてのキスのことを思い出すようなライブをしよう。
もしくはまだしたことのないキスがわかるようなライブだ。
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あと、たぶんとてもマイナーな雑誌なのでオフィシャルには載せませんでしたが、立命館大学広告研究会さんが発行しておられる『CHECK NOW』というフリーペーパーに僕のインタビューが掲載されています。とてもきちんとした取材をしていただいて、きちんとした記事を書いてくれたのでうれしかったので、ここに記す。ライブに見目麗しいスタッフの方々が来ていただいたこともうれしかったです。今後ともよろしく。
どこで手に入るかというと、立命館大学か、その周辺の飲食店だそうです。ガッツのある方はゲットしてみてください。
何か新しいことをやろうとしている人はなんとなくしなやかだ。
きちんとした視線を持っていて、それを切り開く予感を感じさせる。
僕はそういうのに触れているといつも「くそっ!俺も!」と思う。
いつも新しい何かに触れていたい。
とりあえず次のライブは4/14のソロライブ。
出来ることを全部やろう。
確率を上げるのだ。
なんとか勝率10割を超えたい。
予約はロボピッチャーHPからどうぞ。
いや、ほんとすごいから。ほんとだから。
では。
Posted by kato takao at 2007年04月10日 03:13 | TrackBack何が起きても動じません。
信じていこうと決めたから。
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