タワーレコードでくるりの岸田さんとライブをして、まあなんと不思議な人だろうと思った。
音楽の世界に限らず、ある種のカリスマを持っている人は、その人のみならず周りの人間も輝かせてしまう。その人をとりまくスタッフや友人やシーンが全部魅力的に見えたりする。
岸田さんもそんな人で、僕は一緒にライブをやっているだけで誇らしい気持になった。
すごい人だ。
「みやこ音楽」に参加できたことは、本当にラッキーなことだと思っている。
ボロフェスタとはぜんぜん別のイベント。
だから面白いと思うし、僕は楽しもうと思う。
出来る範囲で一生懸命手伝う。
ボロフェスタを僕らは生み出して、そこでいろんなことを学んだ。
ボロフェスタがハードだとしたら、学んだことはソフトだ。
そのソフトを他所でいくら活用したってハード自体が揺らぐことはない。
それがわかってるから、僕らはみやこ音楽祭を既にずいぶんと楽しんでいるんだろう。
つたないitokatoバージョンもなんとか音楽の域には達することが出来ました。ロボピッチャーのバンドサウンドはもう見事なほどにベースとドラムがすべてを支えているので、二人になるとまた別の根幹を見つけなくてはなりません。この日は4曲やったのだけど、僕が二曲、伊藤君が二曲根幹を支えた。まあ、そういうのもバンドっぽい役割分担。
で、そのインストアの後の打ち上げにも出ずに僕は一人東京へ。
深夜の打ち合わせでした。少し進んだ気がした。少し。
翌日はヨーロッパ企画の東京でのイベントを見に行く。
面白かったし、なんども笑ったのだけど、どこか大きな力が方向を無理やり捻じ曲げている気がした。「笑った」というより「笑わされた」という感じ。それは、東京とか表参道とかそういったものが宿命的に持っているエネルギーなのかもしれない。もちろんヨーロッパ企画が大好き!という気持は変わらないのだけど。
ちなみに後日その感想をSCRAPのデザイナーさんに言ったら「それはSCRAP的なものの考え方です」と言われた。なるほど、と深く感じ入ったが良く考えたらSCRAPは僕の考え方から生まれたのだから当たり前だ。
で、その翌日は東京でライブ。
ボロフェスタアフターパーティー。
この件に関しては、あの日にライブを見られた幸運な人たちとだけ共有したい。
僕は多くは書かない。あの特別さと幸福感は、テキストに落とし込むことは出来ない。
その後も僕は東京に残っていくつかの雑事。
そこで見たことのない風景を見た。
多分大切なこと。
何を思ったらいいのかわからないのでなにも思わなかった。しばらく経ったらわかる種類のことだ、たぶん。
東京にはほとんど仕事を持っていかなかったので、ずいぶんとゆっくりした。
でも、京都に戻ってきたらそれはそれでほっとした。
また、すばらしい日常が始まります。
まずはみやこ音楽祭を成功させよう。
目が覚めたら西部講堂に行って出来る範囲で手伝おう。僕はソフトの出し惜しみとかしないのです。
あ!
みやこ音楽祭の公式パンフレットはとても素敵です。
ぜひぜひ手にとってお買い求め下さい。
いえー。
で、12月2日はロボピッチャーat METROライブです。深夜1:50分からの出演だそうです。心してお越し下さいませ。reiharakamiさんと一緒にやれるので楽しみ。
ついでに
12/17はロボピッチャー @ファンダンゴ
12/23は加藤ソロ @ one drop (ワンマンソロライブ)
12/30は加藤ソロ @ ネガポジ
となっております。
さらにさらに東京のMCで正確な日程を言わなかったライブですが、以下の通りだそうです。
1/28(日)新宿red cloth ハネト、カマボイラー
2/10(土)青山 月見ル タイバン未定
今のうちから皆様、必死で予定をお空け下さい。
あっ!2/24に磔磔でゆーきゃんのレコ発にも誘われてたな。この日もせっかくなので空けておいてください。
今日は前半は自分用の覚書で、後半は宣伝であんまり面白くないですね。
まあええわ。
とにかく寝る。
ありちゃんから借りたマリオ&ルイージRPG2はそろそろ終わりそうです。
それでは。
Posted by kato takao at 2006年11月30日 04:10 | TrackBack
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