ライブが終わったあと、メンバーで裏で「疲れたねー」とか言い合った。
お疲れ様。
2時間半のライブ。
1時間で片付けて。
3時間くらい打ち上げして。
帰ってから4時間ほど仕事をして。
眠った。
長く長く。
目が覚めたら、声が出なくて、首が動かなかった。
またか、と思った。いいライブの次の日は決まってこんなふうになる。
ずるずるとベッドを出て、また日常。
どんなにしんどくても、昨日の記憶がある。
ロボピッチャーを作ってよかったなと思った。
ロボピッチャーがあってよかった。
たくさんの人たちが「私にはロボピッチャーが必要です」といってくれたけど、きっと僕にこそロボピッチャーは必要なんだろう。僕がロボピッチャーであることと、生きていることがぴたりとリンクしているような、そんなライブだった。
ワンマンライブが終わって、すぐにみやこ音楽祭というイベントのパンフレットの編集作業をしていた。
これは、くるりのメンバーや、京都のミュージシャンや、その他のさまざまな人たちの協力で12月に行われるイベントで、僕らも12/2の夜の部にMETROで出演する。そのオフィシャルブックを僕とMarble.Coの太田さんとで作っていたのです。
対談をブッキングして、テープお越し、文字を編集、という作業から、写真のディレクションからまあ、さまざまな雑多なことを取りまとめて、やっと本日無事入稿が終わりました。
思えば、僕はこれまでフリーペーパーや、パンフレットや、リーフレット、チラシなどなどさまざまな紙媒体を作ってきましたが、値段をつけて売る紙媒体を作ったのは初めてでした。ものすごく楽しい作業でした。
協力していただいた、みやこ音楽祭の川本さん、ゆーきゃん、Limited Express(has gone?)の飯田君、くるりの岸田さん、BAD NEWSの皆様、そして、そのほかのみやこ音楽祭に出演される方々、本当にありがとうございました。
それにしても、本を作るってのは面白い。楽しい。
ああ、本が作りたいな。
とにかく無線綴じの本を作りたい。それを一冊ずつ行脚して売り歩いて生計を立てたい。
ページ数を考えたり、紙を選んだり、色数を選んだり、言葉を紡いだり。さっきまでここになかったものが形になっていくのを手がなぞる。素敵だなと思う。
2007年は無線綴じ元年にしよう、とMarble.Coの太田さんが言っていた。しよう。
SCRAPのスタッフがすばらしいフリーペーパーを作った。
人がすばらしい物をつくったら、いらいらするのが僕なのだけど、彼女が作ったフリーパーパーは大切な部分が突き抜けて、大切じゃない部分がきちんと底辺に存在していて、それは僕がものを作るときとまったく逆の発想で
、もう飽きれるほどすばらしかった。ちゃんとした才能を近くで見ていられるのは楽しい。もっといけ。
さて、後数時間眠って、またライブです。
その名もウメフェスタ!
ボロフェスタのパクリだそうです。ぱくってるのか?これ。
いつもものすごくお世話になっているFM大阪さんのイベントなので、必死でがんばる所存。
よかったらお越しくださいませ。ませ。
■ 2006/11/22(水) 大阪・梅田シャングリラ
■ UME-FESTA! Supported by fm osaka ROCK the RADIO 851
【出演】cutman-booche / 8otto / REVERSLOW / ロボピッチャー
【時間】open 18:30 start 19:00
【料金】前売 \2,300(+drink)
【info】 GREENS 06-6882-1224 http://www.greens-corp.co.jp/
14時くらいまでなら、ロボピッチャーHPでのチケット予約も可能なはず。
とかそんなこんなで。
音楽は続いていくのです。
ロックよせめて今は騒がしく流れよ。僕には。
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