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2006年06月03日

 告知を2つです。

 まず、みなさんご存知のとおり、6/10にMUSEHALLにてライブをいたします。
 この日はもうあれですよ。ロボ対決ですよ。日本中のロボが集って戦うんだと思いますが、まあ、今のところ参戦予定は、ロボピッチャーとロボッツだけです。しかも他のバンドはロボとは関係ありません。

■ 2006/6/10(土) 京都・MUSE 
ROBOTS presents “Greatest delight” Maxi single 先行発売ツアー
【出演】ROBOTS / TRIBECKER / MOTORS / ロボピッチャー
【時間】open 18:30 start 19:00 (出演は3番目、20:30頃の予定です)
【料金】\2,800(adv) \3,300(door) +drink
【info】KYOTO MUSE 075-223-0389 http://www.arm-live.com/muse/kyoto/index.html

 これを逃すと当分の間ロボピッチャーは見れなくなると思うので、ぜひぜひお越しください。
 しかし、なんでこんなに急にライブが減ったかというと、現在絶賛レコーディング中で、ライブの予定を入れるのをすっかり忘れていたからです。すまん。7月8月はもうまったく関西でライブの予定がありません。よかったら誰か誘ってください。

 そして、もう一個の告知はなかなかレアですよ。

 ロボピッチャーのことをあまり知らない方のために1から説明すると、この日記を書いているのはロボピッチャーのギターボーカルであり、さまざまな雑事をこなしている加藤なのですが、加藤は京都でSCRAPというフリーペーパーを出しております。
 で、そのフリーペーパーで今年の2月に「これがほんとのアニソンじゃい!」っていう特集を組みました。
 それはどんな企画かというと、簡単に言うと「誰も俺たちにアニソンを作ってくれって言ってくれないから、俺たちで勝手にアニメを作ってそれにアニソンをつけよう!」というものでした。で、その熱い思いに賛同してくれたキセル、ヤベミルク、Limited Express(has gone?)と勝手に作ったアニメに勝手にアニソンをのせて、しかもCDにして販売するという無茶な企画でした。もちろんアニメなんて作れやしないから、アニメの企画書だけ作ってそれにあわせて適当に曲を作ったんですよ。

 そしたら、そのフリーペーパーを見た人たちからさまざまな問い合わせがあり、なぜか本当にアニメまで作ることになってしまいました。
 僕は、脚本を書き、大まかなイメージだけ作り、あとはSCRAPのデザイナーにぽんっと任せていましたが、先日どうしても声優が必要になったので声優デビューまでしました。自分よりうまくやれるであろう人を思いつくことが出来ませんでした。ちなみにその録音はロボピッチャーのキーボーディストにしてMCなども担当している伊藤忠之さんにしていただきました。ありがとう。

 そんなこんなで出来上がった作品がなんと発表されます。
 6/14に大阪で。
 6/29に東京で。
 詳細はこのページのショートショートムービーフェスティバルのところをご覧ください。
 http://www.europe-kikaku.com/

 大阪には僕も駆けつけます。
 もちろん曲はロボピッチャーがやっています。
 脚本と声優も加藤です。

 あのですね、こんな風に書くとまた「ああ、加藤が変なこと始めたなあ。相変わらず踊らされてるなあ」とかみなさん思っておられるでしょう。
 しゃーらっぷっ!
 この作品ほんとにすごいっすよ。たった1分の作品ですが、魂のこもり方がはんぱじゃないっすよ。アニメってな、アニメってな、ほんとにほんとにほんとに作るの大変なんだよーーー!!!

 まあ、とはいえ、僕は大まかな流れと脚本を作っただけなので実作業は15分程度なんですが、SCRAPのデザイナーさんは大変苦労されていました。
 てなわけで、よかったらふらりと遊びに来てください。ほんとは東京でのときも行きたいんですが、時間が合いそうになくてあきらめかけています。ああ、でもなんとか行きたいなあ。

 僕は人に「なにやってるんですか?」と聞かれたときに「えーっと、音楽と編集とライティングをやってます。あ、あとイベント制作とかも」といっていたのですが、これからはそれに声優とアニメディレクターの肩書きもつけなくてはならないかもしれません。

 ま、そんなこんなです。
 毎日いろんなことが起こる。
 小さいことも大きいことも。
 イメージを丁寧に言葉にしていって、そこから何かを創っていきたい。
 その結果生まれるものがなんでもかまわないんだよ、俺は。

 しかし、この年で願ったわけでもない声優デビューを果たすとは面白人生だぜ。
 しかも、自分の書いたセリフを、自分でキャスティングした結果自分になった。
 
 こりゃ、死ぬまでは死ねんな。
 おもろい。

Posted by kato takao at 2006年06月03日 05:45 | TrackBack
みんなのコメント

おもしろーい!!

Posted by: よしむ on 2006年06月03日 17:32

事実は小説よりも奇なり。

こんなことがあるから、引き篭もりながらも毎日わくわく暮らせます。

Posted by: やすえ on 2006年06月03日 21:40
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