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2004年05月29日

 なんかもう、なんかちょっとこれはだめなんじゃないかと思ってきましたが、みなさんはどうですか。だめですか。だめじゃないですか。
 雑誌の入稿日まであと一週間くらいですが、まだ一ページも出来てなくて、明後日はロボピッチャーのワンマンライブで、ほとんど毎日取材が入っていて(するほうです)、ボロフェスタのブッキングや企画もまあこそこそやっていて、なのに、そのほんの隙間のちょっとした時間で新曲の歌詞を考えたり、歌い方を考えたりして、ほんでフリーペーパーに広告を載せてくれるクライアントさんのためのキャッチコピーを考えたりしてて、営業ももちろんしてて、いやもう誰か広告載せてくださいよ、せっかくなんだからこのフリーペーパー続けていきましょうよ、ってこのセリフはあなたに向かって言ってるんですよ。知ってるんだからね、この日記結構最近たくさんの人が見に来てるらしいじゃないの。あなたたちが100円ずつ出したらうちの雑誌に結構大きな広告だせますよ。これどう、いいアイデアじゃない?みんな幸せやん。まず俺は広告が入ってうれしいし、あなたたちは広告が出せてうれしい。いやあ、魔法みたいだなあ。もういいやそんなこと、ほんでなんだ、こないだなんかなあ、雑誌の維持費とかスケジュールのこととか考えてたら胸が痛くなってきて、なんか頭がくらくらしてきて、ちょっと涙まででそうになってたら古い友人から電話がかかってきて「おーい久しぶりー。どうなん、最近。お前フリーで楽そうやなあ。俺らなんか社会人でめっちゃ毎日厳しいでー。今みんなで飲んでるんやけど来うへん?」とかいう電話がかかってきて、俺はまじ(本気)で就職についてまじめに考えちゃいました。決めた。俺もうなんかあれだな、エリートサラリーマンになるわ。企業戦士っていうの?ノートパソコンとかもってカフェで企画書書いてりゃ給料もらえるんでしょ?んで企画が通らなくても、上司にしかられるだけでいいんでしょ?おれなんかもう何年もしかられたことねえよ。しかったこともそんなにないけど。ずっと一人だな。うん。一人ぼっちだ。しかられたらお金もらえるなんてどういう了見だ。くそ。おれもなんかしかられたいな。もうお金いらないからしかられたい。これはエリートサラリーマンは無理だな。でも、ほら、中大路だってサラリーマンやってるわけだし、俺だって出来るんじゃないかな。中大路元気かな。子供とか大きくなってんだろうなあ。え、ちょっとまてよ、いろいろ計算してみた結果あいつの子供そろそろ幼稚園とかに行ってるんじゃねえか。ふざけるな。あいつこないだまで、授業中にこっそりスラムダンク読んでたぞ。ほんで、こないだなんか俺と一緒にボーリングに負けて真冬の鴨川にをはだしで歩かされてたぞ。しかもそれはほんとについ最近のこと(今年の1月くらいだと思う)やんけ。そんなお父さんは嫌や。そんなおとうさんやったら酒とギャンブルと女に溺れるお父さんのほうがましやな。あ、いいこと思いついた。今手元にある金をギャンブルにつぎ込んだらええねん。そしたら増えるやん。もう生き様がちょっとしたギャンブルみたいなもんやから、今さら堅実なこと考えんでええねん。

 ここまで勢いでノンストップで書きましたが、こんなこと書いてる暇があるなら仕事をすればいいというナイスアイデアを思いつきました。頭いいなあ、俺。そんなわけで、仕事に戻ります。ええっと、これを読んで感動したり、がっかりしたり、気の毒に思ってくれたりする人が結構いると思いますが、そんな人は、今度出る京都の音楽フリーペーパー「SCRAP」の面白企画を送ってくれたり、その営業を手伝ってくれたり、テープ起こしや資料つくりを手伝ってくれたり、励ましてくれたり、広告を出してくれたり、ボランティアスタッフとして名乗りを上げたりしたらええんとちゃうかなあ。そんな遠くでなんとなく同情されても僕は一向に幸せにはならないみたいです。みんなで幸せになろうじゃないか。

 あ、最後になりましたが、5/30ワンマンライブ来てね。チケットは本当に残り少ないみたいなので早めにメールしてください。当日券はひょっとしたら出ないかもしれないです。

 ほな。

Posted by kato takao at 2004年05月29日 04:47 | TrackBack
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