2004年05月06日
今日はさまざまな人に会って、さまざまなことをして、つまらないことをたくさん話した。
僕はどこへ行きたいのかはわからないけど、行きたくない場所は腐るほどある、という種類の人間なので、会いたい人にだけ会って、話したい話だけをした。
彼女は僕にちょっとした短編小説を朗読してくれた。
僕はそれを川辺で聞いている。
キスの仕方についての話。
そうか。太陽の光が強すぎて、僕はその場を離れてしまう。
久しぶりに電話をした友人は「ちょうど今ロボピッチャーのCDを聞いていたところだ」と言った。
「そう」と僕は言う。
どんなふうに響いただろうか、今日の君には。僕の作り出した音楽はいつも僕の胸を掻きむしるように揺らし続けているけど、君にとってはどうだ。僕の音楽は他では聴けない。ここにしかない。誰にも作れない。僕にしか出来ないやり方で、あなたに届いてるだろうか。
泡盛を今日は飲んでいる。こないだのライブでもらった。おいしい。氷を入れたら泡を吹きながらコチリと鳴った。
明日は忙しい日になる。今日だって忙しかった。
でも忙しくない日も忙しい日も僕は音楽について考えることが出来る。
明日どんなに忙しくても、歌を作ろうと思う。
それは光についての歌だ。
闇の哀しみと、誇りについて知っている光についての歌を作ろう。
まぶしくて、僕は目を閉じる。
次、目を開けたら、別の場所にいたらいいのに。
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