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2004年04月28日

 そういえば、前々回の日記で「4/26には泣き言を書く」とか書いといて、きっちり26日に泣き言を書いているあたり、自己をきちんと統制できているともいえるな。俺。

 東京で何人もの懐かしい人たちに会った。
 状況は変わっているけど、本質は変わっていない。本質が変わってしまうほどの時間は経っていなかった。
 さて、俺はどうだ。どうでもいいか。変わっても俺か。

 さっきテレビで流れていた曲

 「もし俺がヒーローだったなら悲しみを近づけやしないのに」
 そんなあいつのささやきにさえ うなづけない心がさみしいだけ

 なるほど。とてもいい。
 僕は80年代という時代をうまく認識することが出来ないのだけど、このたった二行の歌詞は、あの時代の閉塞感や、孤独感をきっちりと浮かび上がらせているようにも思える。
 80’sといえば僕にはAKIRAくらいしかはっきりとしたビジュアルは思い描けないのだけど、まあ、AKIRAがあるだけでもすごい時代だと思う。あれほど既成のものを破壊しつくした表現はなかったと思う。ひょっとしたら、マンガの中の劇画というジャンルはまだAKIRAの残照の中にいるのかもしれない。

 ところで、80年代の音楽について今ちょっとだけ考えた結果CCBしか思いつかなかった。これは正常なんですか?
 
 隣にだれもいなくて、それが心地よくてさみしい。

Posted by kato takao at 2004年04月28日 04:26 | TrackBack
みんなのコメント

80年代の音楽というと、思い浮かぶのは暗い音楽ばかりです。

ジョイディヴィジョンとかドアーズ…そう言えばどちらも歌い手はこの世にはいませんね。

そんな私は80年代製造です。

Posted by: Noriko on 2004年04月30日 23:45

ドアーズは60年代だぜ

Posted by: あ on 2010年01月01日 12:56
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