なんか怒涛の日々でした。
かなり遊んでかなり働いた気がします。でも手元にお金がちっとも残らなかったので、ひょっとしたら遊んでばかりだったのかもしれません。後でごっそり儲かるのかもしれません。
生まれて初めてスノーボードをしました。なかなか危険な遊びですね。スピード感がすごい。感覚的にスキーは危なかったら安全に転ぶことができるけど、スノボは「あぶないっ!」って思ったときには転んでて、体のどこかに激痛が走っています。また、雪が硬かってん。でも面白かった。また行こう。
例によって従兄弟とその友人たちと行ったのですが、完全にジェネレーションギャップでびびりました。でもまあ、それを楽しむことも出来たといえば出来た。
で、東京で雑誌の取材とかを生まれて初めてきちんと受けました。とても疲れた。使ったことのない能力を使いました。考えたこともないことを考えさせられた。僕は「うーん、よくわからないけど」を連発して、はたしてインタビューとして成立しているのかどうかも不安です。ふう。そろそろ世の中も、「作った人がその作品を一番理解している」という幻想から目覚めるべきです。受け取った人が一番偉いんだと俺は思うね。送り手は送ってしまったら、次の瞬間からもう受け手であるべきだと思う。そして僕は、世界一僕の作品を理解する受け手というわけではない。
で、ライブを二日続けてやりました。磔磔でのライブには魔物がすんでいました。新曲がそこそこきちんと演奏できてよかった。でももっと良くせなな。その次の日のソロライブでも新曲を演奏。先月中盤の僕の苦しみが無駄ではなかったことを再確認しました。
そして、今日は例によってライブの次の日の虚脱感に包まれて過ごしました。眠っては目を覚まし、眠っては目を覚ましで、最終的に夜の7時くらいまではなんかまどろんでた。嫌な夢を見た。僕は一人で、恋人の似顔絵を書いては、ぐちゃぐちゃに塗りつぶしていた。
目が覚めたら暗くて、本当に一人ぼっちになったような気になりました。そういう時って、逆に誰にも電話できないですね。僕はカレーを食べて、本を読んで、家を空けている間に届いていた手紙に目を通しました。テレビをつけてもつまらなかったので、ビデオを借りてみました。長いこと借りたかったけど借りられなかったビデオをついにゲット。ちょっと笑って、切ない気持ちになって、ギターをポロリと鳴らしたりしてみるけど、今日は曲を作るのはやめよう。僕にはきちんとした一人の休息がたぶん必要です。
夜0:00を回ってからやっと友人に電話をしました。特に用はないのに、なんとなく長い電話。切るタイミングがつかめなくて、つまらないことをだらだら話す電話です。30分近く話して、電話を切って、また一人になって、でもさっきまでの一人とは違う。
明日はロボピッチャーの練習がある。僕はギターを抱えてスタジオに行き「やあ」とかなんかいう。古いアンプからギターの音がなって、ベースがなる。ボボボボって音がして、スネアが共鳴してジーっていう。崇さんはスネアをカンカン鳴らし、伊藤君はたんたんと準備を進める。僕は壁にもたれながら、ギターをでたらめにならして、やっとここまで来たのだな、と思う。
次の場所はそして、もっと遠い。
3/25にロボピッチャーのファーストミニアルバムが発売になることはご存知かと思いますが、僕がプロモーション用に製作したちょっとした文章があります。それは、雑誌、ラジオなどのメディアや、音楽ライターさん、CDを発注していただく店舗さんが見る資料に載っているのだけど、なかなか面白いし、けっこうがんばって書いたので、みなさんにも読んでいただきたいと思います。でも、ひょっとして、こんなところに載せてはいけない種類の文章なのかもしれないので、今回は予告編だけにして、万が一クレームが来たら載せないことにします。
僕の希望としてはワーナーから「載せちゃだめっ!」っていう連絡が来て、直後にネットを中心にして「その文書を載せろ!」っていう運動に発展して、日本中の人たちがものすごく注目する中どどーんと発表されて、みんなが感動してCDが売れまくる、という展開が望ましいです。みなさんも出来たら僕の手の上で踊っていただきたいと思います。
はあ、今日はたくさん書いた。疲れた。
Posted by kato takao at 2004年03月08日 05:16 | TrackBack
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