2004年02月19日
 
 それが紺碧であったのかどうかは今となってはどうでもいい。
 コンペキっていう言葉の響きがあまりにも美しかったので、それを紺碧だと思っただけかもしれない。
 海だったのか。それは。稜線を水平線と見紛ったのか。
 平原だったのならいい、と思う。
 ここに、海とも見紛うような平原があると信じてみたい。
 その言葉は、だれに突き刺さることもなく、ただ、土に返っていく。
 泥人形にもなれず。溶岩ほど熱くもなく。
 さて、紺碧の平原が土にまみれながら、いったい何になろうとしているのか。
 もしくはなににもなろうとしていないのか。
 われわれはわかるべきなのかわからなくてもいいのか。
 海の向こうで誰かが泣いている。
 その意味さえも知りたいと思っている。
脈絡のない文章の中で、伝えられないことの多さにうんざりしてる。
 海の向こうで誰かが泣いている。
 その意味さえも伝えたいと思ってはいる。
 希望としては。
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