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2002年11月19日


 靴下をかたいっぽだけ脱いで書いてる。

 ビールはまだ二本目で、少しも酔っ払ってなんていないのに、うまく目が開かない。
 なんでか。わからない。

 音楽が流れている。
 いつでも、どこででも耳元で音楽が流れている。
 後は聴く側の問題なのだ。
 聞こえるか。
 聞こえないか。
 聴こえるか。
 聴こえないか。
 いつも流れている音楽が聞こえないのは、
 僕のせいなのか、音楽の仕業か。

 CDを買ってみる。昨日もらったギフト券を今日使う。
 とても精錬されていて、研ぎ澄まされた音だ。
 とても上手にパッケージされていて、いくつかの感情を上手に操作する。
 でも、俺のほうがかっこいいと、思ってもいる。思ってもいい?

 ずっと夜のままだった南の島で夜が明けたそうです。世界中の人達がほっとした。
 でも、南の島の人達は、夜のままでも良かったのに、って思ってたんだって。
 笑う?
 泣く?

 「笑っていられればそれでいい」なんていわないでほしい。
 そんなふうに思ってる?ほんと?

 センテンスが繋がっていきません。きっと一つ一つの事象を繋げていかなくてはならないのだと思う。
 今日僕がぽろりとならしてみせたギターのコードと、ウミガメの産卵とも繋がっている。
 届くだろうか。ウミガメは泣いてくれるだろうか。

 本当にいいたいことは、ないんだと思う。
 今すぐこれがつたわらないと僕が死んでしまうような切迫したメッセージなんてないです。
 ぼんやり生きてる。言いたいことなんてないくせに。

 ビールがなくなったので、買いに行きます。

 忘れかけていることがある。 
 どうせならすべて忘れてしまおう。 

Posted by kato takao at 2002年11月19日 03:15 | TrackBack
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