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2002年02月03日


 うちに毎日何通かメールが来ます。掲示板にも少しづつ書きこみがされていきます。

 ハラッパカラッパが、きちんと幾人かには愛されていたのだと確認できることはやはりうれしいことです。
 でも、どことなく、別れた彼女を褒められてるみたいでかなしい。
 「しかし,加藤の前の彼女かわいかったよなあ」
 「なんでわかれたの?」

 僕の抱える不安定さは、僕の決断とは独立して、矛盾して、真っ向勝負を挑んできます。
 僕はそれに勝ちつづけなくてはならない。
 めんどくさいことだ。

 1/28にネガポジでライブをしました。そのときのアンケート。
 「かとうさん、ほんとに歌ってて楽しいですか?」

 いやもう倒れるかと思ったね。あのアンケートを見たときは。
 なんども言うけど、楽しい瞬間はあります。
 でも、ずっと継続して楽しいことはないです。
 僕の思う音楽は、いつまでも楽しいだけのものではないのです。

 だからって、お客さんに「たのしいですか?」って書かれるのも、どうかと思うけど。未熟だなあ。

 まあ、いいや。とにかくとにかく時間は流れる。哀しみも喜びも時間の濁流の中にまぎれて見えなくなる。

 僕の右手が今日つかんだものが幻だったのなら、
 明日また別の幻をつかむ。

 まあ、そんなふうにやりすごして生きてます。
 ずるでもしないとやりすごせないもんなあ。

Posted by kato takao at 2002年02月03日 01:23 | TrackBack
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