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2002年01月28日


 明日はライブです。終わりから3回目の。僕の友人もどこかで書いていたけど、なんて哀しい数え方なんだろう。

 このバンドの解散が決まってからもう2ヶ月くらいたっています。その間僕は少しも前には進めなかったのだと思う。

 何はともあれハラッパカラッパがあと3回のライブをすばらしいクオリティーで乗り越えれば、そこにはなんらかの手応えのようなものがあるのではないかと思っている。

 大至急なにかについて深く考えなくてはならないと思っている。
 でもそれがなにかわからない。

 車が走っている音が遠くで聞こえています。その中には、どこかへ向かおうとする運転手がいます。まさか自分の立てたエンジン音にこんなに耳を傾けている人間がいるなんて想像もしないでしょう。
 枕に顔をつけてみると、一瞬だけひやりとして、すぐ温かくなります。心地よい時間はすぐに終わってしまうのだと暗示しているかのようです。
 こないだ買ったコートが、ソファーの上でしわくちゃになっていきます。僕はそれをハンガーにかけて、しわを伸ばすだけの気力も残っていないのです。

 明日は、終わりから3回目のライブです。なにかが出来そうな気もするし、なにも出来ないような気もするな。

 懐かしい曲をやるつもり。
 懐かしい曲って「懐かしい」という理由だけで「よい曲」だと思われるのが気に食わないけど。

 じゃ。

Posted by kato takao at 2002年01月28日 01:05 | TrackBack
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