今日、1月と2月のライブのDMを発送しました。
それを見たらわかることなのだけど、ハラッパ=カラッパはどうやら解散します。
あと、四回のライブで終わりです。
理由はいくつかの直接的な原因と、間接的な原因があります。外的な要因もあるし、内的な要因もあります。
今のハラッパカラッパのメンバーになってから3年とちょっと。最初にハラッパカラッパを作ってから5年。今のメンバーと出会ってから8年。
それだけの年月をかけないと解散するということの本質的な意味はわかりません。
これからの時間の中で多分何度もハラッパカラッパのことを思い出すでしょう。そしてその度に信じられないくらいたくさんの感情が押し寄せるでしょう。
僕はこれからも音楽を続けていくけれど、ハラッパカラッパのようなバンドを作ることはもうないと思います。もちろん作りたいとも思いません。ハラッパカラッパでできることは、ハラッパカラッパでやりました。あれ以上の「ハラッパカラッパのような音楽」はどんなバンドにも出来ない。
僕らは、僕らという人間で飛べるであろう高さを遥かに越えて高く飛びました。僕らが伝えてきた音楽は、いくつかのハードルを予想外の勢いで飛び越え、またべつのハードルは越せるはずなのに越せませんでした。ハラッパカラッパがあったからたくさんのことを我慢できたし、ハラッパカラッパ無しでは絶対に味わえない喜びを、とても言葉にはできないほど親密な喜びをこっそりと抱え込むことが出来ました。
今までハラッパカラッパを好きでいてくれた人。本当に心からありがとう。あなたたちがいたから続けて来られました。
願わくば、われわれの音楽が、ひとときでもだれかの心にとどまったことを、一人でもたくさんの人が、ひとときでも長く憶えていてもらえます様に。
どうもありがとう。ごめんね。
Posted by kato takao at 2002年01月14日 01:05 | TrackBack
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