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2001年09月07日


 今日は午前中に少し働いて後は家でぼんやりしていた。テレビを見たり、横になったり、テレビを見ながら横になったり。
 のんびりと過ごして思ったことは、のんびりとするべきではなかったってこと。
 なにもしなかったことによって、なんか逆にせかされるような気持ちになりました。不安が増した。人生というのはすべからく辛い方向へと向かっているのかしら。

 文章を書くということを本気で考える時間があります。ふと気がつくとやけに現実離れしたところで考えこんでいます。ライターの仕事をもらおうかと思って情報誌(関西ウォーカーやぴあみたいなやつ)を作ってるディレクターと会って話したのだけど、その人の言葉。
 「情報誌で書いてはいけません。ここでは個性は必要ない。マシーンが必要なだけです。たくさん仕事をしても信頼が増えるわけではありません。そんなことは出来て当たり前だからです。そんな文章を書いて喜んでる奴らがバカなんです。あなたはここでは書かないほうがいい。もっと別の所で書きなさい」
 はーーい。

 酔っ払うと時々手がまだらになる。あんまり美しいとはいえない様相になる。
 僕はこの手でいくつかのひどい事をした。どんなに美しい言葉を綴っても、取り返せないような。
 のっぺりとしたまだらの手を見てると、のっぺりした気持ちになる。それがどんなだかはうまく説明できないんだけど。手がまだらなのか、僕の思考がまだらなのかわからなくなるんです。音楽は相変わらず沈黙で、助けてくれる気配なし。

 もうすぐ東京ライブだ。楽しみにしよう。

Posted by kato takao at 2001年09月07日 00:00 | TrackBack
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