2001年08月25日
今日のライブはあまりうまくいかなかったように思う。まあ、そんな日もある。人生は最高にすばらしい比率で作られたイチゴポッキーのようなものだ。
とても個性的なメンバーが集まってゆったりとした演奏をしたと思うのだけど、それぞれひどくクセがあって面白かった。ちなみに楽屋での会話。
ゆーきゃん「ポジティブにがんばれ、応援してるぞ、っていう人は今日はいないね」
一同「うんうん」
僕「え、俺、ポジティブに応援してがんばれっていってるけどなあ」
ゆーきゃん「いや、そんな人は『うぐいすは鳴けないままで血を吐きのたうちまわる』っていう歌詞は書かないですよ」
うーん。まあそうなのかしら。ポジティブっていうこともよくわからない。そんなこと考えてないしなあ。
ただ、時々インタビューなどを読んでいて「ぼくらの音楽を聞いて癒されたり、励まされたりするっていうのはいやなんです」っていう意見を目にするけど、それってどうなのかな。やはり音楽っていうのはなんらかの前向きなものを宿命的に内包しているものだし、自分の中の内圧を懸命に音楽というジャンルにあてはめたらそれは人をポジティブな気持ちにもっていくもんなんじゃないかなあ。
「うぐいすは鳴けないままで血を吐きのた打ち回る」っていう僕の歌詞が実は愛に満ちた言葉だっていうことにどこかで気づかれていると信じたい。
ところで「のたうちまわる」っていい言葉だと思わない?なんかぐるっとまわってかわいらしいんじゃないかしら。
そんじゃね。
Posted by kato takao at 2001年08月25日 04:42 | TrackBackみんなのコメント
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