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2001年08月01日


 さっき自分の今まで書いてたものを読み返してみてがっかりしました。なんだか訳がわからない。そのときそのときは自分ではある程度満足してるんだけど、こうして読み返してみると、あまりにも自分本意で勝手な文章ですね。だれかに上手に伝わるとは思えない。
 キーポンさんから、なかなかの人たちがこのページを見ているみたいです、っていうメールをもらったのだけど、ちょっと申し訳ないなあ、と思う。
 たぶん、僕には音楽というジャンルがたまたまあるからこういうところで、ひとりごとを言っていても読んでもらえるんだ。それはとてもラッキーなことではあるけれど。

 これは僕の持論なのだけど、よいクリエーターになるのはそんなに難しいことではないです。というより、「クリエーターになりたい」と強く思いさえすればなれると思います。だから、ある種の良い文章というのはだれにでもかけます。たった一行素敵な言葉の響きがあればそれは良い文章なのです。
 ただし、よいクリエーターでありつづけることはものすごく難しい。神様の助けが必要です。つまり僕なんかには無理ってことです。

 昔聞いた、牧師さんの言葉。「月に触ろうと思ったとき人は努力して、世界で一番高い山に登ることは出来ます。でもそこから月までの距離は埋まらない。そんなときは祈るしかないのです。そして信じるしかないのです。」
 確かにそうだと思った。僕は自分の言葉を信じる道を残念ながら選んでしまったけれど。神様のことは尊敬しています。敬っている。でもどうせ信じるなら、神様以外のものを信じます。

 ただ、不思議なんだけど、僕は神様を信じている人のことがとても好きです。

 目を閉じてまぶたの裏を見つめると旅立つことも、とどまる事もその中にあります。だから目を閉じたらすべてわかる。
 もちろん嘘です。絶対に信じないでください。

Posted by kato takao at 2001年08月01日 01:00 | TrackBack
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