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2001年07月09日


 なにもせずに過ごしました。ギターの練習をして、天井を見てしみの数を数えた。新聞を隅から隅まで読んで、ちょっと前に来た手紙に返事を書きました。ビデオを見て、散歩していくつかの電話を受けて、メールの返事を書いて、晩御飯にカレーを食べた。
 
 昨日僕は友人となかなか贅沢な時間の過ごし方をして、健やかな気持ちになったのだけど、今日もそれが持続していていました。どうもありがとう。

 コンビニにビールを買いに行って会計をしていたら、髪の毛がぼさぼさで、メガネをかけていて、痩せていて、表情がどことなく危険な男の人が入ってきた。僕はそのときにこの人と人生がつながることはけしてないけど、この人にも同じ時間が流れていて、僕が眠っているときにこっそりラブレターを書いたり、空を見上げてしんみりしたり、すれ違った女子高生に欲情したりしているのだなあ、と思ってなんだかずいぶんとしんとした気持ちになった。僕の知らないところでたくさんの生活があって、ドラマがあって、一つ一つがとても意味深く存在しているのだなあ。
 太陽は毎日沈むけれど、同時にどこかで昇っているんですね。
 あたりまえのことだけど。

 酒の量が増えています。一年前の倍は飲んでいます。飲み出す前はこれだけにしようと思うのだけど、酔っ払ったらまた買い足しに行ってしまうのです。日常生活に支障はないけれど、知らないうちに眠っていたり、変な歌詞の曲を無意識に作っていたりして奇妙な感じです。危機感はないけど、なんとなく不安です。でも飲まないほうがもっと不安だよね。うん。

 8/12日に心斎橋クアトロでライブをすることになりました。クアトロに出るのは僕の夢でした。
 4年前、心斎橋のクアトロで僕は音楽の神様を見た。
 確実に信じていいものを目の前で見た。
 それを今も信じてます。
 明日はどうかわからないけど。

 それでは。

Posted by kato takao at 2001年07月09日 01:21 | TrackBack
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