« 8 | Main | 10 »
2001年06月19日


 あいかわらずアメリカです。

 今日は朝から竹村君が仕事に行ってしまったので1人で遊ばなくてはなりません。奥さんは掃除とかをしていたので、その間歩いて30分くらいのところにあるカフェで本を読んでました。何を読んでいたかというと竹村家で唯一僕の気を引いた「老人と海」です。日差しの強い良い天気の午前中にアメリカのカフェでヘミングウェイを読むというのは型にはまりすぎのような気もするけどなかなか良いものでした。

 竹村君の家はサンディエゴにあるのだけど、市街地からは離れている住宅地なので、ちょっとした買い物にも車で高速に乗っていきます。なので僕のような旅行者は近くで本を読むくらいしかやることがないのです。

 僕はこの国にいくつかの考えなくてはならないことを抱えてやってきたのだけど、何かを考えるにはこの国はとても不適切です。国中が力いっぱいケセラセラなので、ぼんやりしてしまします。まあいいや、かえったらまたうじうじと生きよう。

 だれかこのページを楽しんでみてるのかなあ。僕はあいかわらずひとりぼっちです。

 もし世界が間違っているのなら、その間違いはだれが指摘するんだろうね。

 毎日とんでもない量のビールを飲んで暮らしています。アメリカに来てからもう僕の体重分は軽く飲んだと思う。馬鹿みたいに天気が良くて、空気が乾いていて、退屈でイノセントで6:4で幸せな場所です。多分誰かのための場所なんだろう。

 そんじゃあね。

Posted by kato takao at 2001年06月19日 15:40 | TrackBack
みんなのコメント
comment する

















*POSTを押しても自分のコメントが見えない場合、一度ページの更新をしてみてください。
*HTML不可です。
*アドレスは入れると自動でリンクになります。
*管理者の判断でコメントを削除することがあります。