マコ=マコリン
嶽=嶽さん
じゅ=じゅんこ
じゅ:二人は会ってどのくらいなんですか?
マコ:会って1年半くらい。元はベースの人がリーダーだったんだけど、その人が去年の5月に辞めちゃって。crover自体は2006年の1月1日結成。
じゅ:1月1日なんや。
マコ:そう、1月1日。でその8月くらいからやりだして。
じゅ:今って、サポートさんはいつも入ってもらってるんですか?
マコ:うん、今のところ。でもタカヤマさんっていうベースの人は今日がラスト。で、ドラムも去年3人でやろうかって話になったんだけど、考え方が微妙に違って、11月に自分のイベントやってから2人になった。
嶽:二人になってから4ヵ月くらい。
じゅ:まだそんななんだ。どうですか、二人になってよかった?
マコ:やりやすいね。
嶽:うん、やりやすい。
じゅ:意思の疎通がしやすいとか?
マコ&嶽:うん(うなづく)。
じゅ:あの「CROVER」って「CLOVER」じゃなくて「R」じゃないですか。それは意味があるんですか。
嶽:それはROCKの「R」とか…。
じゅ:おー!
嶽:最初は普通の四葉のクローバーの「CLOVER」だったんですよ。これじゃなんだなと、当時のリーダーと言ってて、字面もLよりRのほうがかっこいいなと。まあ、字面だけでも何だよなと。で、Rって意味がいっぱいあるよねって。
じゅ:ROCKのほかに何がある?
嶽:REVOLUTIONとか!
マコ:おー!
嶽:どう、かっこいい?
マコ:いいね、かっこいいね。
じゅ:ライブはどのくらいの頻度でやってるの?
マコ:2ヵ月に3本くらいですね。
嶽:うん、そんな感じだね。
じゅ:練習とかはその合間、合間で?
マコ:今はサポートに入ってもらってるからそんなに頻繁には入れないけど。その間に新曲は二人で固めて渡してるね。
じゅ:曲はどっちが作ってるの?
マコ:こっち(嶽さん)が。
嶽:で、こっち(マコリン)がアレンジ。
マコ:で、俺が文句言うの。文句係…笑。
嶽:ふるいにかけられるんです。
じゅ:けっこうボツになる曲もあるの?
嶽:そうですね、ありますね。
マコ:ちょっと前に作ったときは、最初サビだけ作ってもらってもボツになったりしたし。
じゅ:そのダメ出しは素直に「はい」って言うの?
嶽:うーん、いちお温存して持っておくんです。やっぱり捨てられないメロディってあって。でそうすると後でギター弾いてて、この曲知ってるな、あれだ!とか結構、何ヵ月前のだとか、で、聞くとやっぱりそうだって。やっぱりもう一度メロディをいじって作り直しちゃいますね。
じゅ:曲作りは何でやるんですか?
嶽:ギターですね。前はメロディから作ってたんですけど、今はパーツで作るようになって。まず、サビから作るようになったり。
マコ:まあ、曲の作り方をいろいろ変えると曲が単調じゃなくなって変わるしね。
嶽:それはある。ギターとメロディからがメインです。
マコ:それで俺が気に食わない進行を変えていく…笑。
じゅ:その気に入る、気に入らないのポイントってどのへんなの?
マコ:1回聞いてメロディとコードのぶつかり加減とか。あんまり合いすぎるとおもしろくないから、その微妙な当たり具合かな。
じゅ:合いすぎると耳に馴染みすぎちゃったり?ちょっとひっかかりが欲しいかなって感じ?
マコ:何かしら音楽においてひっかかりって大事だと思うから。そういうのを作りたい。
嶽:外していく作業をするよね。メロディがコードにはまっているのをあえて外していくっていう作業をやってる。
じゅ:組み立てて一度外してみて、またくっつけてみる。へー、そういうのっておもしろいね。一人ではなかなかできないよね。
嶽:できないですね、絶対。
後編に続きます。