エアーダイブ!
さあ、ダイビングだ!
水の世界から空気の中へ、ダイビングだ!
胎児は10ヶ月間、水(羊水)の中でプカプカと過ごしている。
当然、呼吸とか身体の機能も「水対応」である。
それが、お産によって「空気対応」に変化、それも一瞬にして
激変するのである。
だから、お産ちゅーのは、子供のほうが不安だそうだ。
未知の世界への突入。呼吸すらできるかどうかわからんくらいの
環境の激変、への自らの突入。すごい勇気だ。
だって例えば、私達がある日ある時突然、水の中に放り込まれて
そこでそのまま生きていかないといけないとしたら、
「ぎょえ〜 息できんのっ?ムリムリ〜 リームーリームー」って
思うじゃん。その逆バージョンだもんねぇ。 空気の中へダイビング!
そして、本当に、子供には光が見えるらしい。
出口の光。光を目指して進むのだそうーだ。
水の中からダイビング!
空気の中へダイビング!
光の中へダイビング!
なんにもこわくないよ〜
みんないるよ〜
道のり
あ〜疲れた疲れた。ちょっと休憩。
今日から憧れの臨月〜♪いつ産気づくかわからないと思うと、
やり残したことはないようにとHPをいろいろいじってたところ。
で、なんか疲れちゃったよ〜 休憩休憩。
絵描きの井上ヤスミチくんの出来たてホヤホヤ2005カレンダーを見て
いたら、今年の今までの道のりをしみじみと思い出しました。
ヤスミチくんのカレンダーは○○が登場するストーリーになっていて、
その他のシーンも最初に子供に教えたいような、そんな1年間の物語。
2005年が終わったら、色塗って絵本にしようかなぁ。
ここでもマンパワーだなぁ。みんなもゼヒ2005年はヤスミチカレンダー
と共に過ごそう〜!!!
さて、いろいろ思い出したので、せっかくだから書き記す。
妊娠して体験した身体のいろいろ;
抵抗できないほどの眠気(文字通り‘倒れこむ’)
つわり(つらかったー!)
出血(ビビったー!)
お腹の毛が濃くなった
乳首&乳頭がまっっっっ黒になった(梵いわく「プルーン」)
今度は不眠(つらかったー!)
肌荒れ(妊娠性皮膚掻痒症)(つらかったー!)
おしっこがちかい(めんどくさいー)
切迫早産なりかけ(つらかったー!)
鼻クソが異様に出る
動悸、息苦しい
胎動が激しくて異様に疲れたよ
静脈留
こむらがえり
便秘(した後の爽快感とはとんとごぶさた…)
痔(そしてついに…)
超ボイン
乳汁(出るわ出るわ、溢れんばかり)
靴下履くのに一苦労、足の爪が切れん
声が変わった、と久しぶりに会ったキーポンに言われた
(どうやら酒とタバコをやめているせいで声のかすれがなくなったみたい)
あと残す未体験ゾーンは‘デベソ’なりっ!
お腹が大きくなるので、ヘソがひっくり返ってデベソになるらしい!
デベソが先かお産が先か。
メンタル面はどうか:
ちゃんと産めるかの不安(子供が2kg超えるまではありましたね〜)
つわりは本当につらかった
梵との温度差(男と女の温度差か。お腹が小さいうちはしょーがないね)
自分のことながら、客席から花フェノを見る葛藤
自分のことながら、ツアーのお留守番をする葛藤
自分のことながら、梵もツアーをお休みする葛藤
代わりにユーキにドラムを叩いてもらうとゆうこと
ユーキが東京のライブでも叩きたいと言っていること
ユーキの思い、梵の思い、私の思い。
花フェノにいつ復帰できるか、すんなり復帰できるか(できるって)
子供のことになると、ずーずーしくなってきた。遠慮しなくなった。
梵が異様にかわいくてたまらない。気持ち悪いくらいだ。
お腹の中の子供の‘意志’を感じる時のなんとも言えないフシギ感
あれ、なんかこう書くとあんまり楽しそうじゃない?(笑)
いや、基本的には楽しい日々ですよ。
みんな優しくしてくれてとても嬉しいし。
葛藤なんて書くとオオゲサですが、まあ、バンドにしろ他の活動にしろ
仕事にしろ何にしろ、誰でもぶつかる壁だよね。別に妊娠に限らずね。
だがしかしそして、ココをどう受けてどう乗り越えるかが
私にとっても子供にとってもヒジョーーーーーーーーーーーーーーに
重要なポイントなのである。これぞまさに、ザ・胎教。
胎教っちゅーのは、音楽聞かせるとかそんなことじゃない。
私の‘性根’が胎教である。
曲がった根性は、ヘソの緒を通して子供に伝わる。
イイ根性は、子供が安心して過ごすことができる。(今も未来も)
言い訳なんかはヘソの緒を通らないのだっ!
とするに、なにも‘産休’とか‘復帰’とか境目をつけることはないのだ。
私は私でライブをしている。まわりにメンバーがいる。
それでいいじゃあないか。とゆうか、それしかないじゃあないか。
まだ葛藤が激しかった頃、花に言われました。
「オレは光子がいなくてもぜんぜん寂しくないよ」
エッ?アレッ?マジッ?肩透かしっ?なんて思ったら
「ただ、待ち遠しいだけ」
カックイ〜じゃ〜ん!
うわぁ、長々と書いて最後は花を持ち上げちゃったよ。
ヨッコイショ。
マンパワー
昨日はひっっさしぶりに花フェノライブ行ったよ。
約1ヶ月半ぶり、か。
西荻窪のほびっと村にて、アキノイサム氏個展オープニングパーティ。
共演・中山ラビらぶらぶ様♪
ほびっと村とても好きで、でも長いこと行ってなくて、
あの本屋さん(ナワ プラサード)に行きたくて、やっと行けました。
そしたら、さぁすぅがぁ(さすが)!欲しかった本、あったよ。
前にココにも書いた、赤ちゃんの記憶の本。
赤ちゃんの記憶エピソード満載。
「お空の上からパパとママがプールで遊んでるのを見たの。だから
あの人達のところがいいってひげもじゃの人に言ったの」だとよ。
まあこれはちょっとメルヘンだけど、
現実的なエピソードとしては、タレントの乙葉っているじゃん、あの人
赤ンボの時の記憶が今でもあるらしくて、
「みんな私を見てるなあ〜 知らない人ばっかりだなあ〜」とか
「私のこと触ってるなあ〜 なんで触るの〜」とか、言葉にはなって
ないけど、感覚として覚えているらしい。スゲエ。
おぉもぉすぃろぉいぃぃぃぃぃ(おもしろい)
花フェノのライブは言わずもがな、よかったですよ。
アコースティックとゆうことだったけど、最後は産まれたよまで
やったもんね、ドラムなしで。
やっぱいいわぁ〜
昨日は私が好きな花のとある歌詞を、数年ぶりに花が歌った!
懐かしのDカップギャルズ(元祖)時代に歌っていた歌詞。
花が咲いて散るまで
月が満ちて欠けるまで
お日さま昇って沈むまで
燃えるように熱いんだ
すぅばぁらぁすぃいぃぃぃぃぃ(すばらしい)
中山ラビさんは、一人で歌ったけど、一人でも大迫力。圧倒。
言霊、言霊、言霊…
魅力的な人だなあ ファンです。
アキノイサム氏の絵、とぉぉってもよかったよ。
優しい絵。色もとってもいい。まあるい感じ。
今月いっぱいほびっと村2Fレストランバルタザールで展示している
そうです。11:30〜23:30 火曜定休。(昼休みあるかも)
お問い合わせはほびっと村へ。
そして昨日は、久しぶりにみんなに会って、そして会場で出会った人が
私のお腹を触ってくれたりして、マンパワー超もらった。
ほら、しばらく体調悪かったから、家にこもってたじゃん。久しぶりに
いっぱい人に会ったら、やっぱダイレクトにパワーがいっぱいありました。
天気いいぞう!元気いいぞう?梵はよ起きろー!遊びたいぞぉぉぉ!
OUT OF TIME!
やったやったやったやったーーーーーー!!!
ついについについに、手に入れました!
ストーンズの‘OUT OF TIME’75年バージョンのCD!
嬉しくて涙がちょちょぎれています。もしかしたらたぶん
ストーンズの中でこの曲が一番好きかも!
てくらい大好きな曲で、やっとCDを手に入れました〜!
大昔、中古CD屋でバイトしてた時にこの曲を知ったの。
‘The Rollong Stones Box Single Collection’とゆうゴリッパな
三枚組に入ってて、初めて聴いた。
かなりいいかげんな店だったので、だいぶ色々とCDを頂いちゃったり
していたのだけど(笑)、この三枚組は五千円だか七千円だかかなり
高かったので、さすがに頂くことはできず(買うこともできず)テープに
くり返し録音してそれをずっと大事に聴いていました。約10年間。
最近はもうテープの音がモコモコになっていて(笑)だいぶツライものが
ありました。
そしたら、国立のDISC UNIONでこの三枚組の中古がなんと、二千円。
安いっ!買いっ! 嬉しかった〜!
もともとの‘OUT OF TIME’は66年バージョンなんだけど、
これはなんか、バンドを始めたばかりの若者達が学園祭で演奏してる
みたいな感じで(笑)。「音はずれてんじゃなーい?!」ってくらい
なんかゆる〜い感じ。(冴えない…)
で、私の好きな75年バージョンってのは、楽器やコーラスがいっぱい
入っててにぎやかで切ない感じでステキなの。
歌詞は「お前はもう時代遅れの女だ」ってゆう有り難くない内容なんだけど
なんせ曲が良いのだ。
さらに‘Single Collection’ですから、他にもいっぱい、全58曲入り。
私が持ってるストーンズのアルバムはほとんどレコードなので、
レコードプレーヤーを繋いでいない今ほとんど聴けないというさみしい
環境だったのですが、やっとこれで聴ける。嬉しい。
OUT OF TIMEもおすすめですし、‘I DON'T KNOW aka DON'T KNOW
WHY I LOVE YOU’とゆう曲もすご〜〜くいいです。
エモーショナルなとこがぐらぐらと揺さぶられる感じでイイ。
珍しく音楽についてマニアックに語ってみた、一人踊る妊婦の
曇った午後のひととき。
偉大なる予言者たち
寒〜〜〜〜い!寒いね〜〜〜!
10月の初めだというのに、10月下旬〜11月上旬の気候らしい。
今日は10月4日だ。ストリートスライダーズの蘭丸の誕生日だ。
って、なんでこんなこと覚えてるんだろ〜な〜〜〜(笑)
ストリートスライダーズを知らない人達(世代)がいっぱいいて時の流れを
感じます。ストリートスライダーズは私が青春をかけたバンドですっ!
そいで、ココに書き残すべき出来事があるのであ〜る。コレは書いて
置かなくちゃーーー なんか、残しておきたい感じなの。
妊娠が判明して間もなく、この子を「女の子だ」と断言した人が3人いる。
ヤス、忍、孝一さん、の3人である。
ヤスは、ロックバンドYARZのスーパーベーシスト、忍はスーパー画伯・
石丸忍、孝一さんはスーパーパーカッショニスト・北澤孝一、である。
3人とも別々の時、別々の場所で、である。
ヤスは私の目をピシャリと見据えて「女の子だね」と言い、
忍は私のハラを眺めながら「女だな」と言い、
孝一さんはニコリと笑って「女の子だよ」と言った。
そしてそのあまりの断言ぶりに、私はすっかり信じてしまったのである。
そして数カ月後、超音波エコーという科学的根拠によって
見事女の子であることが判明および確定するのである。
えええええええーーーーーーーーーー!!!!!
ななななななななななななーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!
一体どうゆうことなんだっ?!
3人は、確かに酒は入っていたと思う。酒は入っていた。が、でも、
なんなんだ一体。
しかし、ポイントは、全く根拠のない状況で、3人とも‘断言’し、
そしてそれを私が‘信じられた’とゆうことである。
やっぱ、‘スーパー’だからなぁ、なんかすごく研ぎすまされた感覚が
あるんだろうなぁ。
と思いつつも、「バ●と天才は紙一重」という言葉が頭をよぎるのも
否めない3人である。
う〜〜〜〜〜ん。本当にフシギなの、私。腹の中が透けて見えたのかなぁ
感覚って大きいね。感覚。根拠とかって後からついてくるもんなんだろうな、
きっと。初めに感覚ありき。
スーパー感覚を見せてくれたのは3人だけど、なんか私まで感覚が鋭く
なったような、そんな気がするよい出来事でした。
ほんとに女の子なんだよ。あー、でも生まれたらまっ先にこの3人に
気をつけなくちゃーーーーーー! 喰われそうだ(笑)