November 28, 2004

ARCADE「A/2」

RATT というバンドは、ある時期、間違いなく人気があるバンドだった。
武道館でもやったし、夜のヒットスタジオにも出てたし。
それでも、人気は下降線を辿って、解散。

で、ボーカルの Stephen Pearcy が結成したバンド。1st は基本的に RATT と同じ路線だったけど、この 2nd ではグランジっぽくなって不評・・・

ARCADE「A/2」(1994)

01. Angry
02. The Move
03. So What
04. Get Off My Back
05. When I'm Gone
06. Welcome
07. Kidnapped
08. Chain To Me
09. Room With A View
10. Your Only Age
11. Hot Racin'
12. Polaroids

グランジ全盛期、メタル・ゴッドの Rob Halford でさえその時期重さに傾倒してたけど、このアルバムも低音が強調されてる。
80年代のメタルが持ってた華みたいなのは取っ払って、無感情になろうとしてる感じ。
でも(01)とかサビで、キャッチーなメロディーが来て、やっぱりLAメタルだなぁと。(02) (04)もリフはオルタナにありがちな感じなのに、歌が入ると RATT に聴こえちゃうからね。でも、RATT を知らない人が聴くとどう感じるんだろう・・・
(03) とかダークな印象だけど「Invasion Of Your Privacy」(1985) の "Closer To My Heart" みたいだもんね。
バラードの (05) は王道で、このアルバムでは浮いてる感じがする。昔からのファンはこういうのを聴いて安心するよね、きっと。RATT ではバラードはやってなかったけど。
アップテンポの (10)(11) がまとめてラストにもってこられてるのは何でだろう。自分たちは好きだけど、世間じゃあ認められんだろうなぁって感じで、ボートラ扱いか。(11) なんか「RATT」(1983) の "Sweet Cheater" みたいなスピード感でかっこいいんだけど。
(12) は本当のボーナス・トラック。本当にオマケ。

Posted by miz
November 28, 2004 02:23 PM | TrackBack
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