今が何日で、今が何曜日かを把握しないで毎日が流れていく。
毎日なにか新しいことを思いつかなくちゃならないと思っている。
思いついたらとても嬉しいし、思いつかなかったらとてつもなく不安になる。
仕事したり、遊んだり、スタッフと話したり、全然関係ないことを考えたりしながら生活してる。
時には強い悪意を浴びたりする。不必要な悲しみがやってきたりもする。でも、総じて言えば楽しい日々だ。東京の町は、僕みたいな種類の人間には優しい。つまり、妄想を現実にしたいと願う人間にはスピードを与えてくれるという意味で。
その流れに埋没しているのは楽しい。欲望のままに生きるのとほぼ同義。
最近、自分の言葉が誤解されたり、別の解釈をされたり、突然物凄い反発を招いたりすることが少しずつ増えてきた。
たくさんの人たちが参加しているから、その中のほんの1%が誤解したとしてもそれは数十人になってしまうのかもしれない。もっと注意深くあらねばならないのかもしれないけれど、注意深いだけでは作れないものを作ってきたんじゃねえか、という気持ちもある。
身近でも遠くでも、言葉が誤解されたり別の解釈をされたりすると異様に疲れる。他人の愚かさを呪いたくなる。でもまあ、それは自分から出た愚かさである。誰かのせいじゃないんだろう。しかたないし、そんなことでいちいちしょんぼりしない自分になるしかない。
100個褒められたって、1個けなされたらやっぱり少し哀しい。
気にしちゃだめだよって言われたって、やっぱり少しは哀しい。
まったく哀しくなかったらそれはそれで問題だ。
誰かに泣き言を言いたくもなるけれど、叶わぬ夢だ。
BAKUMANを読み進めている。
これは必死で夢に向かう少年の物語ではない。
必死でビジネスにチャレンジする少年の物語だ。
それを「夢」などというあやふやな言葉で表現してはいけない気がする。
ビジネスの成功と、人生の成功が完全に一致した少年のひりひりするリアルな話だ。
ものを作るために必要なもののいくつかがこのマンガには描かれている。
クリエイティブに夢を見てしまう人々が読めばいい。
自分が生み出したものが世界を救うとはもう思っていない。
でも自分が生み出したものが世界を豊かにするとは思ってるだろ。
もっと作りたい。
もっと思いつきたい。
もっと褒められたいし、もっとけなされたいんだ。
どこかで。
私は加藤さんにワクワクをたくさんもらってます!寝る間を惜しんで仕事以外の事に夢中になるの久し振りです。
嬉しくなったり、悲しくなったり、普通の感情を持っている加藤さんだから、たくさんの人が集まるんだろうなぁって思いました。
やっぱりカッコイイです!!
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