" /> miz氏のmetal stance music review: October 2012 Archive

October 13, 2012

ヘヴィメタル(ハードロック)はダンスミュージックだ。

なんてことを言うと、99%以上の人が「このヒト何を言ってるの?」と思うでしょう。
今でこそ、インダストリアルからテクノ/トランスと混ざったメタルもあるから、
境界線もあやふやなんだけど、でもさすがにダンス音楽の要素は入っていても
ダンス音楽とは呼べないよ、と思うんじゃないかな。

その昔、僕の友人は、好きな音楽は何かときかれ、
「自分の心拍数を上げる音楽」と答えていました。
うまいことを言うなぁと感心しました。
いまいち説明になってない気がするけど。イイものはイイ、みたいな。

音楽の良し悪しを決める要素があるのは、音楽の中にあるのか、
それとも聴いたヒトの脳みその中なのか、両方なのか、興味があるところだけど、
わけが分からなくなりそうなので、今日は考えないことにする。

それはさておき、音楽には2種類ある。
気分を盛り上げてくれるものと、静めてくれるもの。
ということにしておこう。

そして気分が盛り上がるものは、ある意味ダンスミュージックなんじゃないかと。
盛り上がることを想定して作られた音楽も、ダンスミュージックなんじゃないかと。

メタルもテクノも、気分が盛り上がって体を動かすという点では共通するんじゃない?
ヘッドバンギングだって、モッシュだって、ダンスの一種でしょ?

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GARY MOORE「A Different Beat」(1999)
VICP-60921

garymoore_0.JPEG

01. Go On Home
02. Lost In Your Love
03. Worry No More
04. Fire
05. Surrender
06. House Full Of Blues
07. Bring My Baby Back
08. Can't Help Myself
09. Fatboy
10. We Want Love
11. Can't Help Myself (E-Z Rollers Remix)

ハードロックのギタリスト→ブルース、
そしてこのアルバムでは打ち込みバックにギターと歌を披露するギャリー。
Fatboy Slimなんかのいわゆるビッグビートが一般的になっていたので
打ち込みのロックも世界的に違和感が無い。彼にとっての時代の音だったんでしょう。
(09)なんて名前からしてモロだしね。
ジミヘンの(04)もはまってて、盛り上がること間違いない。

やっぱり生のドラムじゃないとグルーブが・・・なんていう人もいるが、
生ドラムのロックのコンサートよりも機械のビートのテクノやハウスのほうが
踊りに向いていると思われている皮肉。いや皮肉じゃないか。
生ドラムはじっと座って鑑賞するもので、機械のビートは、
それを基準に自分の中にノリを作るためにあるのかな?

楽しければどっちでもいいんだけど。

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ユーチューブって観ると罰金刑になるの?

Posted by miz at 12:51 PM | TB | コメント(0)


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