" /> miz氏のmetal stance music review: May 2007 Archive

May 30, 2007

ガンズのリスケ発表、チケットの発売日が近づいてきましたが、僕は多分行きません。
高いし、遠いし、今のメンバー誰?

A Tribute To GUNS N' ROSES「Appetite For Reconstruction」(2002)
TECI-24123

tribute_guns.jpg

01. Welcome to the Jungle / Kevin Dubrow of Quiet Riot (INTERFACE remix)
02. Rocket Queen / John Corabi of Union (SIGUE SIGUE SPUTNIK remix)
03. It's So Easy / Taime Downe Of Faster Pussycat / Newlydeads
04. Night Train / Joe Leste of of Bang Tango (ASTRALASIA remix)
05. My Michelle / Phil Lewis Of L.A. Guns (KFMDM remix)
06. Think About You / Steve Summers of Pretty Boy Floyd (DIE KRUPPS remix)
07. Out to Get Me / Marq Torien of Bullet Boys (MEEKS remix)
08. You're Crazy / Steve Rochelle of Tuff (SPAHN RANCH remix)
09. Paradise City / Kory Clarke of Space Age Playboys/Warrior Soul (SHEEP ON DRUGS remix)
10. Mr. Brownstone / Joe Leste of of Bang Tango (ROSETTA STONE remix)
11. Anything Goes / Kelly Hanson of Hurricane (THE ELECTRIC HELLFIRE CLUB remix)
12. Sweet Child O' Mine / Jizzy Pearl of Love/Hate (EX-VOTO remix)
13. Welcome to the Jungle / Kevin Dubrow of Quiet Riot (PIGFACE remix)

トリビュートするんなら曲順もそろえて欲しかったな。
僕の意見では、これは、ガンズの名を語ったハードロッカーのためのインダストリアル入門用サンプラー。
参加してるシンガーの名前を見ると悲しくなるけど。小遣い稼ぎか。
ボーカルよりもリミキサーに注目したい。

(04)は原曲の面影はまったくなくなってるが、これはこれでよい。フロア向け。
さすが大御所(05)のKFMDM。かっこいい。が、原曲のイメージは台無し。ボーカルが邪魔に思える。
同じく大御所の(06)は原曲のイメージを残しつつガバに。これはいいよ。このアルバムの中ではだけど。PBFのやりすぎ感のあるねちっこいボーカルと相俟って新しい空気を作ってる。
(07)も原曲のイメージをかなり残しているが、そのせいで逆に違和感がある。でも面白い。MEEKS、覚えておかないと。
SPAHN RANCHは好きだが(08)はいまいち面白くない。
こういう企画には最もイメージのそぐわないコリーが歌っていることがショックな(09)。SHEEP ON DRUGSはオリジナルを聴いてみたいアーティスト。
(10)はROSETTA STONEならこうだろうという、安心感というか、期待通りというか。ボーカル要らない。
リアルに悪魔主義らしいEHC。デスメタルプロジェクトもやってるだけあって、ロックな感覚はこのアルバムで一番。何より、FOREIGNERで来日してしまった元HURRICANEのケリーの歌のウマさを生かしているところがすばらしい。
次はこのアルバムで一番の出来の(12)。ボーカルはさておき(好きなsingerではある)、アレンジが原曲のイメージを発展させているところがいい。リズムの五月蝿さもさておきだが、サイケな感覚が入ってていい。

そして最後のPIGFACE!!!。さすがインダスのスーパープロジェクト。って、本当にあのプロジェクト全員でやったん?

結論として、ガンズファンは聴いてはいけません。インダストリアルのサンプラーです。

Posted by miz at 01:16 AM | TB | コメント(0)

May 23, 2007

いろいろあるよねー。毎日。まぁ、凹んだり凸ったり。
IT業界で使われる言葉で、デスマーチってのがあるんだけど、僕が参加してるプロジェクトではそれが起こっているらしい。
らしい、っていうのは僕はその列には参加してないから。その行進が到着するのを待ってる感じ。
コンピューターはヒトを幸せにするために存在すると思いたいんだけど、お互いにダメージを残して妥協点に落ち着くパターンが多い気がする。大手の仕事。
同じ歩くような速さなら、穏やかに生きたいもんだけどね。

SEPULTURA「Dante XXI」(2006)
VICP-63397

sepultura.jpg

01. Lost (Intro)
02. Dark Wood Of Error
03. Convicted In Life
04. City Of Dis
05. False
06. Fighting On
07. Limbo (Intro)
08. Ostia
09. Buried Words
10. Nuclear Seven
11. Repeating The Horror
12. Eunoé (Intro)
13. Crown And Miter
14. Primium Mobile (Intro)
15. Still Flame
16. Screaming For Vengeance

アンダンテとは程遠い、痙攣するような音楽。ブラジルのスラッシュのバンド。だけどボーカルはアメリカのハードコア出身。
ダンテの神曲にインスパイアされた、って言われてもよく分からんけど。ダンテ21。
コンセプトアルバムっぽい事を言いながら、そんな小難しくなく、結構ストレート。
SEがありきたりなラウドミュージック(・・・)ではない雰囲気を出してるけども。
CELTIC FROSTの「Into The Pandemonium」をより激しくしたような、Thrash + Death + Gothic みたいな(08)が好き。
全体的にあの名盤を意識してるけど、たどり着いてない感じ。
ボートラの(16)は・・・スクリームしてないからダメ。

オレには珍しく、発売直後に買ったんだけど。


Posted by miz at 12:39 AM | TB | コメント(0)

May 15, 2007

前々から欲しいと思っていたキッチンカウンターを買いました。
天板がアルミのやつ。
「独りで生きていく決心がついたか?」なんてからかわれるけど、無視(笑)
これは趣味のための買い物だから。

これで料理が楽になるかと思ったら、まだ慣れてないからそっちを使わずに
つい流しの上にまな板を置いてしまう。

どんどん荷物が増えて、引越しするときが大変だなぁとぼんやり思う。
CDもすごいし。
どんどん重くなる。

RACER X「Getting Heavier」(2002)
UICE-9003

racerx.jpg

01. Dr. X
02. Lucifer's Hammer
03. Golden God
04. Bucket Of Rocks
05. Go-GG-Go
06. Heaven In '74
07. Everything's Everything
08. Empty Man
09. The Siren's Eye
10. Ghost Dance
11. Endless
12. Catapult To Extinction

RACER Xは1st,2ndから聞いてるよというファンにはポップすぎるかな。
初期のマイナー臭がよかったという意見も判る。
MR.BIGを通過して、聞きやすいスタイルになったか?ギターソロはやっぱりすごい。
初期のメタルっぽさはないけど、MR.BIGよりはロックしててかっこいい。

(01)も好きなんだけど、1曲目がこれというのは、ちょっと。早弾スピード・メタルで入ってくれることを期待してたのに。
スコットのドラムが気持ちいい(02)、ギターソロがまた気持ちいいくらいに弾き倒して、早弾好きには玉ランだろうな。
ファズの効いたベースから入る(04)は若干BLACK SABBATHを髣髴とさせるブルーズ・ロック。そういえばサバスのカヴァーもやっとったな。あれに触発されたか。
さわやかな(06)とかもう(笑)。
イントロがちょっとVAN HALENの"Ain't Talkin' 'Bout Love"風の(08)は何となくインギーの初期を思い出すのは僕だけ?
何だかんだいって、ジェフが歌ってたらRACER Xだな。

「Snowball Of Doom 2」という2枚組みライブとカップリング。都合3枚組み。
全部通して聴くと重い・・・。

Posted by miz at 01:56 AM | TB | コメント(0)

May 11, 2007

僕はコレクターだけど、オフィシャルもの以外はめったに買わない。
どうしても聴きたいというブートがないっていうか、ブート情報に疎い。
オリジナルが手に入りにくいときはコピーを買ったりもするけど、最近はコピー自体もあんまり見かけんもんね。
15年位前やったら、板起こしのCDを結構買ってたんだけど。

PRAYING MANTIS「Time Tells No Lies」(1981)
PCCY-01289

prayingmantis.jpg

01. Cheated
02. All Day And All Of The Night
03. Running For Tomorrow
04. Rich City Kids
05. Lovers To The Grave
06. Panic In The Streets
07. Beads Of Ebony
08. Flirting With Suicide
09. Children Of The Earth
10. Thirty Pieces Of Silver
11. Flirting With Suicide (Live)
12. Panic In The Streets (Live)

幻の名盤としてセーソク氏が紹介したせいか、15,6年前はアナログで1万円かもっと値段がついてて、聴いてみたいけどそこまで払えんんあぁって、しばらく忘れてたらCD化。
ジャケットの幻想的なロドニー・マシューズの絵と色調から、壮大な音楽を期待してたら、意外とポップな(01)でビックリ。意外と、というかハード・ポップだ。これがNWOBHMの名盤?とか思ったけど、ブギーとポップがNWOBHMの特徴だと後になって気づく。
(05)は物悲しい名曲。後半の盛り上がりも含めて。この曲が一番想像してたイメージに近い、期待通りの曲。

Posted by miz at 09:33 AM | TB | コメント(2)

May 10, 2007

仕事中に、何故か急に英文法の質問をされた。
「miz氏だったら知ってると思って。」
うん、それは平叙文の形にして、ココがコウだからコウなるってことなんだよ
「文法の授業では習うけど、会話では全然使いませんよね?」って。
確かに。あんまり使わんかもね。習ったけど使わん英語ってあるよね。
メタルで覚えた英語もめったに使わんけど。バンド名とか曲名とかね。
たまに使うとネイティブに「何でそんな単語知ってるの?」とか言われたこともある。
例えば、obituary。死亡記事なんて日本語でも普段使わんのやけど、そのときはそういう会話をしていたのよ。

OBITUARY「Back From The Dead」(1997)
RRCY-1044

obituary.jpg

01. Threatening Skies
02. By The Light
03. Inverted
04. Platonic Disease
05. Download
06. Rewind
07. Feed On The Weak
08. Lockdown
09. Pressure Point
10. Back From The Dead
11Bullituary (Remix)

疾走感のある(01)はなんか昔(それまで)と違う。声もなんかあっさりした?
でも(02)から往年の引き摺るリフとデス声。
今のデス系に比べるとあっさりしてるけど、昔はCELTIC FROSTとかこのOBITUARYの禍々しい雰囲気は、スピードで押し流さない分、余計に狂っていると感じたもんだが、いま聴いてもやっぱり狂ってる。

CD-EXTRAでライブ映像とか見れるんだけど、CGのポリゴンとか色調が懐かしい。
10年前はこういうのでもスゲーって思ってたんだけど。


(11)はラッパーとの共演で、まあこんなもんか。
リズムがデスメタルなのに、ラップを乗せる違和感は面白い。
こう改めて聞くと、意外とブルージーというか、ドゥームっぽいんだ。昔のデスメタル。

Posted by miz at 12:57 AM | TB | コメント(0)

May 07, 2007

西日の当たる職場は、室温30度。5月でよ。
8月になったらどうなるんやろう。
座りっぱなしの仕事なので、フトモモにジットリとアセをカキます。
たまに立ち上がって、張り付いたズボンをはがしたり、
トイレの個室に入って、ズボンを下ろしたり(便座に座るとアセでくっつく)
こんなの初めてやわ。

(いや、初めてではないかも知れんけど、ここはひとつ話の流れということで、、、)

O.S.T.「Fast Times At Ridgemont High」(1982)
FullMoon/Elektra / 60158-2

ost_fasttimes.jpg

01. Somebody's Baby / Jackson Browne
02. Waffle Stomp / Joe Walsh
03. Love Rules / Don Henley
04. Uptown Boys / Louise Goffin
05. So Much In Love / Timothy B. Schmit
06. Raised On The Radio / Ravyns
07. The Look In Your Eyes / Gerard McMahon
08. Speeding / The Go-Go's
09. Don't Be Lonely / Quarterflash
10. Never Surrender / Don Felder
11. Fast Times (The Best Years Of Our Lives) / Billy Squier
12. Fast Times At Ridgemont High / Sammy Hagar
13. I Don't Know (Spicoli's Theme) / Jimmy Buffett
14. Love Is The Reason / Graham Nash
15. I'll Leave It Up To You / Poco
16. Highway Runner / Donna Summer
17. Sleeping Angel / Stevie Nicks
18. She's My Baby (And She's Outta Control) / Palmer/Jost
19. Goodbye, Goodbye / Oingo Boingo

邦題「初体験/リッジモント・ハイ」という映画のサントラ。
観たんだか観てないんだか覚えてないけど、キャストとかスタッフが豪華ですね。
ショーン・ペンが出とるよ。
あの頃ペニー・レインと」のキャメロン・クロウの初脚本、映画界デビュー作だそうで。
ニコラス刑事が刑事になる前にちょっと出てるとか、

音楽のほうも豪華で、有名どころがずらり。
全然有名でないけど、(06)なんか結構いい曲。
ハード・ロック系で行くと、ギターを弾くロバート・プラント(と僕が呼んでるだけ)の(11)と、MONTROSEとかVAN HALENでの活動で一般的に有名なサミー・ヘイガーの(12)が目玉ですかね。
というか僕はそれ目当てに買いましたが。
80年代の憧れのアメリカを思い出させる軽快な曲がそろってます。

音楽もいいので、近いうちに借りて観ようかと思います。

Posted by miz at 11:32 PM | TB | コメント(0)

May 02, 2007

こないだ久しぶりにブート屋に行って。
さっぱり分からんよね。情報を持ってないから。
僕はそんなに熱心なリスナーじゃないんです。
ブートはめったに買わん。

NIRVANA「Bleach Sessions」(2001)
Tupelo Recording Company / TUP BS CD 666

nirvana.jpg

01. Beeswax
02. Mexican Seafood
03. Pen Cap Chew
04. Mr Moustache
05. Blandest
06. Downer
07. Floyd The Barber
08. Paper Cuts
09. Spanks Thru
10. Sifting
11. Aero Zepplin
12. If You Must
13. Hairspray Queen
14. Blew

SUB POPのロゴは張ってあるけど、SUB POPじゃないんだよね。多分、ブート。
コピーライトとかのクレジットがまったく入ってないし。
でも、こういう音楽はクリーンなミックスよりも、こういうラフなほうが雰囲気があって好きだな。
タワーとかで売ってたから、結構な枚数が出回ってるんじゃなかろうか。

内容については、僕はよく分からんので、このページを参考にしてください。

「Incesticide」も持ってるけど、聞き比べる余裕はなし。

Posted by miz at 09:02 PM | TB | コメント(0)

ゴールデンウィークの真ん中、出勤はするけどゆるいモードで仕事してます。
休んでるヒトも多いしね。
早く帰ってジムで筋トレして、
21:30。地上に出てきたら珍しくメールが。
飲みの誘いか?って思ったら、仕事だ!
保守してるサーバーに警報が出たとな。
今から出勤か?それにしても情報が少なすぎる。
情報を要求して、待つこと2時間。(長いだろ)
23:30。メーカーの担当者が現場に入って調査するとのこと。
報告に矛盾がある気もしないでもなかったが、ハード障害というより、人的ミスのような内容。
とりあえず明日はいつもより早く出勤することになった。
もし深刻な事態だったら残りの連休はないぜ。月曜の朝までに復旧させんといかん。
何でこの時期(明日の朝までにという状況よりはましだけども)、と思うけど、そういう契約だから。それが使命だから。

THE MISSION「Children」(1988)
32PD-456

themission.jpg

01. Beyond The Pale
02. A Wing And A Prayer
03. Fabienne
04. Heaven On Earth
05. Tower Of Strength
06. Kingdom Come
07. Breathe
08. Child's Play
09. Shamera Kye
10. Black Mountain Mist
11. Dream On
12. Heat
13. Hymn (For America)

THE MISSIONってニュー・ウェーブの中ではハード・ロックのノリを備えてるバンドだ。
THE CULTほどではないけど、(08)とかもろにそんな感じ。
AEROSMITHのカヴァー(11)がはいっとるし、ZEPのJohn Paul Jonesプロデュースだし。ね。
でもB!では所詮、外側のバンドだみたいな評をされたた気が。
なので、長いこと無視してたんだけど、最近のメタルとゴスの融合に慣れてる耳には、
重さは足りないけど雰囲気は十分受け入れられると思う。

Dream On の文字を並べ替えると、DOraem n、ドラエムンになるなんて話はどうでもいいか。

Posted by miz at 12:21 AM | TB | コメント(0)


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