飛行機に乗るのが好きでね。
時間の効率を考えると、始発で出かけて最終で帰るのがいいんだけど、始発に乗ると眠くて気が付くと到着だったり、最終は夜景で（それはそれできれいだけど）飛んでる間は何も無いし。
で、今回は昼に出かけて夕方に帰ってみました。もちろん日帰りではないです。
明るい東京は見渡す限り荒涼とした都会。明治神宮と新宿御苑、赤坂御所、皇居と連なってるのをみて、意外と近いなと思う一方、果てしなく広がる関東平野。美しくない。
この時期は山梨とか長野の山々が雪をかぶっててきれいなはずだけど、今回はあまり無く。それでも山の形はきれいだね。自然の造形。
それから雲。あの雲平線とも言うべき、太陽の光を反射する白い雲はいつ見てもうっとりします。
夕暮れに赤みを帯びていたり、エアブラシで描いた絵のようなグラデーションは本当に美しいです。
飛行機に乗ってると騒音はあるけれど、外は冷たく静かな景色が広がっていると思うと身震いします。
高所恐怖症なんだけどね。

AMORPHIS「Am Universum」(2001)
VICP-61329

01. Alone
02. Goddess (Of The Sad Man)
03. The Night Is Over
04. Shatters Within
05. Crimson Wave
06. Drifting Memories
07. Forever More
08. Veil Of Sin
09. Captured State
10. Grieve Stricken Heart
11. Too Much To See

メロディック・デス・メタルの流れで注目されたバンドではあるけど、最早ジャンルを超えた音楽。
ゴスとかニュー・ウェーブ的な雰囲気もある。ゴス・メタルのコテコテな感じはしない力強さを残しているところが好き。
力強いというより、ボーカルの無骨な感じというか、無愛想な感じというか。
フィンランドのトラッドは全然わからんけど、この荒涼とした寒さを感じさせながら激しい音楽というのは、やはり彼らの育った国の印象かなと思う。
一度行ってみたい国のひとつです。

(01)からディレイとワウの使い方がいい。冷めたサイケデリック。
冷たいけど熱い世界。
ボーカルもデス声もハイトーンも使わない、地に足の着いた感じ。
メタルとしては物足りないかもしれないけど、この語りかけるようなボーカルに僕は惹かれる。
過激さだけでいいのか？メタルは虚構の世界を描くけど、欲しいのは激しい虚構だけじゃない。
このバンドは過小評価されすぎだ。

納豆好きなんやけど、スーパーに買いに行ったら売り切れてた。
何で？って思ったら、あるあるでやったげな。
納豆でやせるってほんまかいな。
と思ってたら、うそでしたと。
今までの放送も信頼できんくなるよね。本当のことは何も無かったんじゃないかって。

21 GUNS「Nothing's Real」(1997)
VICP-60176

01. No Soul
02. Underground
03. Kings Vengeance
04. Come On In
05. U & I
06. Nothing'S Real
07. Movin' On
08. Mister Mofo
09. Wolves
10. The Otherside

ハード・ポップだった1stから5年経って発表された、落ち着いたハード･ロックの2nd。
ボーカルがPSYCHO MOTEL（IRON MAIDENのAdrian Smithがやっていたバンド）のSolliに変わってます。
(04)(05)なんてアレンジ変えればバリバリポップになりそうだけど、Scott Gorhamはそうしたくなかったんか。
それでも(04)はお勧めの1曲です。
(02)でちょっとLIZZYっぽいギターが出てきて、(03)でセルフ･トリビュート。こういう選曲好き。

2006年は結構ライブに行ったけど、CDの新譜を買わない1年でした。

新譜で買ったのは、これだけ。

THUNDER「Six Shooter」EP
FAIR WARNING「"Don't KeepMe Waiting"」
FAIR WARNING「Brother's Keeper」
GARY MOORE「Old, New Ballads, Blues」
RAINBOW「Deutchland Tournee 1976」
SEPULTURA「Dante XXI」

RAINBOWは新譜とはいえないけど、これはなかなかマニアックで素晴らしいリリースだったと思います。
コンサート3夜連続6枚組みだから、よっぽど好きな人で無いと聞き飽きる代物。
旧譜ばっかり買い漁ってた。
新しい音楽に興味が無いのかといわれれば、そうかもしれない。毎日新しい音楽が生まれて、面白そうだと思っても、それを試す前に次が現れて、ｱﾜｱﾜ言ってるうちに2007年だよ。
だからといってそれが悪いなんて少しも思ってないけど。
それが生まれた時じゃなくて、それと僕が出会った時が始まりだと思う。

にしても2006年に行ったライブと買ったCDでダブるものが無いから悩むなぁ･･･

なにやら言い訳めいていますが、そろそろ行きましょうか。

大賞の前に特別賞を。

「ほんじつ私はふられました」というキャッチー過ぎる歌いだしで茶の間に衝撃を与えた、熊木杏里。
歌詞は本人作じゃないと聞いてちょっとガッカリだったんだけど、ブログのコメントを介して別のアルバム薦められて聴いてみた。そしたら全てが最高だとは言わないけど、独白のような歌詞と澄んだ声がよくてね。年末のヘビーローテーションになってました。
ヨウツベでも観れるみたいなので、時間があるときに試してみてください。

それでは

ダララララララララララララララ

輝く、2006年のmiz氏のミュージック大賞は

ANVIL@Loud Park 06です！

最新のアルバムは2004年だけど。（しかもそれを僕は持っていないんだけど）
来日すると聞いてやっとフェスのチケットを買ったという、僕を動かしたバンドです。
中学生のときに初めてANVILのレコードを聴いたときの感動も、大学生のときにTOMMYSのE田君に見せてもらった"School Love"のビデオの興奮も（LIPSの首の動きを二人で真似てました）、社会人になってネットで最初に検索して見たサイトがANVILのサイトだったことも、そのサイトの管理人のガロさんにメールしたことも、午前中のライブだったにもかかわらずハードコアなオールドスクールメタルヘッズの盛り上がりも、いろんなことが頭の中によみがえって、僕を20年間動かしてきたきっかけの一つがここにあるんだなぁと、改めて実感したわけです。

ONSLAUGHTにしようかどうか迷ったんだけど、今年新譜が出るので、2007年の大賞候補にとっとく。

僕が持ってるANVILのアルバムの中で最新の。

ANVIL「Still Going Strong」(2002)
MASSACRE MAS CD0330

01. Race Against Time
02. In Hell
03. Holy Wood
04. Still Going Strong
05. Don´t Ask Me
06. Waiting
07. White Rhino
08. What I´m About
09. Sativa
10. Defiant

ちなみにANVILはロンセクと同じトロントの人ですよ。

--
参考までに・・・
2005年の大賞
2004年の大賞
2003年は記録なし
2002年に行ったライブ

01/13(金) DREAM THEATER
02/11(土) DANGER DANGER
03/17(金) HIM
03/24(金) THE ROLLING STONES
03/25(土) WASTED GENERATION 他
03/28(火) 三上寛
04/08(土) RON SEXSMITH
05/21(日) WHITESNAKE
05/22(月) DEEP PURPLE
06/10(土) SHEENA ＆ THE ROKKETS
06/11(日) カリフラワーズ 他
06/30(金) SUPER GIRL' JUICE
07/01(金) DUDMAN 他
07/21(金) DUDMAN 他
08/12(金) ちえみジョーンズ 他
08/27(日) DUDMAN 他
08/29(火) ちえみジョーンズ 他
09/03(日) 下北フレンド 他
09/10(日) DARK TRANQUILLITY
09/16(土) THRASH DOMINATION（DEATH ANGEL 他）
09/30(土) WASTED GENERATION 他
10/05(木) RON SEXSMITH
10/07(土) ETERNAL ELYSIUM 他
10/14(土) LOUD PARK(ANVIL, ANTHRAX 他)
10/08(日) NAMIE AMURO
10/17(火) CHEAP TRICK
10/28(土) IRON MAIDEN
11/19(日) WHO THE BITCH
11/16(木) MICHAEL SCHENKER GROUP
12/03(日) MADREDEUS
12/12(火) 黒鮫 他
12/17(日) 鶴坊, APPLE FISH MONDAY 他

手帳をめくると、去年は32本のライブを観てました。
平均すると毎月3本弱。今年も結構行きましたね。

2006年はスラドミやラウパーなどかなりメタル度の高い1年でした。
ONSLAUGHTのメンバーに会ったり、はじめてメタルのオフ会をやったり。

それぞれのライブにさまざまな思い出があるけど、まさか観る機会があるとは思わなかったスラドミでのONSLAUGHTのパフォーマンス。メンバーにまで会わせていただきました。
これまたまさか観ることがあるとは思わなかったANVILなんかも思い出深いです。
トロントで観たロンセクも。現地についてホテルにチェックインしてホールに走っていったという、こんな慌てたのも初めて。
ドリシのパープル再現はギターがいまいちだったにもかかわらず、ネットでは完コピという評があってげんなり。
ホワスネは、ダグとレブが新しいエネルギーでバンドを復活させた感じが。
DUDMANのネイトと知り合って、久々にHC。おまけにVIVISICKというかっこいいバンドを知ることができた。
TERROR SQUADもいいライブだった。バンドもよければ客もよかった。
アムロは、あんなダンスのショーを子供の頃に見ていたら、バンドじゃなくてダンスをやりたくなっていただろうと思った。
MSGはマイケルいまいちと思ったら、次の日はギターを投げて帰ったらしい。

今年はどんなライブを見るんでしょう。

--

1月1日の夜明け前から、ちょっとしたサプライズにあってギターを弾きました。
緊張したー。でも楽しかった。
今年はもうちょっとギターを練習してみます。