" /> miz氏のmetal stance music review: November 2005 Archive

November 21, 2005

ビールで軽く酔って、うたた寝をした。
雷が鳴ったような気がして目が覚めた。
夢だった。
遠くで何かが壊れるような音だった。
もの凄いエネルギーのはずなんだけど、
僕が意識を向けた時には、
微かに、繊細な、残響になっていた。

PINK FLOYD「Delicate Sound Of Thunder」(1988)
42DP-5294~5

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Disc 1.

01. Shine On You Crazy Diamond
02. Learning To Fly
03. Yet Another Movie
04. Round And Around
05. Sorrow
06. The Dogs Of War
07. On The Turning Away

Disc 2.

01. One Of These Days
02. Time
03. Wish You Were Here
04. Us And Them
05. Money
06. Another Brick In The Wall
07. Comfortably Numb
08. Run Like Hell

PINK FLOYD の大ファンというわけではないし、ライブ盤だからといって特別な感動もないけど、
ヒプノシスのジャケットは大好き。
鳥が群がった人物を見つめる、電球で着飾った男は、何を意味するのか。
ジャケットは音楽のイメージか、音楽がジャケットのサウンドトラックなのか。

どっちでもいいか。

やっぱり (2-1) 「吹けよ風、呼べよ嵐」は有名だし、耳が反応する。
「鬱」アルバムに入ってた(1-6)も好き。
音もそうだけど、ライブではレーザー光線の迫力のステージらしいから一度は観てみたい。

邦題が「光~Perfect Live!」だから、原題は、当然のように、「Perfect Live」だと思ったら全然違う。
原題に比べて邦題はセンスが悪いと思う。なんで、パーフェクトライブ?
「原子心母」みたく直訳して「微雷音」でもいいじゃないか。

どっちでもいいか。

村上龍がコメントしてるのが凄いなあと思う。

Posted by miz at 11:52 PM | TB | コメント(4)

November 13, 2005

遅くまで飲んで、4時過ぎに寝たのに、
マンションの下に集まった人の声や車のドアの開け閉めの音で
7時に目が覚めた。
ハイキングか何かに行くらしい。

早く目が覚めた日には、新宿御苑へ。
菊花壇展をやってた。
1株から100輪の花を咲かすなんて、手の込んだ芸術だよなぁ。
これが菊?っていうような一文字菊とか面白い。

菊を見た後は、バラ園に。その次は栗に行きたかったけど、なかった。鳥の巣も見えなかった。
(菊のある日本庭園から出たところにイチョウがはえてて、踏み潰された銀杏の香りがした。)
なんとなく妄想。

OOMPH!「Unrein」(1998)
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01. Mutters schoss
02. Unsere rettung
03. Die Maske
04. My hell
05. Gekreuzigt
06. Zero endorphine
07. Willst du mein Leben entern?
08. (Why I'll never be) clean again
09. Unrein
10. Anniversary
11. Foil
12. Bastard
13. Another disease
14. Meine Wunden

ドイツではシングルチャート1位になってたりする有名なバンドだそうだけど、日本盤は出てない。
インダストリアルが好きな人は多少知っているかもしれない。
バンド名が変わってるなぁと思ったら、英語だった。意味をみて、こんな単語あったんだねぇと、初めて知ったよ。
バンド名は英語だけど、アルバムタイトルや曲名はドイツ語。この辺の感覚は日本と同じか。
(タイトルの Unrein は、汚れてるとか、いかがわしいという意味。)

結構好きな温室で、フトモモの木を見て帰りました。フトモモ。

Posted by miz at 07:10 PM | TB | コメント(0)

November 06, 2005

むかし働いていた会社の同僚の結婚式に行った。
ソフトモヒカンよりももうちょっとえぐい感じの髪型で。
みんな歳をとってオッサンくさくなっていて、僕は当然のように浮いてた。
隣に座った元同僚から「miz は昔からパンクやったもんね~」と言われた。

という話をしたら、ちえみJに笑われた。

NIGEL KENNEDY & THE KROKE BAND「East Meets East」
TOCE-55574

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01. Ajde Jano
02. Lullaby for Kamila
03. T 4.2
04. Eden
05. Dafino
06. Jovano Jovanke
07. Ederlezi
08. Kazimierz
09. One Voice
10. Tribute to Maria Tanase
11. Time 4 Time
12. Vino
13. Lost in Time
14. Kukush

ナイジェル・ケネディ。別名パンク・パガニーニ。
1990年にヴィヴァルディの「四季」を演奏したCDを200万枚売り、クラシック史上最高の売り上げを記録したとされ、ギネスブックにも載ったナイジェル・ケネディ。
クラシックなのにパンク・ファッションだったり、クロスオ-ヴァーな音楽活動をして変わった人。
今回は、ポーランドのユダヤ音楽バンド、THE KROKE BAND との共演。
僕は東欧の音楽というのはあまりよく知らないけど、まさに東欧っぽい気がする。
アコーディオンの音がジプシー音楽を思い出させるからそう感じるのかもしれない。
(03) はフュージョン/プログレだ。Ginger Baker Trio を思い出すイントロの雰囲気から徐々に盛り上がり、歪んだエレクトリック・ヴァイオリン(たぶん)が暴れて、決めのフレーズからカチッとテーマのメロディをバンドで繰り返す。この曲はベースが入ってて、演奏はMo Fosterだ。
民族音楽で盛り上がるのは、やはり、ダンスチューンで、(05)(14)のアッパー加減はなかなか来てます。
僕にとってクラシックのヴァイオリンのイメージを伝える(09)(13)は、イングヴェイとか好きな人にもアピールするかも。物悲しくて熱い。

プロデューサーの一人に元KILLING JOKEのJaz Colemanの名前がある。

Posted by miz at 09:51 AM | TB | コメント(0)

最近、エロチックな夢を続けて観た。
それがちょっと悪い方にリアルで(途中で断られてガッカリする気分とか)、目覚めが良くなかった。
この話を飲みながらしてたら、「女が出てくるだけまし。俺は自分でする夢を見る。」という友達が。
それは目覚めが良いのか悪いのか。聞かずに、そこで話題を変えた。

MIRANDA SEX GARDEN「Iris」(1992)
ALCB-556

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01. Lovely Joan
02. Falling
03. Fear
04. Blue Light
05. Iris

グループ名と MUTE RECORDS のアーティストというだけで買った。
その二つの言葉のイメージからだと、MY LIFE WITH THRILL KILL KULT みたいな EBM のような気がしたから。

でも実際はキレイなんだけど、なんとなく呪われそうな不気味さがある、女声合唱。
古典声楽?ドローンみたいな感じ。
もともと、映画のサウンドトラックのレコーディングに誘われてデビューしたということで、
ライブで観るよりも、やはりサントラ的に感じる。
なんだけど、その前は路上ライブをやってたらしいから、恐るべし。

その後、ゴシック・ロック(メタルほどではない)というか、ハードになってました。
でもそうなると、もうあんまり怖くない。

Posted by miz at 12:17 AM | TB | コメント(2)


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