August 06, 2008

EARL SLICK「In Your Face」

いろいろ思うことはあるんだけど、秘すれば花よね。
でも、やっぱり言う。
好きなことをやって生活できれば言うことないけど、好きでもないのにやってるやつに邪魔されたくないよな、IT業。
と、大企業の凡人(以下)に言いたくなる日々を過ごしてきましたが、もう少しで解放されます。
裏方に徹するのは僕の立場ではありますが、たまには自分のやりたいようにやりたいもんです。

EARL SLICK「In Your Face」(1991)
WPCP-4621

earlslick.jpg

01. In Your Face
02. Pick N Shovel
03. Surfer Junkie Dude
04. Bottleneck
05. Slow Down Slicky
06. A Change Is Gonna Come
07. Austin Boogie Blues
08. Ghost Town
09. Manic Depression
10. Tank
11. Across The River
12. Howard Hughes
13. Lullaby For A Redhead

Earl Slick ってギタリストのソロアルバム。
David Bowieの「Station To Station」とか、John Lennonの「Double Fantasy」とかでもギターを弾いているヒトです。
80'sメタル・ファンの中に、はDIRTY WHITE BOYのメンバーだったことを覚えている人もいるとか、いないとか。「Bad Reputation」(1990)。
その後LITTLE CAESARに加入し、「Influence」(1992)を発表してます。
そして今は、SEX PISTOLSのベーシスト Glen Matlock とSlinky Vagabondというバンドをやっています。
裏方が長くて息の長い、職人肌というか、そんなギタリストです。

で、このアルバムはというと、13曲中2曲が歌入りで、残りはインスト。
なんとなくJEFF BECKを思い出すような、ブルージーかつフュージョンな雰囲気です。
ジャズっぽさは無いけど、ファンクだったり、ハードロックだったり、バラードだったり、およそロック・ギタリストなら好んでやりたいスタイルがそろっています。
ただ、そつなくこなしてる感じで、突き抜けた感じがしないのがブレイクしない理由なのかもしれません。

このアルバム制作当時はLITTLE CAESARのメンバーだったということもあり、ボーカル入りの2曲は、(06)がSam Cooke、(09)がJimi Hendrixのカヴァーで、どちらもLITTLE CAESAR(のちに MANIC EDEN)のRon Youngが歌っていて、なかなかいい出来です。
久々にMANIC EDENのアルバムを引っ張り出して聴いてしまいました。
大学のときに友達がコピーバンドをやってたのを思い出しながら。
ドラムは全編Terry Bozzioで、(05)ではEdgar Winterがサックスを吹いてます。
なかなか豪華でしょ?
僕が、中でも好きなのは(03)です。伸びやかなギターフレーズが心地いい。デケデケサーフじゃないですよ。

NYに遊びに行くときに観れたらいいなぁ。Slinky Vagabond。
ドラムは元BLONDIE。

マイスペはこっち
http://www.myspace.com/earlslick

Posted by miz
August 6, 2008 03:01 PM | TrackBack
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