January 29, 2007
飛行機に乗るのが好きでね。
時間の効率を考えると、始発で出かけて最終で帰るのがいいんだけど、始発に乗ると眠くて気が付くと到着だったり、最終は夜景で(それはそれできれいだけど)飛んでる間は何も無いし。
で、今回は昼に出かけて夕方に帰ってみました。もちろん日帰りではないです。
明るい東京は見渡す限り荒涼とした都会。明治神宮と新宿御苑、赤坂御所、皇居と連なってるのをみて、意外と近いなと思う一方、果てしなく広がる関東平野。美しくない。
この時期は山梨とか長野の山々が雪をかぶっててきれいなはずだけど、今回はあまり無く。それでも山の形はきれいだね。自然の造形。
それから雲。あの雲平線とも言うべき、太陽の光を反射する白い雲はいつ見てもうっとりします。
夕暮れに赤みを帯びていたり、エアブラシで描いた絵のようなグラデーションは本当に美しいです。
飛行機に乗ってると騒音はあるけれど、外は冷たく静かな景色が広がっていると思うと身震いします。
高所恐怖症なんだけどね。
AMORPHIS「Am Universum」(2001)
VICP-61329
01. Alone
02. Goddess (Of The Sad Man)
03. The Night Is Over
04. Shatters Within
05. Crimson Wave
06. Drifting Memories
07. Forever More
08. Veil Of Sin
09. Captured State
10. Grieve Stricken Heart
11. Too Much To See
メロディック・デス・メタルの流れで注目されたバンドではあるけど、最早ジャンルを超えた音楽。
ゴスとかニュー・ウェーブ的な雰囲気もある。ゴス・メタルのコテコテな感じはしない力強さを残しているところが好き。
力強いというより、ボーカルの無骨な感じというか、無愛想な感じというか。
フィンランドのトラッドは全然わからんけど、この荒涼とした寒さを感じさせながら激しい音楽というのは、やはり彼らの育った国の印象かなと思う。
一度行ってみたい国のひとつです。
(01)からディレイとワウの使い方がいい。冷めたサイケデリック。
冷たいけど熱い世界。
ボーカルもデス声もハイトーンも使わない、地に足の着いた感じ。
メタルとしては物足りないかもしれないけど、この語りかけるようなボーカルに僕は惹かれる。
過激さだけでいいのか?メタルは虚構の世界を描くけど、欲しいのは激しい虚構だけじゃない。
このバンドは過小評価されすぎだ。
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