August 27, 2005

DEEP PURPLE「DEEP PURPLE」

昨夜は、WHITESNAKE が再結成して、新曲のビデオ・クリップを撮るという夢を見た。"Still Of The Night In Tokyo" という曲だった。
バンドのメンバーは THE CORRS みたいだったけど、CORRS ではないといわれた。
デイヴィッドは90年頃と同じルックスをしていて、体型もほとんど変わってないから同じ衣装が着れると語っていた。
15年もクローゼットに入れてたの?
いや、桐タンスに入れてた。桐タンスは killing vermin だからね・・・
桐と killing ってちょっと無理があるなぁと思ったけど、
それも自分が無意識のうちに思いついたことだと思うと、ちょっと悲しい。

心理学者ユングはオランダの画家ヒエロニムス・ボッシュを「無意識の世界を暴く画家」と評しました。
彼の作品の中に「Garden of Earthly Delights(快楽の園)」というのがあって、これは三連祭壇画になっています。
その右パネル「地獄」という絵がメタル・ファンには馴染みが深いです。
上部は CELTIC FROST「Into The Pandemonium」のジャケットに使われていて、中部と下部は DEEP PURPLE「DEEP PURPLE」に使われています。
Mark Harden's Archiveで Bosch で検索すれば見れるでしょう。

DEEP PURPLE「DEEP PURPLE」(1969)
SPITFIRE 6-70211-5064-2

deeppurple.jpg

01. Chasing Shadows
02. Blind
03. Lalena
04. Fault Line
05. The Painter
06. Why Didn't Rosemary
07. Bird Has Flown
08. April
09. The Bird Has Flown (Alternate A-Side Version)
10. Emmaretta (Studio B-Side)
11. Emmaretta (BBC Top Gear Session)
12. Lalena (BBC Radio Session)
13. The Painter (BBC Radio Session)

2000年発売のリマスター盤です。

不気味なジャケットとは関係なくアフリカンなドラム (01) から始まる。ギターの歪みがぐしゃっとしてて気持ち悪い。ボーカルは後に CAPTAIN BEYOND を結成するロッド・エヴァンス。スムースな声が聴きやすくていい。
(02) はチェンバロがフィーチュアされてて、ハードロックというよりプログレ。ギターも聞こえないし、ジョン・ロードがバンドの主導権を持ってた事をうかがわせます。
(03)は DONOVAN の 68 年のシングル曲のカヴァー。ロッドの声が曲によくあっています。
このアルバムでは (05) が一番好き。ジョンのキーボードが暴れてます。
アルバムの最後を飾る (08) はオーケストラと競演した3部構成の組曲。プログレ。
(09) 以降はマニア向けボーナストラック。(10) が入ってよかった。
このアルバムで第1期 DEEP PURPLE は終わり。
ボーカルとベースが交代して、オーケストラと共演して、黄金期といわれる時代に入っていきます。

Posted by miz
August 27, 2005 11:03 AM | TrackBack
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