October 21, 2004
これは、とある街の HMV でバーゲン・コーナーにあったのを、予備知識もなく、このジャケはヒプノシスみたいだなぁと思って買った1枚。そしたら、やっぱりヒプノシスだった。音を聴いてびっくり!ヒプノシスということはプログレか?と思ったら、全編シンセサイザー。ニューエイジか初期テクノな音作り。でもドイツとかの実験的な音ではなく、まるでクラシックのオーケストラのようにスムースな音色で、緻密な曲構成。プログレですね。
北欧のメロデス SINERGY ではなくSYNERGY の「Cords」(1978)。
01. On Presuming to Be Modern I
02. Phobos and Deimos Go to Mars: Phobos
03. Phobos and Deimos Go to Mars: Deimos
04. Sketches of Mythical Beasts
05. Disruption in World Communications
06. On Presuming to Be Modern II
07. Small Collection of Chords
08. Full Moon Flyer
09. Terra Incognita
10. Trellis
11. On Presuming to Be Modern III
インターネットで情報を探すと、Peter Gabriel と Robert Fripp が参加していると書いているページもあったけど、僕の持ってる CD(USA盤 CHRONICLES 314 558 044-2) のブックレットには、
Special Thanks To:
(中略)
Peter Gabriel for help with the titles, Robert Fripp for the education in tape loops technique (Terra Incognita)
(以下省略)
となってるし、演奏は Larry Fast(シンセ奏者)とギターシンセは Pete Sobel ということになっている。
クレジットの話はさておき、QUEEN が「ノー・シンセサイザー」と謳ったのと全く逆の手法があったと知って、思わずにやり。(サンプル音でギター・パートを作り「ノー・ギター・アンプ」と謳ったバンド CLAWFINGEER というのもいる)
ちょっと東洋的で不思議な感じのする (04)、幻想的でプログレ好きにもきっとアピールするであろうメロディ満載の (08) なんかがおすすめ。
*POSTを押しても自分のコメントが見えない場合、一度ページの更新をしてみてください。
*HTML不可です。
*アドレスは入れると自動でリンクになります。
*管理者の判断でコメントを削除することがあります。