2006年04月06日
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今年は、実家でのんびり・・・・と行きたかったのですが、
なんと実家の師匠が、大みそかコンサートを企画してくれまして、
全然気の抜けない大みそかを過ごしました 笑
小さなホールで、お客さんも極少でしたが、僕にとって人前で
弾くということは、関係ないことです。
演奏するという行為は、お客さんの数やホールの良さや、ピアノの
状態に左右されてはいけないと思う。
僕は、何かを伝えよう、とか、感動させてやろう、とか
そんなことは思っちゃいけないと思う。
というか、そんなことは受け手の自由で感じることであって、
こちらが強制することではない。
こないだのスケートで「みなさんに感動して頂けるような演技を」と
言っていた人がいたが、そんなこと言われなくても感動するときはするし、言われてもしないときだってある。
大事なのは、
ひとつひとつの音を
大事に、
命を吹き込むことだと思う。
あとは、誰がなんと言われようと関係ないと思う。
芸術ってそういう純粋なものだと思う。
全ての人に理解してもらったり、良かったと思ってもらうことなど
はっきり言って不可能に近い。
300人に、「ありゃだめだ」と思われても、
たった一人の人に「よかった」と思ってもらえればそれで成功だと思っている。
結局は演奏というのは、聴く人が評価することだから
演奏は難しいのよね・・・
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とあるクラシックピアノを弾いてる方の日記だ。
縁あって知りべになって共演もさせていただく(7/28)。
垣根を越えて僕と共演してくださる器の大きさと
それを鼻にかけない紳士的な態度と
日頃とのギャップがたまらない。
うん。
Posted by flash