less is more


January 31, 2005

壊れる

あるバンドマンが、
ライヴ中に壊れたことがないから、
一度、壊れてみたいって言ってた。
でも壊れる勇気がないからどうしたらいいですか?
って俺に聞いてきた

俺は、壊れることを恐れずに、
とことん壊せばって言った。
とことん壊せば、
何を壊せば良いか、
何を壊しちゃいけないかが見えてくる
バンドをやってる中で、
そしてライヴ中に、
壊したいものと壊しちゃいけないものは、
自分自身にしかわからない。

壊しちゃいけないものを壊すと、
一挙に自分の肌に感じるものが襲ってくる
空気が変わる。
けどそれは一旦壊れてみないとわからないし、
その空気を覚えなきゃ
ギリギリのライブはできない
壊さなければ生まれてこないもんもある

俺は、人からすげぇテンション高いですねってよく言われるが、
俺にとってあれは普通だ!
別に無理にテンションを上げてるわけじゃない。
自然にテンションが高いだけだ
自然にギリギリの場所に近づく
綱渡りだぜ
自然と命をかけている
この綱の感覚、
要するに、生きてるライヴ感が毎回違うから、
ライヴは恐いし
真剣そのものになる
一歩間違えば落ちるし、
その日のライブはやり直しができない
だから、命がけになる
前にも書いたが、
俺のライヴを一生に一回しかみなくても、
博多ザ・ブリスコ、
ジャガー・イケミを二度と忘れさせない
俺はそんなライヴをするし、
そんなライブを常にするようにしてる
そうする事によって、
CDが売れたりするんだよ
俺は、自分の音楽を愛してるから、
それを届けたいんだ
自分の分身を聴いてもらいたい
俺はそれを全てで表現してる
ライヴってのは、
自分自身の生き様やね
大袈裟でもなんでもないぜ
俺は常にそう思って
ライヴしてる
心から
楽しんでね
真剣に
楽しいぜ

ありがとう
サンキュー

Posted by JAGUAR
January 31, 2005 10:54 PM | TrackBack




ラジオプロモーション

黒崎マーカス



less is more