September 05, 2002
笑うって何だろうな?
笑顔ってなんだ?
他人によく言われる
「いつもニコニコしてますね!」
俺は、いつもこう答える
「これが地顔なんですよ!」
俺の眉間には縦に2本皺がある
俺は昔は、ぜんぜん笑ってなかったぜ!
全てのものに喧嘩を売ってた
全部を睨みつけていた
その代償がまだ眉間の間にあるぜ!
俺の婆さんが、よくこう言った
「悲しいことがあっても笑え!無理して笑え!」
「龍彦 笑えなくても!無理して笑え!」
そう何度も言った
そん時は、別にどうでもよかった
俺が笑いたい時に笑うよ!
うちの婆さんが言う事が正しいとも思わなかった
けど、今となっては、ありがたい言葉だ
俺は、カタチから笑顔に入った
カタチで笑った
別に、これが全てじゃない
笑えない時は別に笑う必要なんてないと
今でも俺は思ってるからな
けど、笑うと不思議に力が出た
笑い飛ばすってのは、このことを言うんだろーな
そう感じた
俺の歌の「send me some lovin’」は
なんとなくその気持ちを唄った歌だ!
俺の笑顔は、カタチだ
けど、なんでもそうだが、
カタチは大切だ
どんなものでも、カタチから覚える
言葉は音で覚える
響きで覚える
意味で覚えない
覚えた後に意味を探る
そしてそれをまたカタチに直す
ギターのコードも
武道の構えも
野球のバットの振り方も
ピッチャーの投げ方も
俺が書く詩も
俺が歌うメロディーも
カタチがある
響きがある
何故なんて考えない
人間もカタチ
カタチ無いものは、カタチ有るものに宿る
全ては宿るもんなんだ
愛は、宿るもんだ
愛は言葉や動作やしぐさやに宿るもんだ
俺の笑顔はギターのコードと一緒だぜ
今日は「A」の笑顔
いや「E」の笑顔
「Am」の笑顔
マイナーにも笑顔があるの!すげぇぜ!
マイナーにも笑顔があるんだ!
これは、笑ってなくても実は楽しいってヤツかな!
本当は、踊りたかったのに、踊れなかったとかね
じゃあ実は悲しいじゃんか!
なんか支離滅裂になってきたぞ
いいんだよ
コチョコチョされても笑顔になれば
人間なんて
他人に言えない悲しみを一杯抱えてんだ
本来、笑顔に意味なんてない
意味は後からついてくるものだ
悲しくなったら、原点に戻ればいい
原点に
笑う意味を知らずに
笑らってた頃の自分に
今日も悲しかった
今日も辛かった
相変わらず
空は重い
手足をおさえつける
空はまぶしいくらい悲しい
それでも俺は笑顔だ
笑顔だ
笑ってるぜ
愉快だ
ありがとう
サンキュー