" />
追記*
今回、岡山の実家に居る間、自分もフェノミナンのみつこさんが書いている(2003.3.27)のと似たような事をしましたね。ごく身近なところでやってける事は無いかなと思って、自分と家族の間でほったらかしにされていた事柄についてたくさん話しをして、たくさん笑いました。これからも続けよう。すげぇよかったよ。身近なところに埋まっているもは数知れない。そこからはじまってゆくんだよねぇ。
『2ヶ月、お休みの中身・・・その1』
雲の中から抜け出した飛行機がまるで水泳において息継をしている選手のように見えました。
ぷはぁっー。
23日に沖縄へ帰ってきました。
2月のはじめ、キーポンに那覇空港まで車で送ってもらいます。その日は午前中、ちえみジョーンズも大阪へと向かったはずで、キーポンは宜野湾-空港-コザ-空港-宜野湾と車でバタンバタン駆け回ったと記憶しています。ありがとう。
手術のための10日間の入院が決まったのは2月中旬でした。両目の手術。目の中には「水晶体」というカメラでいうところのレンズの役割を担っている組織があって、その水晶体が白く濁ってしまったのだという。これが白内障ね(白内障というのは本来お年寄りの病気とされている)。何故そうなったのかは僕を例にあげていいうと、僕はアトピー性皮膚炎があるのですが、どうもアトピー性皮膚炎患者には若い頃から白内障にかかってしまう人が多いみたいです。原因は乾燥してかゆくなった顔を激しくかきむしったり、パンパンと叩いたりといた行為の衝撃が眼球にまで影響しているらしいです。激しく叩き続けると白内障のみならず「網膜剥離(もうまくはくり)」まで患ってしまう人がアトピー性皮膚炎患者さんには多いみたいです。僕は激しくかきむしったりとかなかったんだけど、ちょっとばかり叩いてましたね。やはり。
ようは顔面に衝撃を受けまくるボクサーと一緒です。ボクサーの方もよくこの二つの病気が理由で引退したりしますね。もしこれを読んでいるアトピー性皮膚炎の人がいたら気をつけてね。ちなみに白内障の手術は一生に一回しかできないみたいだよ。
今回体験した眼の手術はリアルでした。手術が初めてだったからかもしれないけど・・・。
眼球を切って水晶体に極細の管を通し、その管から出る超音波で水晶体を砕いてしまうとそれを吸い出し、換わる人工の樹脂のようなものを注入する。そして切り口を縫って終り。これが手術(約20分)のおおまかな行程です。
まず。
手術をする側の目に麻酔の目薬をポトポト。瞳孔を開く目薬をポトポト。30分後、手術台の上で茶色の消毒液をドボドボ流し込みながら眼球をゴシゴシと洗われる。「そんな乱暴にしちゃっていいのか?」ってほどゴシゴシ。でも痛くない。まばたきしないようにマブタを強制的に開いておくための金具を取り付けられる。カシーーーン。確か映画「時計じかけのオレンジ」でこんなシーンがあったね。さらに眼球を固定するため、透明で強力なガムテープのようなものを張り付けられる。僕の目は完全にとらえられてしまった。用意が整いましたね、先生。眼球に再度、麻酔の注射が打ち込まれます。痛みはほとんどないんだけど重い。目が重い。メスで黒目の上あたりを切られる。ただちに視界が真っ赤に染まります。言っとくけどここまではぜーーーんぶオレには見えてるからね。冗談じゃないよ。まったく。できる事なら包み隠して欲しいよ。
だんだん視界がぼやけてきます。誰が何をやっているのかさっぱりわからない。手術台から見える照明がかなり幻想的に見えはじめてきました。すごい。飽きない。ずっと見てました。そのうち室内の動きが急になくなります。あぁ先生、今、縫ってますね。切り口を縫っている時はなんか雰囲気でわかります。とても静かです。
最後に化膿止めの注射を眼球に。これも重い。
先生、看護婦さんありがとう。
術後2時間もすれば視力は回復します。
その時の感激はすごいですよ。
もんのすごい。
病室から見えるかなり遠くの大きな看板の文字がスラスラと読めました。
「く・ら・し・き・ビ・ジ・ネ・ス・ホ・テ・ル」と。
あぁ、おひさしぶり。
調子はどうですか?
眼の治療のため岡山に向かってから今日まで(約2ヶ月)の出来事を、時系列に従ってブロッグしてゆくのが一番丁寧でわかりやすいんだろうけど、そうもやってられない。沖縄に帰ったらゆっくりと振り返りつつアップすることにします。
ピカソの「ゲルニカ」の前で記者会見を行なう一人のアメリカ人という空間が、例えようのない絵として記憶されています。
つい先程、ミサイルが発射されました。
「文化」と「文明」は二項対立のただならぬ関係を強要されがちであると思います。僕は今のところ「文明」を批判しつづける事が平和な世界に繋がるとは思っていません。歴史的に見ると「文化」だって積極的に戦争に加担する事があります。宣戦布告が「言葉」によって語られるように。
全ては人の心に宿るもの。
僕は命に触れていたい。
だから戦争には反対です。
ただいま。