2019年09月13日

守れる範囲

年齢を重ねると、守らなければならないと思うものが増えてくるのが普通だと思うし、今まであたりまえのことのように触れてきた関係性を再度見直す機会も増えるだろう。守ろうとする過程で、昔に比べそれなりのまともな判断や答えを導く事ができるようになっている自分に驚く人もいるかもしれない。機械のようなものと違い、故障時に部品を交換すればどうにかなるものではないので、一度冷静になって今までの経験を総動員して対処しているにちがいない。人は歳をとると保守的になると言われているけれど、これは恥じるようなことではない。自分の死と他者の死を意識したときに生まれるいたって普通な心の動きの一つであるように思う。
ただ、この人間の「牧歌的な保守性」に巧妙に入り込み、利用しようとする政治については不快感や疑問をいつも持っている。「家族」という単位とその周辺コミュニティの延長上に役所や地方自治、頂点に「国(国会)」という組織が配置されるピラミッドはそもそも無理ゲーではないのかという疑問は消えない。何か重要な手続きをすっ飛ばし過ぎている気がする。それ故、聞こえのいい保守派政治家のセリフは僕にはどこまでも不透明に映っている。

nakashu* 金曜日 11:12 | TB