" /> miz氏のmetal stance music review: December 2012 Archive

December 28, 2012

ウンバ、ウンバ、ウンバ・・・・

Wakey, wakey!
って、「起きろっ!」と言う意味のイギリス口語なんだって。
そういえば、John Sykes もいってたね。

--

TANK「Filth Hounds Of Hades」(1982)
MASSCD 1106 DG (2007 Re-issued)

TFHOH.JPG

01. Shellshock
02. Struck By Lightning
03. Run Like Hell
04. Blood, Guts & Beer
05. T.W.D.A.M.O.
06. Turn Your Head Around
07. Heavy Artillery
08. Who Needs Love Songs
09. Filth Hounds Of Hades
10. (He Fell In Love With A) Stormtrooper

Bonus Tracks

11. Don't Walk Away
12. Shellshock (Single Version)
13. Hammer On [Alt. Version]
14. Don't Walk Away (Live)
15. The Snake
16. (He Fell In Love With A) Stormtrooper [Single Version]
17. Blood, Guts & Beer (Live)
18. Steppin' On A Landmine

--

元DAMNEDのアルジー先輩率いるバンドの1st。MOTORHEADのファスト・エディがプロデュース。
MOTORHEADの弟分と言われたサウンドは、まさに革ジャン、バイクが似合いそうな無骨な男のロック。
長髪だし、一応メタルのくくりに入るけど、コレくらいならパンクスにも受け入れられるよねきっと。
(01)~(03)の流れは、何度聴いても、完璧な流れだと思う。
(04)からは勢いだけではない作曲センスを見せてくれる。
(05)は"That's What Dreams Are Made Of"だったはず。

metal なのか punk なのか、こだわるヒトもいるかもしれんけど、
単純にかっこいいうるさいロックと言うことで。

初期のMOTORHEADやTANKが好きなら、PUFFBALLやら、ZEKEやら現代のパンクもお勧め。
初期VENOMも仲間に入れたいけど、アクが強すぎるかな?

--

後に、メロディックにヘビメタ化したりしながらも男らしかったTANKも、
お家騒動なのか、アルジー先輩抜きで活動中。

アルジー先輩は、MySpaceで俺がTANKだとおっしゃってますが、
新曲のデモがイマイチすぎて、応援する力が出ない。

一方のCliff Evansさんの方は、もはや別バンドな音楽性ながら(声が違うし)、
それなりのクオリティで悪くないです。
マーチを買うのにやり取りしましたが、とても感じのいいヒトです。
(あるいは、とても感じのいいスタッフがいます。)

TANK "Shellshock"


Posted by miz at 10:32 PM | TB | コメント(0)

SANCTUARY「Into The Mirror Black」(1990)
ESCA-5090

SITMB.JPG

01. Future Tense
02. Taste Revenge
03. Long Since Dark
04. Epitaph
05. Eden Lies Obscured
06. Mirror Black
07. Seasons Of Destruction
08. One More Murder
09. Communion

--

1stアルバム「Refuge Denied」がMEGADETHのデイブ・ムステインだったことから、
スラッシュだと思われがちだが、ハイトーンボーカルのいるパワーメタル。
シアトル出身のため、QUEENSRYCHEと比較するヒトもいたが、ちょっと違う。

この2ndアルバムは、スピードに頼らないところがカッコいい。
疾走感が足りないからイマイチ好きになれないというヒトもいるみたいだけど、
(あとハイトーンの声質も好き嫌いが分かれるかも。)
逆に1曲だけ速いとその曲だけ聴いて、ほかの曲を飛ばしそう。

ミドルテンポで飽きさせないのは相当なことだと思うけど、
なかでも(01)(02)のキャッチーさは別格。
そのあとも、じっくり聴く耳にはこのテンポでよかったと思う。

--

このアルバムの翌年、同じシアトルのNIRVANAの"Smells~"のヒットで、グランジブームへ。
それで80年代メタルブームの終焉となる。

--

SANCTUARY "Future Tense"

SANCTUARY "Taste Revenge"
(埋め込み禁止のため、リンク)

Posted by miz at 10:22 PM | TB | コメント(0)

飲みすぎて具合が悪い。
酒だけじゃなくて、水分全般気をつけないといけないらしい。
水毒だって。
お酒はもうそんなに飲まないですから。

--

RAINBOW「Bent Out Of Shape」(1983)
UICY-9197

RBOOS.JPG

01. Stranded
02. Can't Let You Go
03. Fool For The Night
04. Fire Dance
05. Anybody There
06. Desperate Heart
07. Street Of Dreams
08. Drinking With The Devil
09. Snowman
10. Make Your Move

RAINBOW最後のアルバム。(その後、再結成するけど。)
子供心に、ジャケットが地味だなぁ、本当にコレが大御所なのか?
と、不安に思いながら手に取った記憶が。
それから帯のデジタルレコーディングの文字。それってどう凄いんだろう?
昔も今もよく分かりません。

レコードに針を落とすと、
ハードロック特有のドラマチックなイントロから、バーン!と来るお約束ではなく、
2曲目、3曲目的なイントロから始まる(01)で「???」
ギターリフ、ソロを求める耳には地味だったけど、
スピードではなくメロディを求めれば、(02)(07)とか今でもよく聴く名曲がある。
(04)(08)(10)は期待通りといえば、期待通りのハードロックだけど、
このスタイルが欲しければ、ほかの曲を聴くような気がする。

2010年代の今なら、(06)にBLACKMORE'S NIGHTに通じるものを見つけられる。

--

RAINBOW "Street Of Dreams"

Posted by miz at 09:22 PM | TB | コメント(0)

December 23, 2012

よく寝た。だいぶ疲れがとれてきたかも。
3連休っていいね。あともう1日休める。
穏やかに過ごそう。
ていうか、こんなに疲れることはもう辞めにしよう。

--

PENDRAGON「Acoustically Challenged」(2002)
MAR-02739

PAC.JPG

01. And We'll Go Hunting Deer
02. Fallen Dreams And Angels
03. A Man of Nomadic Traits
04. World's End
05. The Voyager
06. Alaska
07. The Pursuit of Excellence
08. 2 AM
09. Dark Summer's Day
10. Unspoken Words

--

通販で買おうとしたら、廃盤ですと言われ、
その後渋谷のタワレコの店頭で発見して購入したと言う、
どうでもいい思い出のあるアルバム。

PENDRAGONは、ネオ・プログレとかポンプ・ロックとか言われて、
80年代初期のUKでプログレの復活みたいな、MARILLIONとかIQとかの流れ。
シンフォニックでメロディックなロックで、美しく、
プログレと言う言葉から連想する、テクニックの応酬のイメージは無い。

ここ数年はDREAM THEATER化してちょっと好みからずれてるけど、
ラジオ向けのアコースティック・セッションを収録したこのアルバムは、
もともとの楽曲の美しさを引き出していて素晴らしい。
(ギター×2、たまにピアノ、ボーカルの構成)

特にお気に入りの1曲(02)がアコースティックバージョン
というよりドラムレスとなっており、こっちのアレンジもとてもイイと思います。

--

PENDRAGON "Fallen Dreams And Angels"


Posted by miz at 09:09 PM | TB | コメント(0)

学校を卒業して、大きな会社に就職してみたけれど、
別にそれがやりたかったわけではないから、早く違うことがしたかった。
じゃあ辞めればいいじゃん、と言う話になるんだけど、
僕はこれから先こんな大きな組織に属することは無いだろうから、
組織と言うものを見るために1年だけいるよ、と周囲に嘯いてた。

結局、1年はいたんだけど、分かったような分からんような。
苦手な部分が多いと言うのは分かったかな。
同期とか、上司部下とか長い信頼関係はうらやましい、と今になると思う。

その後、東京で小さい会社に就職すると・・・(続く)

--

THE ORGANIZATION「THE ORGANIZATION」(1993)
PCCY-00459

TO.JPG

01. Free Burning
02. Policy
03. Lift
04. Bringer
05. Brainstorm
06. Bottom Dog
07. Wonder
08. Withdrawal
09. The Past
10. Been Nice

--

サンフランのスラッシュメタル→オルタナバンド、DEATH ANGELが3rdアルバム発表後、
いろいろあってボーカルのMark Oseguedaが抜けたあと、バンド名を変えて続行。
その1stアルバム。
DEATH ANGELは2ndから迷走と言うか、オルタナ化が進行しており、
バンド名を変えましたと言っても、基本的なベクトルは変わってない気がする。
メタルっぽいギターはかなり減ってるし、声も変わっているけどね。

(01)は挨拶代わりというか、割と旧来のメタルノリを継承しているけど、
(07)とかはもう元スラッシュとは思えないくらい叙情的。
ベイエリアスラッシュのバラード文化のルーツってなんなんやろうね?
こういうちょっと変わった感覚に凄く惹かれる。

醜いものは嫌いだけど、歪なものは好きです。

--

THE ORGANIZATION "Free Burning"

THE ORGANIZATION "Wonder"

Posted by miz at 07:30 PM | TB | コメント(0)

仕事納めを前に、仕事は片付いた気がする。
あー疲れた。
メンタル弱いからか、ちょっと煮詰まるとそれが夢に出る。
今朝も仕事の夢を見ながら目が覚めた。
何回やっても画面のハードコピーがうまくとれない夢。

明日からは別の夢を見たい。

--

NUCLEAR VALDEZ「Dream Another Dream」(1992)
ESCA-5584

NVDAD.JPG

01. The Will
02. (Share A Little) Shelter
03. I Think I Feel
04. Dream Another Dream
05. Aragon
06. Dance Where The Bullets Fly
07. Eve '91
08. Without Words
09. Sense Her All Around
10. Oba Lube
11. Summer (Acoustic Version)

マイアミのバンドの2nd。
キューバとドミニカからの移民ということで、
パーカッションなどのリズムのノリにヒスパニックを感じる。
声とメロディが哀愁を感じさせ、マイアミ=陽気なリゾートというステレオタイプな先入観を裏切る。
SANTANA的なラテンの泣き。

名曲"Summer"がメタル的に美メロだったということなんだろうけど、
1stがなぜかヘビメタ専門誌のB!のレビューで90/100点を獲得してしまうという、
HOOTERSやTHE CHURCHとツアーしているバンドにとって、
良かったのか悪かったのか、日本ではあまり話題にならなかったような。
おかげで僕はこのバンドを知ることができてよかったんだけど。

それから2年後に発表されたこの2ndアルバムは、
前作と同じくラテンの哀愁に包まれているんだけど、
よりメジャーな音作り、ポップ感を増し、少し違和感を感じる。
打ち込み?みたいなパーカッションとか。
良く言えば、洗練され、U2を聴いたときに感じるような感覚。

しかし、聴きやすくなってより普遍的な魅力をアピールしているともいえる。
U2的な壮大さを持つ(01)、彼らならではの哀愁と爽やかさが染みる(02)、
いかにもラテンっぽい(04)、南米(アンデス)っぽい味付けの(08)など、
1stとは違った、より多くのファンに聴いてもらえそうなアルバム。
(実際はどうだったか知らないが。)

--

(07)(11)は1st収録曲の別バージョン。
(11)は1st発売時のシングルのB面。それが2ndのボートラだなんて。
シングルを買ったヒトの気持ちを考えて欲しい。僕の気持ちを。

--

NUCLEAR VALDEZ "(Share A Little) Shelter"

"涙のサマー"、(11)のオリジナルバージョン。名曲!!!

NUCLEAR VALDES ”Summer”

Posted by miz at 02:11 PM | TB | コメント(0)

December 20, 2012

今日分かったこと。
睡眠時間5時間と6時間では大きな違いだと言うこと。

--

MADISON「Best In Show」(1986)
VDP-1106

MBIS.JPG

01. Oh Rendez Vous
02. Carry On
03. Can´t Take It
04. Drama
05. Shine
06. Look In Your Eyes
07. Give It Back (Remixed Version)
08. Out Of The Bunker
09. World Wide Man
10. Hotel Party
11. Mental Masturbation

--

EUROPEに代表される、透明感あるメロディーのハードロックの一派、北欧メタル。
スウェーデンのバンドの2ndアルバム。

オープニングの(01)は、後にイングヴェイと活動するボーカルのハイトーンがきいていて、
北欧メタルファン期待通りの1曲。
が、2曲目は北欧メタルらしいスタイルではあるけれど、なんとなくフックに欠ける。
ピアノとギターのインストの(04)は、
期待を盛り上げる雰囲気のあるイントロ(SAVATAGEはコレに影響を受けている??)
続く(05)で北欧メタルバラードを披露。
1stに入っていた"Pictures Return"が代表曲になると思うけど、
こっちの"Shine"もなかなか捨てがたい。

全体的に、EUROPEと同じ流れにありながらも、
差別化しようとするアイデアがちりばめられているし、
後のさまざまな場面で活躍するボーカルの個性が特出しているし、
YNGWIEよりもRITCHIEなところが僕好みではあります。

--

ボーカルのGoran Edmanは、MADISONを辞めて、JOHN NORUMのバンドに入る間に
実はVINNIE VINCENT INVASION のデモで歌ってるらしい。

--

MADISON "Oh Rendez Vous"

MADISON "Shine"


Posted by miz at 01:39 AM | TB | コメント(0)

December 17, 2012

10年位前に同じ職場にいたヒトと、久しぶりに会った。
僕が住んでる街の近くで仕事をし始めて、ふと僕のことを思い出したんだって。
まだ同じメアド?まだ同じところに住んでる?

同じ仕事をしたことは無いと思うんだけど、
なぜか一緒にWHITESNAKEのライブに行った記憶が。

あの頃は、ちょっといい加減なヒトだなぁ(笑)と思ってたけど、
久しぶりに会ったら、社長になってて、
本気で世界平和のために働きたいと言ってた。
日本語って難しいから、その一言では伝わらないこともあるだろうけど、
なんかイイなって思った。

僕は、システム開発には愛が足りないってずっと言ってたけど、
これからは言い方をポジティブに、愛のために働こう!(笑)
(この愛はいろんな意味があると思うので、ほかの人が考えている愛とは違う可能性があります。)


エネルギーをもらって、来年に向けて、やるぞ!
って感じでいいですかね。

--

LAAZ ROCKIT「Annihilation Principle」(1989)
MAS-CD0621 (2009 Re-Issue)

LRAP.JPG

01. Fire In The Hole
02. Mob Justice
03. Chain Of Fools
04. Shadow Company
05. Holiday In Cambodia
06. Bad Blood
07. Chasin' Charlie
08. Mirror To Madness
09. The Omen

--

ベイ・エリア・スラッシャーの5枚目のアルバム。
(01)のイントロから、ザクザクしたクランチ・リフ。
スラッシュなんだけど、パワーメタル感がある。
どこがどう違うの?と聞かれると、うまく答えるのは難しいけど、
音痴っぽい(失礼)ボーカルが、吐き捨てじゃ無く、
男っぽく歌い上げるところかな?

--

僕が持っている日本盤のボートラは

10. Prelude To Death (Live
11. Forced To Fight

再発盤には入ってないけど、ボーナスDVDに入ってるのと同じかな?未確認だけど。

--

バンド名はクリント・イーストウッドの映画に出てくる武器、Light Anti-Armor Weapons System Rocketの略称、LAWS Rocketの綴りを変えてみたと言われてますが、そうすると発音は「ローズ・ラキット」に近いのか?
別の話、ドイツ語風に発音すると「Let's Rock It」と英語で言っているように聞こえるという。

Posted by miz at 12:58 AM | TB | コメント(0)

December 09, 2012

気がつけば、今年も残りわずか。

今年を振り返ると、いろいろあったなぁと、
悪いことばかり思い出すのは心の弱さ。

チクショウ、ギャフンと言わせてやる!
なんて仕返しを考えても報われない。

自分の成功と幸福こそが、相手への最高の復讐なんだとか。

--

KEITH EMERSON「Best Revenge」(1983)
JIM-0013

KEBR_0.JPEG

01. Dream Runner
02. The Runner
03. Wha'dya Mean
04. Straight Between The Eyes
05. For Those Who Win
06. Orchestral Suite To Best Revenge
07. Playing For Keeps

--

Keith Emersonはいわずと知れた、EL&Pの"E"、プログレ/ロック界を代表する鍵盤奏者
の一人です。
EL&P解散後は、サントラをいろいろ手がけていて、
この作品も同名映画のサントラ。
なんだけど、この映画は日本公開もされていないし、DVDにもなってない様子。

サントラって、結構持ってるし、音楽単体としては聴いてたけど、
映画の中でどう使われてるかって、意識したことが無かったかも。
このアルバムを聴いて、率直な感想は、ポップなプログレ(笑
時代を感じさせる音。で、どんな映画なのかはまったく想像がつきません。

オープニングのピアノの小品(01)はプログレファンの期待感を高める緊張感。
が、次の(02)がテクノポップな音色で、Eloyとかそんなキッチュな雰囲気。
当時は、最先端だったんだろうなぁ。フュージョンの(03)とかも。
(04)はTHE BANDのメンバーとの共演。土臭い感じが、若干ミスマッチながら、面白い。
15分に及ぶ大作(06)がやはりこのアルバムの目玉。NICE、EL&Pと来てコレこそ期待通り!
Keithに求めるものと、"サントラ"と言われてイメージするものの両方を持ってる気がします。
(07)はBOSTONのボーカルとの共演で、高音の伸びるボーカルがいかにもプログレ・ハード。
どこか別の場所で聞いたような記憶がちらちら出てくるけど、それが何かは分からない・・・
BOSTONはモチロンGODIEDOとか、なんだろう懐かしい感じがするけど。

--

KEITH EMERSON「At The Movies」という商品にもこのサントラの曲が収録されているんですが、
曲数は同じだけど、曲名が違う。
買って確かめようと思ったけど、廃盤でした。Amazonでもプレミアついとる・・・
手に入りにくいと分かると、余計に欲しくなるのが心情。
ほかのサントラも聴きたくなってきた。
最近はサントラとか、クラシックとかいわゆるロックの楽器編成じゃない音楽にも興味が高まってきてるので。

Posted by miz at 12:36 AM | TB | コメント(0)

December 08, 2012

ググっても犬の情報ばっかり。

--

JACK RUSSELL「For You」(2003)
VICP-62144

JRFY_1.jpg

01. Any Kinda Love
02. Whatever It Takes
03. Always
04. Don't Know Why
05. For You
06. The Best Is Yet To Come
07. Where The Wind Don't Blow
08. Paradise
09. No Time Left
10. If Not For Love
11. My Everything

--

GREAT WHITEのシンガーが2002年に発表した2枚目のソロ・アルバム。
日本では2003年発売。

GREAT WHITEはLAメタルからブルージーなハードロックに変化していったバンド
だけど、ここで聴けるのは、アメリカの王道のメロウなロック。AOR路線。
リラックスしてるときに、ラジオから流れてくるイメージ。

中でも、ビートのきいた(01)(06)、バラードの(09)(11)がおすすめ。
GREAT WHITEからは想像できない(07)のキャッチーさも、意外性があって面白い。

力まない歌声がスムースでとても気持ちがいいです。

--

1996年の1stソロ「Shelter Me」ではカバー曲や、ギタリストMatt Johnsonの曲が
多かったにもかかわらず、ブルーズ化したGREAT WHITEの延長線上にいるような
印象があったけど、今作では「Can't Get There From Here」(1999)の不発を
反省して違うことをやろうとしたのか、AOR路線の新境地。

Bob KulickやBilly Sherwoodといったトリビュート・アルバム界隈でよく名前を
見かけた人たちがプロデュース。
演奏もBobがギターを弾いて、Tony LevinとVinnie Colaiutaがリズム隊を固め、
ベテランの安定感があります。

GREAT WHITEの初期マネージャーAlan Niven氏と別れたのは、
氏がバンドをハード・ロック路線からEAGLESのような
ウェスト・コースト・サウンドに移行させようとしたのを嫌ったから
だと読んだ記憶があるが、あれはなんだったんだろうか?
「Sail Away」によりメジャー感をだしてキャッチーにした雰囲気です。

--

Jackは2010年に病気治療のためにバンドを離脱。
バンドは、WARRANTのJani LaneやXYZのTerry Ilous、ROUGH CUTTのPaul Shortinoを
迎え活動を継続。
そしてJackはバンドには戻らず、Terryとアルバム「Elation」を制作。

現在Jackは、JACK RUSSELL'S GREAT WHITEを率い、活動中。

看板ボーカルが分家扱いになってしまう・・・。

Posted by miz at 10:24 AM | TB | コメント(0)


February 2013 - November 2012


[ home ]






February 2013

November 2012



[ home ]