" /> miz氏のmetal stance music review: September 2005 Archive

September 27, 2005

友達に誘われて、久しぶりにスタジオに行ってギターを弾いた。
意外とメタル。
一杯飲んで、部屋に帰って、PCの前でERASUREを聴きながらゲームでもしようと思ったら、
先日の事件の後から指のために使っている絆創膏の箱から、長い触角がゆらゆら。
実話です。
カットバンの箱の中にゴキブリがいました。
すかさずふたをしてシンクに放り込んで殺虫剤を吹きかけて殺しました。
ゴキブリって、箱の中にお尻から入るんですか?
それとも僕の帰宅を待って、驚かそうとしていたとか。
ガルマ・ザビを襲った時のホワイトベースみたいな感じか。
しかし、僕はもう坊やではないから、その手は桑名の焼きハマグリ。

LITTLE ANGELS「Don't Prey For Me」(1989)
POOP-20288

littleangels.jpg

01. Do You Wanna Riot
02. Kick Hard
03. Big Bad World
04. Kicking Up Dust
05. Don't Prey For Me
06. Broken Wings Of An Angel
07. Bitter & Twisted
08. Promises
09. When I Get Out Of Here
10. No Solution
11. Pleasure Pyre
12. Radical Your Lover
13. Move In Slow

過小評価された、イギリスのハード・ロック・バンド。
ポップでいいよ。ボーカルの声質が。

タイトルの "prey" という単語は「捕食する」とか「略奪する」とかいう意味。
「祈る」という意味の "pray" と発音は同じ。はず。
これってイギリスの駄洒落?ジョーク?ユーモア?なんていえばいい?

日本盤の対訳はなんて訳してるか、ちょっと楽しみだったけど、
"pray" で「祈る」だったからつまらん。
クレジットの曲名は"prey" となってるのに・・・本当はダブルミーニングなんじゃないの?
CDの対訳って、意味がよく分からんなぁって思うこともあるけど、読む方もそんなに期待してない?
なんとなく意味が分かればいいよね。
それなら自分で辞書引くから、対訳付けないぶんCDを安くして欲しい。と思う。

Posted by miz at 10:59 PM | TB | コメント(0)

September 21, 2005

ピーマンの細切りをしてたら、指を切った。
というより、左手中指の爪を半分くらい削ぎ落としてしまった。
血はあまり出なかったけど、爪がないと指は痛い。

他の事を書こうと思ってたけど、一気に消し飛んでしまった。

KANKAWA「B-Ⅲ」(1997)
VICP-60053

kankawa.jpg

01. St. Jouis Blues
02. Stone Free
03. Hey Joe
04. Tuff Enuff
05. Into Mystic
06. Cat Street (CBA Remix)
07. Talkin' 'bout Mr.K (N. J. Mix)
08. Impressions
09. Family
10. Tokyo Intro
11. Tokyo
12. Green Onions
13. Plant A Tree, Plant Love

「ハード・ロック・ジャズ」です。リズムがロックで、うわものがジャズって感じ。
元 RAINBOW のジョー・リン・ターナーの参加がメタラーにはキャッチー。
LIVING COLOUR のコリー・グローヴァーがグレン・ヒューズばりのソウルフルな歌唱で、これまたステキ。
リーダーの寒川は日本人のオルガン・プレイヤー。

(02) はもちろんジミヘンの曲。ホーン・セクションが活躍してて、ジャジーやけど、ロックしてて、ハモンド聞くと、やっぱりジョン・ロードを思い出してしまう。
(07)はラップが入ってヒップ・ホップ。
(08)はコルトレーンの曲だけど、イントロが終わったら8ビートになって、歌に。コリーの歌がいいね。
サックスを聴いてるとジャズなんだけど・・・

Posted by miz at 01:21 AM | TB | コメント(2)

September 11, 2005

8時に待ち合わせをして、家に帰ったら3時半だった。
酔いつぶれはしなかったけど、次の日おなかが痛いし、のどは渇くし、
こうなると分かってても、他の道は無かったわけで。

JACK BRUCE「Somethin Else」(1993)
JICK-89704

jack.jpg

01. Waiting on a Word
02. Willpower
03. Ships in the Night
04. Peaces of the East
05. Close Enough for Love
06. G. B. Dawn Blues
07. Criminality
08. Childsong
09. FM

元 CREAM のベーシストのソロ・アルバム。エリック・クラプトンが参加(01,02,03)してるのが一つの売り。
CREAM の再現か?と思いきやそうでもない。
強いて言えば、(02) がCREAMっぽいブルース・ロック。リズム・ギターはクレム・クレムソン。
それも気になるけど、CREAM とは関係ない人だと思えば後半も気になる。
(04) はイントロでチャカ・カーンを思い出すよ。打込と思われるドラムや、ラップっぽいボーカルが微妙にヒップホップというかバングラっぽいノリを出してて面白い。
(08)はソプラノ・サックスが絡む、バラード。4本重ねたというベースの響きが心地いい。パーカッションはマーク・ナウシーフだけど、聞いただけではよく分からん。
クレジットをみると、93年発表だけど、録音は86年から92年の間。

Posted by miz at 10:29 PM | TB | コメント(2)

September 08, 2005

台風の影響か、強い風が吹いています。
明日は暑くなりますよ、とかわいい娘が教えてくれました。
風立ちぬ、今は秋。まだ暑いから、夏か。

ISTVAN MARTHA「The Wind Rises - electropleinair Sound Diary」(1987)
Recommended Disc / ReR SD1

helloween.jpg

01. The Winds Rises
02. Work Song
03. Timberyard
04. Church
05. October
06. Forest Opera
07. Ruin
08. Kapolcs Alarm
09. The Fields

レコメン系です。
レコメン系って言うのは、Recommended Disc (ReR) というレーベルからリリースされてそうな音楽。だと思う。よく行く中古レコード屋で「レコメン系はどこにありますか?」と聞く客に、「ヒットチャートは・・・」と応えた店員がいた。オススメという意味じゃないよ、と教えてあげたくなったが、余計な世話だと思ってやめた。

そのレーベルは、HENRY COW っていうバンドのドラマー、クリス・カトラーが作ったレーベル。
このバンドはカンタベリー系といわれてますが、この辺は正直よく分からんので、マーキーから出てた本「ブリティッシュ・ロック集成」とか、坂本理さんの書かれた文章を読むのが一番だと思います。もちろんレコードも聴きつつ。
くくられてる割にはジャズ・ロックだったり、ポップだったり、つかみ所がない。

このアルバムは、ハンガリーの作曲家の作品。アンビエントで、環境音のコラージュで、民族音楽とか、いろいろ。
(08) のイントロがちょっと演歌っぽいと感じた。途中からドラムが入ってロックというか、ゴシック・インダストリアルみたいな雰囲気になってすごい。

あらためて「ブリティッシュ・ロック集成」を久しぶりに読み返して、学生時代はレコード屋でこの本片手に仕入れをしていたなぁとしみじみ。
175ページの最後の2段落は、当時もそのとおりだ!と思ったけど、今でもその通りだと思います。僕に大きな影響を与えました。ジャンルは違うほうに進んじゃったけど。

Posted by miz at 12:35 AM | TB | コメント(0)

September 04, 2005

休みの日はどうも・・・勢いを付けないと、部屋にこもってその日が終わる事が多い。予定を無理やり作らないと、何もしない派。
今日も9時におきたのに、テレビ見たり、冷蔵庫に入ってたチクワを食べたり、ギター弾いたりしてたら、もう1時。

こういう生活を、リラックスしてる生活といっていい?
ある意味贅沢な生活といっていいですか?

HELLOWEEN「High Live」(1996)
VICP-40215〜6

helloween.jpg

Disc 1.

01. We Burn
02. Wake Up The Mountain
03. Sole Survivor
04. The Chance
05. Why?
06. Eagle Fly Free
07. The Time Of The Oath
08. Future World
09. Dr. Stein

Disc 2.

01. Before The War
02. Mr. Ego (Take Me Down)
03. Power
04. Where The Rain Grows
05. In The Middle Of A Heartbeat
06. Perfect Gentleman
07. Steel Tormentor

2枚組みのライブ・アルバム。
リーダーズ英和辞典によると、"high liver" で「贅沢な生活をする人、美食家」とあるから、タイトルは「贅沢なライブ」と訳すのが妥当かしら。

なんですが、正直言って、ジャケットはブート並み(以下?)の手抜きだし、音質も金持ちバンドとは思えないレベルだし、ね。

前任ボーカル、マイケル・キスク時代の曲Disc 1.(06) とか聴くと、今のアンディ・デリスは物足りんなぁと思ったりするけど、自分の持ち歌 Disc 2.(01)(02) あたりは、わりと違和感なく聴けます。
ボーカルが替わった時点で、似てるけど違うバンドになったんです。僕の感覚では。
(RENAISSANCE みたいにバンド名は同じだけど、全然違うメンバーになったバンドもいます。)

あえてB級クササを出そうとしているのだとすれば、ボーカルの交代で、美声メロディック路線から、男くさいパワー・メタル路線へのイメージ変更を打ち出そうとしてるのかなぁと、好意的にコメントしてみる。
でも、その後の流れからして、そうでもない。
ただ単に、この時期はこういうイメージが好きだった、ということに落ち着けましょう。

とか何とかいいながら、3時から髪を切りに行く予定が入ってます。いってきます。

Posted by miz at 02:57 PM | TB | コメント(0)

September 03, 2005

「坊やだからさ」
と、シャアが言ったのは、
ギレン・ザビが、自分の弟息子の死んだ理由を聞いたからで、
その弟息子というのがガルマ・ザビ。

ということで、今日はスウェーデンのガルマルナ。

毎回毎回、僕もがんばるなぁ。

ということで、今日はスウェーデンのガルマルナ。

GARMARNA「Guds Speleman」(1996)
XOURCE RECORDS / XOUCD 113

garmarna.jpg

01. Herr Mannelig (Sir Mannelig)
02. Vänner och Fränder (Friends And Kins)
03. Halling från Makedonien (Halling From Macedonia)
04. Min Man (My Husband)
05. Varulven (The Werewolf)
06. Hilla Lilla
07. Drew Drusnaar / Idag Som Igår (Today As Before)
08. Njaalkeme (Hunger)
09. Herr Holger (Sir Holger)
10. Guds Spelemän (Fiddlers Of God)

スウェーデンのバンド。ラディカル・トラッドと呼ばれたりするけど、急進的伝統音楽って何だ?
デビュー・ミニも持ってるけど、あっちは本当にトラッド。こっちはだいぶロック色が出てる曲もあって、もはやプログレです。
女性ボーカルの歌声がいいです。それから、ドイツ語の授業でしつこく練習させられた「r」の音。アノ音。

シングルカットされたらしい、(09) はすっかりロックです。メロディがなかなかいいです。
僕は(05)がかなり気に入ってます。暗い。呪われそう。でも、キャッチーだから不思議。
金切り声の悲鳴が入って、転調。緊張感が高まります。
ハーディ・ガーディ(?)の音も、こうして聴くとちょっと怖い。

かなりマイナーだと思うけど、吉祥寺でライブを観た事があります。貴重な経験です。
そのときは、結構、ループも使っててダンサブルだった。
しかし、このての音楽はプログレ・ファンのほうが多いから、盛り上がる感じではなかった。
やっぱり、民族音楽はヒビヤのヤオンで観たい。それか、河原か野原。

Posted by miz at 01:43 PM | TB | コメント(2)


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