" /> miz氏のmetal stance music review: October 2002 Archive

October 23, 2002

仕事中です・・・

ラジカセちゃん。お疲れ様。
1991年に買ったものだから、あれから11.5年も経つんだ。
僕の不注意で、雨に濡れ(上のボタン類のあるくぼみに雨水がたまってた。)
そのせいか、いきなりオートリバース、勝手にトレイオープン、果ては自動再生開始など、
いろんな怪奇現象を起こしたやつ。
一度は修理に出し、回復したと思われたのもつかの間、予期せぬ動きは復活し、
ほとほと困り果てておりました。

僕の手を離れたのは、5年前。

Posted by miz at 03:09 PM | TB | コメント(0)

October 19, 2002

E - EAGLES

毎日更新しようと思ってたんだけど、なかなか・・・家に帰ると疲れてて。
急に体力の衰えを感じる、今日この頃。冬を越せるかしら。ヨボヨボ。
毎朝起きるのが正直辛い。
7:30に目覚ましが鳴り、とりあえずテレビをつける。
チャンネルは必ず教育テレビ。
まずはひとりでできるもん!
一人暮しの身には有益な情報が。こういうところから家事労働なんか、覚えていくんですね。今の子供たちは。

それからおじゃる丸。(NHKのページはツマランので、アンオフィシャルをどうぞ)
この何とも言えないユーモア感覚は子供向けではないでしょう。

おじゃるが終わった頃に布団からはいだし、テレビからは軽快な音楽が。
英語であそぼのはじまりです。
軽いタッチで英語に接する。子供が英語で歌をがなりたてるコーナーもあったりして、いい番組じゃないですか。
分かりやすい英語と日本語で構成されているのですが、1つだけ英語を話さないキャラクターが出ます。

イグイグ。

「イグ〜」としか言わないんです。(エロい場面は絶対に想像しないでください。)
これを見た子供たちが、それも英語なんだと思いこんで、そのまま大人になってしまうのではないかと心配です。
イキそうなときは "I'm coming." です。オ〜イェ〜。ア〜ハァ〜ン。

で、話はかわって EAGLES。思わずアタマに定冠詞を付けて、THE EAGLES ってしたくなりますが、
それは THE BEATLES と混同しています。
EAGLES といえばウェスト・コーストを代表するバンドでした。
爽やかなメロディとハーモニー、カントリーの要素も取り入れ、アコースティックな魅力満載です。
しかし恐らくもっとも有名な曲、 "Hotel California" はちょっと物悲しくて異色。
ギターソロがカッコよくて、ハードロックファンにもアピールする名曲です。
そのソロの後半部分によく似たフレーズが、MOTLEY CRUE の 1st「Too Fast For Love」アルバムの "Merry-Go-Round" に出てきますよ。
それから、GIPSY KINGS によるカヴァーヴァージョンというのが存在しまして、
こいつが強力なんで、何とか探し出して聴いてもらいたいものです。
この影響かどうか知らないけど、EAGLES の再結成ライブでは "Hotel 〜" のイントロがスパニッシュ調でした。

偏屈な僕が敢えて代表曲をはずして選ぶ1曲は、
1994年発表の「Hell Freezes Over」アルバムの、"Learn To Be Still"という曲です。
再結成ツアーの模様を収めたライブアルバムなんですが、アタマの4曲はスタジオ新録。
そのうちの1曲です。
あまり盛り上がらない展開で、「じっとしている事を学べ」。
実は歌詞が結構シリアスなんです。歌詞とサウンドのマッチ。これですよ。

Posted by miz at 12:04 AM | TB | コメント(0)

October 14, 2002

今日は、とても天気のいい1日でした。
昼前に起きて、洗濯して、コーヒー飲んで、

N野で中古CDを物色して、財布とウォレットチェーンを買おうかどうか迷ってたら、
おなかが空いてきたので、回転寿司に入って8皿食べました。

1皿100円でまあまあですよ。エンガワおいしかった。

なんとまあ、何でもない日曜。そして、A to Z は今日はオヤスミ。

でね、S宿でライブを観てきたのでその話でも。
ロック好きな友達からいきなり「ラヴァーフェニックスのライブ行くの?」

「へ?」「10/13、S宿だよ。アタシはデスベッド観るんだけど。」

ラヴァーフェニックスのCDは家でもたまに聴いてるので、それは是非。

ふらっと行ったわりにはこれが好ライブでしたよ。
早弾きのインタープレイの応酬あり、ブラスト・ビートあり、変幻自在の変拍子あり、

あまりのテンションの高さに、メタル/プログレ好きの僕は失神寸前でした。
というのはモチロン嘘です。ごめんなさい。ペコリン。

出演は
メレンゲ
  ・・・ベースは Runt Star のひと?
     この手の音楽はあまり聴いたことがないので、コメントできません。
     が、マッタリした感じでしたよ。オシャレですね。

フジファブリック
  ・・・メレンゲと同系に聞こえるけど、こっちの方が洗練されてる感じ。
     MCがすごく硬くて、ヒトがよさそうな感じ。
     さらっとしているのに、サビに来ると和風。民謡、演歌すら感じさせる。

ラヴァーフェニックス
  ・・・今日出た中では、一番歌が巧かったと思う。
     でも、MCが拙くてノリを損ねてたように思うし、
     今日の出演者の中ではカラーが全く違ってて、ういてたような感じでした。
     ボクはこういう歌の巧さで聴かせてくれるバンドが好きなんだけど。

OO TELESA
  ・・・ルックスもよくて、曲のノリもいい。
     お客さんのほとんどはこのバンドを観に来たのではと思う。
     メレンゲも、フジもこのバンドもディスコっぽいリズム(ンチャンチャ)を使ってて、
     最近はこういうのが流行ってんのか、と感じた次第。
     邦楽ロック事情には疎いもので。

インビジブルマンズデスベッド
  ・・・検索してみたけど、オフィシャルのページが見つからない。
     彼らのステージは演劇的というか、ショウです。
     好き嫌いは大きく分かれると思うけど、ボクは体験できてよかったよ!!
     幕が開いた時点で、メンバーは一点を凝視し固まっている。
     久しぶりに、いい意味でステージと客席の境を意識させてくれました。
     演奏は、パンキッシュなロックンロールながらも、非常にタイトで、ギミック・バンドなどとは言わせない迫力。
     まだ見てないヒトは、早めに行った方がいいですよ!

てな感じで、帰りにK舞伎町にある喜多方ラーメンのお店でご飯を食べて帰りました。
明日はS北沢で買い物の予定です。
今夜はEAGLES を聴きながら寝ます。おやすみなさい。

Posted by miz at 01:48 AM | TB | コメント(0)

October 08, 2002

D - D.A.D.

眠い。昨夜は8時間きっちり寝たのに、1日中眠かった。
飲めば元気になるんだけど。顔が赤くなっても大丈夫。
できれば昼間寝て、暗くなってから飲みに行って喋りたおすような生活がしたい!
でも明るいうちを寝てすごしてたら、遊びに行くところも限られるし・・・

たとえばディズニーランド。
金髪ソフトモヒカンの私ですが、結構好きなんです。
1年前に行き付けの美容室の女の子たち(!)の引率役として行ったんですが、ピグレットにやられまして・・・
ディズニーランドが暗くなってからもやってればイイのに。

D.A.D. はデンマークのコペンハーゲンで結成されました。
もともとは DISNEYLAND AFTER DARK と名乗っていましたが、メジャーとの契約を機に改名しました。
日本のYKZ もそうですね。(ちょっと理由は違うか・・・)
音楽性は AC/DC + CHEAP TRICK + ZZ TOP というか、つまりキャッチーでありながら
ハード・エッジなロックンロールです。

北欧的解釈のアメリカの音楽、多少の誤解を含みつつも、デフォルメされ

特徴がより際立つという点で、イタリア人の作ったウェスタン映画を連想させられます。(え?)
日本でのデビュー・アルバム「No Fuel Left For The Pilgrims」(1989年)に収録されている
"Sleeping My Day Away"はマカロニ・ウェスタンですよ。GASTUNK の "Geronimo"にも通じます。

そのアルバム発表当時は、BURRN! 誌の強い援護もあって、それなりの人気はあったと思いますが、その後は下降線をたどるばかり。
もっとパンクよりのヒト達だと思ってたんですけど。長髪だからでしょうか、メタルの時代だからでしょうか。
HANOI ROCKS もそうですけど、長髪だからハード・ロックだと思って聴くと、ちょっと物足りないかも。
「Draws A Circle」アルバムの1曲目"Isn't That Wild"なんてパンキッシュでカッコイイ、ロックンロールなのにな。
できればメジャーデビュー前の音源を聞いて欲しいもの。
「The Early Years」というアルバムがお買い得なんだけど。

偏屈な僕が敢えて代表曲をはずして選ぶ1曲は、
1991年発表の「Riskin' It All」アルバムの、"D Law"という曲です。
これも"Disneyland law〜"と歌ってるけど、タイトルはこれ。商標権侵害になるのかね。
シンプルなリズムに、力強いリフ。これですよ。

I won't cut my hair. (But I had cut it...)

Posted by miz at 11:41 PM | TB | コメント(0)

October 05, 2002

C - CAMEL

アメリカから友達が戻ってきました。半年ぶり。

久しぶり感の薄い男として定評のある僕ですが、
やはり再会の感激は相手のそれほどは表しません。というか感じてません。
仲のよい友達に会うのはうれしいことなんですけどね。

アメリカ人のルイスとは半年ぶり、キーポンとは4年ぶりの再会。
世の中にはもっと長い間ヒトに会わなかった人もいるんですが、それは別ですね。
旧日本軍将校のO少尉。約30年間、フィリピンのジャングルで孤独な戦争を続けていたという。

そんな実話をテーマにコンセプト・アルバムを作ったバンド、CAMEL。
イギリスで結成された、叙情派のプログレ・バンド。
プログレというと、技巧に走るとか、歌詞が難解だとか、ファンがオタッキーだ(・・・)
なんていうイメージもありますが、従来の音楽に新しいアイデアを加えてみようという、
実験精神の表れでもあると思います。
結果的に表現に技術が要求されるとか、
聞き手の鑑賞能力/想像力を要求するという側面は、間違いなくあるでしょう。

CAMEL には、フュージョン的なメロディの面白さがあります。
あくまでも癒し系のような聴きやすさを前面に出しながら、リズムの遊びや、
歌詞の文学性を練りこんであるところに、彼らのファンは(私も)惹かれるのでしょう。
アルバムを通してのストーリー性という点では、O少尉をテーマにした「Nude」もそうですが、
スタインベックの「怒りの葡萄」から「Dust And Dreams」、ギャリコの「白雁」から「The Snow Goose」
等のコンセプト・アルバムも製作しています。

偏屈な僕が敢えて代表曲をはずして選ぶ1曲は、
1981年発表の「Nude」アルバムの、"Captured"という曲です。
メインのテーマをしつこいくらいに繰り返します。
そして、ソフトな音色と分かりやすいテーマ・メロディ。
それに重なるカウンターのメロディ。これですよ。

Posted by miz at 12:45 AM | TB | コメント(0)

October 01, 2002

B - BAD COMPANY

東京は暴風圏内に突入。その割には静かだ。
関東に来るものでは、戦後最大級だとか。
もしかして、風呂につかりながら村上春樹を読んでるうちに通りすぎたのか。
ちょっとテレビをつけてみよう。

わからん。

会社帰りの時間帯はまさに暴風雨で、ずぶぬれになりながら
「"Here Comes Trouble"ってかんじだな。ふふ。」とか思ってたのに。
まあ、たいしたことなくて良かった。

ふと、あのアルバム・ジャケットを思い出した。
子供が JAZZ みたいなちっこいアメリカンのバイクにもたれかかってるやつ。
「Here Comes Trouble」
別に有名なアルバムではないけど、BAD COMPANY の1992年発表のアルバムです。

BAD COMPANY といえばやはり、"Can't Get Enough"をはじめとする、
ポール・ロジャースのソウルフルな歌唱がキモとなるところでしょう。
ちなみにバンド名は「Bad Company(夕陽の群盗)」という映画のタイトルからとられたそうな。
ウェスタンですよ。主演はジェフ・ブリッジス。「ビッグ・リボウスキ」にも出てます。
とか言いながら観たこと無かったりなんちゃったりして。(広川太一郎風)
all cinema onlineで調べました。

FREE、MOTT THE HOOPLE、KING CRIMSON のメンバーによるスーパー・バンド。
ブリティッシュ・ロックを語る上では避けて通れません。
音はといえば、これが基本だといわんばかりのオーセンティックなブルース・ベースのロックです。
熱心なリスナーによれば 3 枚目の「Run With The Pack」をベストに上げる声が多いようですね。
僕は 1st が好きですけど。ちょっとダルイですかね。"Rock Steady"を熱い!と思えるかどうかで、
その人の好みが分かるような気もします。

偏屈な僕が敢えて代表曲をはずして選ぶ1曲は、
「Holy Water」アルバムのタイトル・トラック、"Holy Water"という曲です。
バンドの顔でもあるポール・ロジャース抜きで再結成し、3枚目(通算9枚目)のアルバム。1990年発表。
実は100万枚を超えるヒット・アルバムだったんですね。
AOR 的だの、ポップ過ぎるだの、ボーカルはポールじゃなきゃとかいう意見は放っておいて、
DEEP PURPLE のボーカル候補ともなったブライアン・ハウの歌唱もなかなかのもの。
そして、洗練されたポップ感とブルースの融合。これですよ。

Posted by miz at 10:03 PM | TB | コメント(0)


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