August 18, 2004

RUNNING WILD「Victory」

本当は「The Rivalry」が選ばれてたんだけど、ジャケットをスキャンし終わって間違いに気づいた。でも、取り直すのが面倒だったから、こっち。えい。RUNNING WILD「Victory
2000年リリース。「The Rivalry」の次に出たアルバムで、11枚目。
僕の知ってる人で、RUNNING WILD が好きだという人には会ったことがない。興味をもたない理由は、なんとなくわかる気がする。イメージがイモ臭いから。近代の軍服みたいなのを着て、ロックン・ロルフという名前のリーダー/ボーカルで・・・。

デビューは HELLOWEEN と同時期。ジャーマン・メタルにありがちな HELLOWEEN 系とは違う、正統派パワーメタル。
レビューではよくワン・パターンとか言われてるけど、僕はこの程度なら許容範囲。
(THIN LIZZY + SAXON) × パワー・メタルみたいな雰囲気があったりするからね。そこは結構、僕のツボですよ。

このアルバムは JUDAS PRIEST の "Painkiller"のカヴァー?という感じのドラムリフで幕を開ける("Fall Of Dorkas")。ギターのリフもフレーズも、実は、ブルージーというか、オーソドックスな欧州メタル・テイストで、意外と聴きやすい。
民謡風のフレーズを演歌っぽいと捉えるか、ケルティックと捉えるかで評価は分かれるのかな。
THE BEATLES のカヴァー "Revolution" をやってて、原曲のメロディがキャッチーなもんだから、QUIET RIOT みたいに聴こえてちょっと笑える。
いや、やっぱり、最近の SAXON に近い。ドイツのメタル好きのおっさん達は、週末にはビールを飲みながら、こんなバンドのライブでも観てるのかな。
そうだったら、かなり羨ましい。

Posted by miz
August 18, 2004 10:23 PM | TrackBack
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