「ロック」の匂い

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昨晩は那覇でライブを見てきた。その場所の引っ越し前のスペシャルライブということでなんと12組も出演者がいまして、最後の6組くらいを見たり見なかったりしてきました。帰りに最寄りのライブハウスでいっぱい飲んで帰ってきました。

年季の入ったミュージシャンてやっぱかっこいい。かっこよくあろうとする時に他人の助けなんてあてにしてない(ように見える)ところがかっこいい。自分向きに気持ちを練って結果的に周りを引き込んでいるという感じかなあ。粋がる嘘っぽい若者とかはある意味純粋で一生懸命なんだけど、音楽を体験する僕自体が大人ではないし大人になる必要もないと思っているので「がんばれよ、5年後が楽しみだ」なんて思わず言ってしまいそうになりかけそうになりそうな感じになることもある。ほんとうに楽しみだなあと思っていることもある。かっこよければいいというのは大変だよ。

「ロックは成功しなければ意味がない」とあるベーシストが言っていたらしいですが、これは納得できるような納得したくないような感じですが。「フォークは成功しなければ意味がない」というのはそんなことないような感じですが。「ポップスは成功しなければ意味がない」というのは本当っぽく響くんだけどそこまでではないような感じですが。(<テキトー、よくわからん)

おもしろい。

たしかに(たぶん)一番お金の匂いがするのが「ロック」ですよね。でも「ロック」の始まりの音を作る気持ちはもっと違うところにあることが多い、と思うんです。例えば単に「俺もあのヒトみたいにかっこよくなりたい」とか。昔のヒーローたちのビデオ見たりして。お金の匂いのしない気持ち。でね、聴く側のたくさんのヒトビトは、そういうお金の匂いのしない気持ちが強く見える音楽が好きなんですよ。で、それにお金を払うことになるんだと思うんですよ。

それは仕組みとしては悪くないんじゃなかろうか。

やる側は、気持ちの持ち方によってはかなり大変ですが。

という考え方もあるっちゃあ、ある。

僕も「『ロック』な気持ちが見えるもの」が大好きなんです!

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それではよい(残り少ない)週末を。

たまごごはん食べます。

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