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2014年08月25日
最近のリアル脱出ゲームときたら

リアル脱出ゲームがどんどん広がっていく。
いろんな国で、いろんな人が遊んでくれている。
いろんなコンテンツと組んで、いろんなメディアと組んだ。
いろんな会場でやって、いろんなテーマで作った。
さて、次はいったいどうしたらいいんだろうと思っている。

新しいことをやろう、革新的なことをやろうと思ってずっと作ってきて、今リアル脱出ゲームは円熟の域に達しつつある。

すっと思ってきたことだけど、どんなエンターテイメントでもピークがある。
伸び続けるエンターテイメントなんてない。だからリアル脱出ゲームだっていつか失速する。
それが明日かもしれないし、300年後かもしれない。
いつも僕は「今年がピークだ」と言い続けてきた。でも今のところ増え続けている。

集客が増えれば増えるほど不安も増える。
僕らのビジネスモデルは普通じゃ成り立たないいびつさを基に成立している。
気心の知れた人たちとだけ仕事をしてきたから成り立ってきたけれど、今はあまりにもたくさんの人たちが関わっていて、ひずみも出始めている。

いや、ひずみなんて最初からあったな。
今始まったことじゃない。
そもそもひずみのないプロジェクトなんてないか。

時々思う。
守らなくちゃいけないんじゃないかと。
生まれてたった数年で世界中に広まったこのカルチャーを守る責任まで僕は持ってしまったんじゃないかと。
ずっと攻めて、攻めて、攻めて、半分失敗しても半分びっくりさせられればそれでいいと思ってやってきたけれど、もう僕らは質の高い安定をも目指さなくちゃならないんじゃないかとも思う。

たくさんの守らなくちゃならない人が出来てしまった。
たくさんの人たちが僕らを見守ってる。
たくさんの人たちが僕らに期待している。
そして、驚くほどたくさんの人たちが僕らの失敗を待ち望んでいる。

攻めてるときはストレスなんてないのに、守りだすとストレスが生じる。
僕は今、半分攻めて半分守る生活をしている。
はじめての体験なので楽しい。
はじめての体験なのでしんどい。

責任。
俺からは一番遠い言葉だと思ってたぜ。
ひたすら感じたままに作って、それを世に問うて、結果を見て喜んだり悲しんだりするだけの人生だと思ってた。
今は感じるままに作るだけじゃ責任を果たせない。
つまらない意見を受け入れるときもあるし、無駄な喧嘩で時間を使いすぎるときもある。

守りながら攻めよう。
お店を守ってくれているたくさんの人たちや、期待してくれているお客さんや、僕らを取り巻くさまざまな契約も含めて、今壊しちゃいけないものを守ろう。
そして、まだ僕らに気づいていない人や、気づいていない国や、まだ僕らを面白いと思っていない人や、僕らにもう飽きてしまった人たちのために僕は攻め続けよう。

そして、もし失敗してなにもかも失ってひとりぼっちになったら、また京都木屋町の弾き語りからはじめよう。
ブルーハーツのコピーとかからはじめればいいだろ。

kato takao** 25/8/2014 月曜日 04:08 | Link | TB (0) | コメント(2)

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