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2014年02月03日
2月最初の週末に

最近文章を書く量が圧倒的に減っていて、メロディーは作ってないし、コード進行もつくってないし、歌詞もほとんど作ってない。
数年前に僕が「クリエイティブ」だと思っていたことをまったくやっていない。
でも、自分が今クリエイティブに関わっていないともまったく思っていない。
不思議なものだよ、人生は。

二月最初の週末は、なぜか起きてすぐにジョギングするところから始まり、愛すべき女子と公園に散歩に行って滑り台で遊んで、その後友人の結婚パーティーに参加した。
愛に満ち溢れたそのパーティーで、なんだかとても幸せな気持ちになって、そしていつものように「この特別な幸せを日常的に感じるためにはどうしたらいいんだろう」と思った。

特別を日常に。
それは僕のずっと昔からの命題のような気がする。
特別なことが日常になれば、それはとても素敵な人生な気がする。
特別なことが、実はすぐそばにあることを、多分僕はずっと伝えていくだろう。
遠い場所じゃなくて、すぐそばにきっかけはある。

東京で暮らしていると、時々日常に悲しみなんてないんじゃないかという錯覚に陥る。
みんな生き生きと働いていて、裕福で幸せそうだ。
なぜかよくわからないけれど東京では「私は将来なにをしていいのかまったくわかりません」という人に出会わない。
誰からもそんな相談を受けないし、だれもまるでそんなことに悩んでなんかいないみたいだ。

京都。
誰もが悩んでいた町だったのかな。
未来が闇だった。
ただ、面白くあるだけで、ずいぶんと覚悟が必要だった。
その姿勢を京都の街が包んでくれた。
そしてその結果、「面白くあるためにはどうすればいいのか?」と悩む人たちがたくさんあつまった。
僕は「大丈夫。この先にもっと面白い場所があるから」といい続けて、進んだ。
嘘は一度もつかなかった。

東京。
町は、僕らを包んでくれはしない。
そんな暇なんてない。
面白くあろうとする人たちはたくさんいて、それだけでは輝けない。
結果を出さなくちゃいけない。
「どうすれば成功できますか?」という質問を山ほど受けた。
でも、その問いにいくら答えても人は集まらない。
「なぜあなたは成功したのですか?」「どうすれば成功できるのですか?」
嘘をいったつもりはないけれど、僕の答えはどれも真実とは程遠い。

東京では「どうすれば面白くあれますか?」などと聞かれない。
どうすれば、面白いことで成功できますか?と聞かれる。
面白い町だぜ。

二月の最初の暖かな週末。
満たされない時間は、緩やかに豊かに過ぎる。
でも、一方でビジネスは絶え間なく問題を運んでくる。
僕は公園のベンチで、たくさんの笑顔に囲まれながら、社員を罵倒するメールを一斉配信する。
スローモーションで子供が笑う。
僕も笑い返す。
でも指では「二度とこんなことをするな。次やったらクビだ」とメールしている。

どこかに。
たどり着けば永遠の幸せが約束される場所があるだろうか。
そこがもし完璧に癒される施設で、何一つ思い悩むことがない場所だとして、僕は果たしてそこを目指すだろうか。
いかないだろうな。
トラブルがない場所になんて行きたくもない。

もっと混沌の中にいたい。
整理された場所でものを創りすぎたんじゃないかと思ってる。
今いる場所では、努力しないと混沌と中枢には飛び込めない。
都心の混沌に、もっと飛び込んでいこう。

二月最初の週末に、そんなことを思った。

kato takao** 03/2/2014 月曜日 01:53 | Link | TB (0) | コメント(1)

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