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2011年04月19日
あるドームからの脱出について

 リアル脱出ゲーム「あるドームからの脱出」の追加公演を発表した。
 イベント内容を見直して、各公演のキャパシティーを増やした。

 地震の前まで、物凄い勢いで売れていたチケットがぴたりと止まった。
 あたりまえだ。公演を行うかどうかもわからないチケットを買うヒトはいない。
 ぼくらもすべての宣伝を止めて、「開催できるかどうか」のことばかり話していた。

 5月の公演は開催できることになって、やっと僕らは周りを見渡した。
 たくさんの人たちが待っていてくれるイベント。
 「期待しています」っていうメールがたくさん来た。
 でも、そんな中で「中止にするべきだと思う」というメールも来たし、「東京ドームを避難場所として開放しろ」というメールも来た。これまで、ほとんど好意的なメールしか来なかったSCRAPに少しだけ攻撃的なメールがやってくるようになった。

 中止にしようなんて少しも僕は思わなかった。
 中止にするべきだと思わなかったし、中止にしなくちゃいけない理由に少しも心当たりがなかったからだ。
 僕らはここでエンターテイメントをつくるのだ。そのための会社であり、そのための俺だ。
 俺が死ぬか、会社が潰れる以外の理由で僕らが出来るはずのエンターテイメントを中止にすることなんてない。絶対にない。世界中から石を投げられたって、ひとりでも楽しみにしてくれる人がいるなら、僕らはイベントを開催するだろう。

 なぜなら、それが、僕らの本分だからだ。
 そのための存在が僕らだからだ。
 誰一人僕らのことを見向きもしなくなったら、人知れずいなくなります。
 でも、誰かが待っていてくれるのなら、そこに向かって必死で僕らは作る。

 「今自分に出来ることは?」って日本中の人たちが考えてる。
 たくさんの人たちがつぶやいている。
 でも、SCRAPはそれを今緊急に考えることではないと思ってる。
 なぜなら、今も昔も、僕らに出来ることは上質のエンターテイメントを作ることだけであり、特別な物語体験を提供することだけであり、その結果世界がポジティブに変わっていくことを妄信的に信じているからだ。
 僕らは、この7年以上にわたり、ただただエンターテイメントを作ってきた。
 会社になってもうすぐ3年。エンターテイメントの可能性について考えてきた。
 当然、明日からもそうだ。
 僕らに出来ることは、僕らが今からやることだ。
 あたりまえのことをするしかない。

 さて、「あるドームからの脱出」について少しだけ書く。
 すばらしい場所で、その場所に最も適した謎を僕らは思いついた。
 東京ドームでしか味わうことの出来ない特別な謎だ。
 ひょっとしたら「謎解きイベント」としては世界最大級のイベントなのかな。

 後の歴史はひょっとしたらこういうかもしれない。
 「東京ドームで行われた謎解きイベントは、その後のエンターテイメントという言葉の意味すら変えてしまった」と。
 それくらい特別で、それくらい素敵な謎を作ったと思います。

 もし万が一迷っている方がおられましたら、「そんな必要はないから迷わずおいで」と僕は言います。
 ぜひ、東京ドームでお会いしましょう!
 http://eplus.jp/sys/T1U14P0010843P0100P002056764P0050001P006001P0030001

 これを書いてるときにまた地震がやってきた。
 おうおう負けねえぜ、と思った。
 地震にもし人格があるなら、嫌な奴だ。
 泣き寝入りなんて、してやらねえぜ!

kato takao** 19/4/2011 火曜日 03:47 | Link | TB (0) | コメント(1)

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