" /> kato takao | weblog: 2005年05月 Archives

kato takao | weblog
ロボピッチャー・かとうたかおのweblog

« 2005年04月 | Main | 2005年06月 »
2005年05月31日
4回か

 なんとなく身体が疲れてるなあ、なんでだろう、と思っていたら、今週4回ライブをしたのでした。そら疲れるか。で、ライブのない日は東京と京都を車で移動したしな。
 この一週間で一日だけライブも移動もなかった日にパークエディティングの藤本さんとお会いしました。本当にすばらしい人で、これからいろんなことに関わって行きたいと思いました。そんなこと思うこと滅多にないのだけど。ほぼ初対面で3時間近くしゃべり続けたのはこう見えて人見知りな僕にとって、かなり珍しいことです。

 えーっと、まあ、ひとまず、そんな感じで、ライブ四連荘が終わって、さて、レコーディングとSCRAPの編集が始まります。次号の特集どうしようかな。あと二週間で創らなくちゃならないのに、まだ頭ん中が真っ白だ。雪景色だ。うつくしい。
 あー、6/11には京都の街でTシャツを配るという謎のイベントをSCRAP主催でやるのですが、なんとその日僕は名古屋のクアトロでライブをしていることが判明し、SCRAPスタッフのみなさんにものすごく怒られました。ごめんなさい。
 というわけで、僕は行かないですが、皆さんはSCRAPを見て、Tシャツを配るお店を確認して、町に出て、SCRAPTシャツをゲットしてください。そして、それを着て名古屋のロボピッチャーライブにきたらどうだ!驚くぞー俺が。
 詳細はこちら。
 http://www.scrapmagazine.com/

 あ、ロボピッチャーHPのコラムも更新しましたよ。ぎりぎりだったけど。
 また今週も書くのか。はあ。
 まあ、でも楽しくなってきた。もうちょっと頑張ります。
 ふらーん。

 それでは皆様は、お元気で。

kato takao** 31/5/2005 火曜日 03:58 | Link | TB (0) | コメント(0)
2005年05月23日
恒例の

 恒例の東京ツアー出発直前日記です。
 あと30分くらいで伊藤君が迎えに来ると思うのですが、まだなんにも準備してなくて、シャワーも浴びたいなあと思っているので、大変危険な状態です。ギターの弦を変えるのも忘れてましたが、それはもう渋谷でやります。渋谷で弦を変えるなんて、ちょっとしたミュージシャン気取りですね。

 ま、ともあれ、本日より5日間東京にお世話になります。
 金曜日に帰京いたします。帰京って東京に帰るのか、京都に帰るのかどっちなんでしょうね。
 僕は京都に帰ります。

 5日間で3回ライブをするので、まあ、いつもに比べたらちょっと余裕のアル日程といえるでしょうか。

 なんとか、皆様、必死のぱっちでライブにお越しください。
 来月から東京でイベントをするのですが、今回の集客が少ないと、不安で胸がつぶれちゃって、ただでも遅れているレコーディングがさらに遅れてしまいます。
 たくさんのご友人、ご家族、恋人、通りすがりの人をナンパしてでも、みなさんお誘いあわせの上、このロボピッチャー東京3daysにご参加ください。

 SCRAPも持って行きますよ。今から荷物を詰めます。

 以下詳細。

■ 2005/5/23(月) 渋谷・O-Crest 『SOGOPR.MAY』 
【出演】出演:MALCO、昼海幹音、CRAZY CHERRY、ロボピッチャー(出演は2番目、18:45の予定です)
【時間】時間:open 17:30 start 18:00
【料金】料金:¥2,300(adv) ¥2,800(door) +drink
【info】SOGO/03(3405)9999 http://www.sogopr.co.jp
 

■ 2005/5/24(火) 下北沢・mona-records (加藤隆生ソロライブ)
【出演】VERANDA、柳沢耕平(ウィリアム)、伊勢 千晶、加藤隆生(出演は3番目、20:30の予定です)
【時間】open 18:30 start 19:00
【料金】¥2,000(adv) ¥2,300(door) +drink
【info】mona records/03-5787-3326 http://www.mona-records.com/
 

■ 2005/5/26(木)青山・月見ル君想フ 『宴月』
【出演】リッカ、岩見十夢、真黒毛ぼっくす、ロボピッチャー(出演は3番目、20:30の予定です)
【時間】open 17:30 start 18:00
【料金】¥2,000(adv) ¥2,500(door) +drink
【info】月見ル君想フ/03-5474-8115 http://www.moonromantic.com

 それでは、東京でお会いできる事を楽しみにしております。

 

kato takao** 23/5/2005 月曜日 06:07 | Link | TB (0) | コメント(0)
2005年05月21日
だから

 まるでなにもないみたいだ、と僕はつぶやいていました。

 それはあまりにも雑多な町で、雑多な部屋で、雑多な服を着た、雑多な人でした。
 彼女は何もかもを持っていて、きらびやかで、わがままで、きれいで、とても上品にウィットに富んだ会話をする事が出来ました。
 彼女と話していると、まわりにどんなにたくさんの人間がいても二人っきりで話しているようでした。

 でも、まるで何もないみたいでした。なぜだかわからないけど。

 彼女にはたくさんの男友達がいて、みんな彼女のことを好きだったけど、彼女は誰の事も好きじゃなかった。彼女は自分のわがままが世界の秩序になるべきだと考えていて、考えたとおりに行動していて、男達はそれを実現させるために必死だった。

 僕はそれを少しだけ遠くから見ていたけど、知らないうちに巻き込まれていて、ずいぶんとややこしくなって、そのややこしさから逃げ出そうとしたらさらにややこしくなりました。

「大切なのは、あなたが私を好きかどうかではないの」と、彼女は言いました。「私があなたを好きって事なの」

 でも僕は彼女がそのセリフを両手の指では数えられないくらいの男に言っている事を知っていたし、そのほとんどの男が「もちろん僕も君の事が好きだよ」と言ったことも知っていました。

「でも、僕にとって大切なのは」と僕はいいました。「君が本当に僕を好きなわけではないってことなんだ」

 僕は彼女のことがとても好きだったのだと、そのときにわかりました。これはなんと不毛な片思いなんでしょうね。誰かの事を好きだとはっきりと認識した最初の瞬間だったかもしれません。

 彼女はなにか言いたそうでしたが、そのすべてを飲み込んで「ふん」といいました。
 とてもキュートな「ふん」。
 
「あなたは幸せになんかならないわ」彼女はいいました。「これから一生誰の事も好きにならないでしょう。自分のことを好きな女の子とだけ仲良くしていくのよ」

 そうかもしれない。

 でも、そんな事は本当にどうでも良くて、ただ僕はあなたに触れたいだけだった。

 きっと、僕があなたに触れたなら、ずぶずぶと皮膚の中にめり込むような一体感で、やわらかいお湯に使っているようなやわやわな感じで、太古から伝わる海の記憶が喚起されるような時間がやってくるのだと確信していたけど、僕は「そうかもしれない」とだけ言いました。

 彼女は彼女のマニュアルに沿って、もちろん泣きました。
 しばらく黙って、何度か不自然なまばたきをして、右目だけからきれいなラインを描いて、涙がこぼれました。つるりと頬を滑って、口のふちに当たって、彼女はそれをそっとなめました。

 まるで何もないみたいでした。
 僕は抱きしめてみたかったけど、そんなこと出来なくて、ただ立ってました。

 僕は川べりの、初夏の風を受けながら、未来の事を考えていました。
 時間が止まったみたいで、しゃべっていないのに直接テレパシーを脳と脳に飛ばせるくらい二人の精神的な距離は縮まっているようでした。
 彼女はとてもきれいなミュールをはいていて、ジーパンからはみ出たくるぶしがありえないほどかわいくて、僕はどうにかなってしまいそうだったけど、そして、きっと、僕はどうにかなってしまったのでしょう。
 泣いている彼女を置いて「じゃあ、帰るね」といって帰ってしまいました。

 少し生臭い、初夏の草の薫りをかぎながら。
 僕はきびすを返して、一度も振り返りませんでした。
 
 それから、彼女と僕は一度も会っていません。
 と、なればそれでいいんだけど、そういうわけにもいかない。
 その後も僕らはブルーハーツの歌詞について語り合い、僕がいかにすばらしい歌詞を書くかについて賞賛の言葉を探し合い、僕の曲で泣いた回数を競い合い(もちろん僕が勝った)、親しい友人の近況を話し合った。

 大切な事は、結局彼女とは一度もセックスをしなかった事だ。

 彼女は何もかも持っていて、まるで何もないみたいだった。
 だから、
 ものすごく美しかった。
 二度の離婚を経験し、一度子供を堕した。
 
「未来は僕らの手の中だなんて信じられる?」と彼女は昔言った。
「さあ、そんなこと考えた事もない」と僕は言った。
「そう。あなたのそういうところは好きだけど、私は『未来は僕らの手の中』だと信じられる人を信じるわ」

 さて、時間が流れて、僕らは離れ離れで、もう手を伸ばしてもキスも出来ない。

 3回目の結婚は、身内だけでひっそりとやるそうだ。
 どうも、おめでとうございます。
 僕もここで、ひっそりと、お祝いのビールを飲んでますよ。

kato takao** 21/5/2005 土曜日 09:02 | Link | TB (0) | コメント(0)
2005年05月18日
歌が

 歌が僕からこぼれてこぼれてしょうがないです。
 ああ、なんか久しぶりに音楽を創っている気がする。
 僕は、ビールを呑んで、ギターを弾いて、ただ、自分の思うままに歌い言葉をつけて曲にします。
 ここはすばらしい。

 ここにきてしまえばいくらでも曲が出来るけど、ここに来るのにはとても時間がかかる。僕は五月に入ってからの半月を、ここに来るためだけに費やして、他に何も出来なかった。

 ああ。すごい。
 これは、恍惚の時間だな。
 目に映るすべてが音楽に見える。

 ここはすばらしい。
 
 でも、いつまでもはいられない。
 僕はここから出て、ライブをしたり、レコーディングをしたり、雑誌を創ったり、生活のためのあれこれをしたりしなくてはならないのです。

 瞬く間に曲が出来ていくけど、いったいこれは誰が演奏するんだろう。

 まあ、いいや。
 いつか、まったく曲が書けなくなったときのために、今のうちに書き溜めておこう。

 愛はためておく事が出来ないけど、お金と曲はためておく事が出来るから便利です。
 でも、お金は貯まらないから残念です。

kato takao** 18/5/2005 水曜日 03:38 | Link | TB (0) | コメント(0)
2005年05月15日
きょきょきょう

 今日は、久しぶりにメンバーと会い、ミーティング。
 レコーディングのこととか話す。
 来週からは本格的にいろいろ動くようで、楽しみです。

 で、夜はおいしいものを食べました。
 僕は食に対する欲求が著しく低く、ほっとくとなにも食べないのですが、今日は珍しく自ら旨いものを欲しました。

 ぐっと食べて、ぐっと飲んで、少し話をして、良い夜でした。

 で、かえって、何通かメールの返事を書いて、NBAのカンファレンスセミファイナルを見て熱くなりました。あーあー。イチローが大リーグ行くまでは、ほぼ毎晩NBAの試合をやってくれてたのに、最近はぜんぜんだよ。こんなに盛り上がってんのに、いくらなんでも無視しすぎだろ。くそ。

 ああ、「SCRAPでやってたデパオクを関西ウォーカーがパクッてますよ」っていうメールが何通かきましたが、あれはパクッわけではないと思いますよ。
 ただ、デパオクっていう単語だけ持って行って、写真のっけて、テキスト書いて、編集したものが、ただ誌面に並んでるだけだから。あなたがそんなに憤慨しなくても大丈夫ですよ。

 「デパオク」を関西ウォーカーが取り上げてくれた事はめでたいと思います。
 ただ、取り上げ方はひどかったですね。
 せっかく僕らがこつこつと盛り上げているのに、邪魔するのはやめて欲しい。
 あれは本当にプロの仕事なんですかね。まあ、市販されている雑誌だからそうなんだろうけど、対象に対する愛がまったく感じられなかった。あ、だからプロなのか。いちいち対象を愛してたら仕事にならんもんな。
 仕事に対する愛は感じられたとしても、創造に対する愛が感じられないものは僕は嫌いです。

 まあ、いいや。 
 僕とは関係のないことだ。
 

kato takao** 15/5/2005 日曜日 04:39 | Link | TB (0) | コメント(0)
2005年05月12日

 お。さすがに今日は働きましたよ。がんばりました。

 で、映画を見たり、人と会って話したり、デザイナーさんの事務所に行って話したり、本読んだり、電話したり、まあそんな感じか。あ、ギターを弾いて歌った。新曲ほぼ出来ました。相変わらずものすごい曲です。こんなにすごい曲ばっかり書いていていいのかな、と不安になるくらい良い曲です。

 あ、さっきデザイナーの女性に聞いたのですが、マドンナは前歯をすきっ歯にしているそうです。幸福がそこを通ってやってくるんだって。なんだそれ。

 あと、ホットヨガってのがあるらしい。なんかやってみたいな。ヨーロッパで大流行だそうです。

 今「おおはやり」って打ったら「大流行」って出たんですが、これって「だいりゅうこう」って読まないですか?

 ま、そんなこんなで、今日もぼんやりです。ライブがないとつまんないな。
 

kato takao** 12/5/2005 木曜日 04:35 | Link | TB (0) | コメント(0)
2005年05月10日
やる気について

 どうもこのGWぼけが治らないというか、むしろSCRAPの6号が完成し、配布も終わった事で身体がすべてのクリエイティブな活動を止めてしまったようです。

 またもや、簡単なメールの返事すら出来ないような状態で、今日は部屋から一歩も出ていません。電話を二回だけしました。

 このすさまじく高く低い波をもう何年も何年も経験して、今となっては、それとけっこう上手に付き合えちゃって困ります。まあ、やる気が出ないんならしょうがないよ。どうせそのうちまた忙しくなるんだから、ぼーっとしとこうよって感じです。

 とはいえ、小さな仕事はこつこつとこなしてるんですよ。ただ、普段なら15分で終わらせる仕事に12時間くらいかけてるっていうだけです。てへっ。かわいいかな。無理か。

 まあ、いずれにしても明日からはばたばたと忙しくなるようです。想像した以上に騒がしい未来が僕を待ってるみたいです。

 夏がきますね。
 その予感が心を震わせています。
 あと何回夏を迎えられるかわからないから、今回の夏も楽しもうと思います。

 多分曲を二曲作りました。
 ギターを持って、コードを探して、歌詞を付けたら完成です。でも、多分頭の中ではすべてが出来ています。あとはそれをきちんとした形でアウトプットするだけなんですが、それに時間がかかる。コードを探すのに1時間。歌詞を探すのに2時間。
 今はそれだけの時間創作に集中出来ないから、完成はもうちょっとです。でも、もう出来てる。こうなったら後は間違いない。はず。
 かなりすばらしい曲が出来たと思うのだけど、そんなことここでテキストで書かれても皆さん困るだろうから、まあ、ええわ。

 さあ。
 五月の風のビールを飲みに行こう。

kato takao** 10/5/2005 火曜日 06:06 | Link | TB (0) | コメント(0)
2005年05月08日
それで

 今日は一日家でゆっくりとしました。
 2度だけ外に出た。
 1度目はビールを買いに。
 2度目は焼酎を買いに。
 
 ずっと一人で飲んでいて、本を読んでいて、少しだけ仕事をして、メールを書いたりしたけど、後のほとんどの時間をギターを弾いて過ごした。なんでこんなにギターに触ってるのにうまくならないのか。
 自分の中のどこかで、上手くならないための努力をしているとしか思われない。

 テレビを少しだけ見た。
 テレビの向こうの美しい顔をした女が、その美しさによって被った哀しみにだけ興味がわいた。

 僕はきれいな人が好きですが、自分のきれいさをきちんと知っていて、そのためにささやかな、感じのいい努力をしている人が好きです。「趣味はお祈りと健康管理です」とかいう女の子はとても好きです。

 僕の同年齢の女性が30才という年齢の重大さに打ちひしがれています。
 そんなバカな、と僕は思う。
 これからなんでもできるのに、悲しみなんて本当につまらない。

 女は違うのよ、と君はいうけれど、もしそうだとしても、今からできるかもしれないことに年齢は関係ない。

 いつまでも、いまからが輝ける時だ。

 とか、だめか。かっこ悪いか。いくらなんでも。
 昨日よりひどい明日を何度も経験してきて、未来は明るいなんてとても信じられなくなって、僕も今日部屋から一歩も出なかったけど。でも、とはいえ、「明日かもしれんな、X-DAYは」なんて思えちゃう自分はいないのか。

 いや、残念ながら、僕の中にはそんなオプティミスティックな俺はいないのだけど、いないけど、いないからって、その事に甘んじるつもりはないぞ。

 僕が東京の町を好きなのは、僕の年くらいの女性が、ものすごくきちんとした格好で、すばらしく良い姿勢で、きれいな歩き方で歩いているからです。
 僕はうっとりとそれを眺めながら、自分の背筋が少しずつ伸びていくのを感じます。
 その姿勢を手に入れるために彼女達が感じた悲しみや、たった今押し込められているやるせなさも、女性アスリートってだけで、「うつくしき女の戦い」とか書かれちゃう古臭いパブリックイメージも、そしてそのすべてを覆っている黄土色のさまざまな歴史的な記憶や、生物的な情緒や、本能的なリアクションをこっそりとスーツの中に隠している感じが大好きです。
 つまり、そこにある矛盾がうつくしすぎて、僕は時々東京の街を歩きながら気が変になりそうになります。

 僕はきれいな10代は信じませんよ。
 いや、その刹那的なきらめきとしては認めるけど、恒常的なものではない。
 きれいな30overこそが好きです。
 きれいな60歳の方とか、ほんとにセクシーです。

 鬼も十八番茶も出花と申します。18なんてなんにもしなくてもきれいなんですよ。
 でもそんなのつまらない。
 若さっていう愚かなパブリックイメージがなくなってからの美しさがほんとの美しさですよ。もうそれについては力説。

 毎日15時間働いて、そんなに好きな仕事じゃないけど、でも給料もそれなりにいいし、まったくやりたくない仕事でもないし、いろんなしがらみとかもあるし、まあ、それなりに満足かな、っていう人生は個人的にとても好きですし、それはそれで応援しますが、その生活の中で、とはいえこのままでいいのか、こんな風に年を取っていって私はほんとに後悔しないのか、未来は僕らの手の中なのか、「歩いていこう」って歌ってたJSWは今どこを歩いてるのか?ってなことを考えないのもまたおかしいと思うのです。
 怖いものなんて何もないです。
 生きてるうちが花で、死んだらもうそれまでです。
 「花の命は結構長い!」という秀逸なキャッチコピーにだまされている場合ではありません。
 生きているうちがまさしく「花」です。

 そんなことを思っていた、土曜日の夜でした。
 家に閉じこもっているほうが疲れますね。

 

kato takao** 08/5/2005 日曜日 05:30 | Link | TB (0) | コメント(0)
2005年05月06日
ひさしぶりに

 久しぶりに良く遊びました。
 懐かしい人と飲みに行って、親しい人と会って親密な話を繰り返して、夜中に馬鹿みたいに騒いで、僕はまた歌い、卓球をし、バッティングもし、古本屋に行き、ゲーム屋に行き、量子力学について学び、ギターをポロリと鳴らすも曲にはならずものすごくがっかりしたり、友人の店に飲みに行ったり、韓国料理を食べたり、そこそこの映画を見たり、またギターを弾いたけど曲にはならずにものすごく落ち込んだり、夜中にハンバーグを食べたり、ガチャガチャをしたり、山に登ったり、いろんなことを思い出したり、次号SCRAPの会議をしたり、ゲームをしたり、久しぶりに妹としゃべったり、ボロフェスタのことを考えたり、SCRAPの配布をしたり、メールをチェックしたり、メールを書いたり、請求書を送ったり、本を読んだり、本を読んだり、ゲームをしたり。

 それにしても量子力学ってすげえな。
 物理ってとても哲学的なんですね。
 もちろん、実験によって実証された哲学なので、まあいいんですけど。
 結局、万物はロマンで出来ているのではないかとすら思いました。僕ら個人の持つ熱量が、この世界の成り立ちを決めていくということで、よろしいんですね、アインシュタイン先生?

 相対性理論と、量子力学についての、とても一般的かつ抽象的な理解のみを得て、それなりに納得したGWでありました。

 GW最終日の今日は、みなさん、またあの、言いようもない憂鬱とともに過ごされたのでしょうか。
 僕が勤めていたとき、正月や、お盆や、GWが終わるたびに死にたくなるような悲しみを感じました。またあの、僕がいるべきではない場所に帰らなくてはならないのだ、と。
 日曜の夜に、「ウルルン紀行」や「世界遺産」などが始まると胸が押しつぶされそうになるあの感覚の見事に100倍くらいの喪失感。
 僕は、4日以上の休みの後にいつも、自己の喪失を感じました。
 なぜこんなにいやな仕事をしなくてはならないのか、と問いかけ続けました。
 僕は他にやりたい事があって、それをやれる能力がないと決定されたわけでもないのに、なぜそれをしないのか。

 それでも、僕はしばらく働いて、何度もそんなひどい夜を越えて、ある日仕事を辞めました。
 
 たくさんの人が僕が会社を辞めるのを止めてくれて、幾人かの人が僕の退職を喜んでくれました。
 今でも、あのままあの会社で働いていたらどうなっていたんだろうなあと思います。
 とてもよい会社で、今でも時々顔を出すし、当時の会社の上司がロボピッチャーのライブを未だに見に来てくれます。
 あのときの判断が正しかったかどうかは、もうわからないけれど、僕は自分に何が出来て、何が出来ないかを知りたかっただけなのです。
 なにも出来ないならまあいいじゃないですか。僕は自意識過剰なだけの無能な人です。でも、もし万が一、僕に、とてつもない才能が眠っていたときに、それは、とても、だれにとっても残念なことではないかと思ったのです。
 せめて、自分に何が出来て、何が出来ないかくらいは確認してから死にたいと思いました。

 今でも、まだ、自分に何が出来るのかを探してます。

 二十歳そこそこで将来のこと考えて、就職活動して、めでたく就職して、そのまま順調に行く方もおられるでしょうし、それはそれで本当に心から羨ましく、すばらしいと思いますが、そうでない人もやはりたくさんいて、今歩むその道に疑問があるのであれば、(GW明けの哀しみが深いのであれば)世の中にはたくさんの選択肢があります。どうやら30歳、40歳、50歳からはじめられる事もたくさんあるようです。自分にしかできない事ってなんなんでしょう。なにもないかも知れないけど、せめて、GWで5日も休んだ後にこそ、その分がんばって働こう!と思える程度の仕事はしたいです。

 今日からのお仕事頑張ってください。
 学生の方はどうぞ勉学や就活に勤しんでください。

 そして、その、健やかならざる勤労+就学のささやかな矛盾にこそ、ロボピッチャーの音楽が寄り添います。
 きっとGW明けのこの時にこそ、ロボピッチャーは美しくも悲痛な叫びを上げることでしょう。

 意味なきこの世界で、たった一つなっている音楽がロボピッチャーで、僕の言葉であると、さっき弾き語りで昔の歌を歌いながら思った。

 それでは、今日も頑張って、一日をお過ごしください。

 ロボピッチャー
 加藤隆生

kato takao** 06/5/2005 金曜日 05:12 | Link | TB (0) | コメント(0)

Archives
2011年06月
2011年05月
2011年04月
2011年03月
2011年02月
2011年01月
2010年12月
2010年10月
2010年09月
2010年08月
2010年07月
2010年06月
2010年05月
2010年04月
2010年03月
2010年02月
2010年01月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年09月
2008年08月
2008年07月
2008年06月
2008年05月
2008年04月
2008年03月
2008年02月
2008年01月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年09月
2007年08月
2007年07月
2007年06月
2007年05月
2007年04月
2007年03月
2007年02月
2007年01月
2006年12月
2006年11月
2006年10月
2006年09月
2006年08月
2006年07月
2006年06月
2006年05月
2006年04月
2006年03月
2006年02月
2006年01月
2005年12月
2005年11月
2005年10月
2005年09月
2005年08月
2005年07月
2005年06月
2005年05月
2005年04月
2005年03月
2005年02月
2005年01月
2004年12月
2004年11月
2004年10月
2004年09月
2004年08月
2004年07月
2004年06月
2004年05月
2004年04月
2004年03月
2004年02月
2004年01月
2003年12月
2003年11月
2003年10月
2003年09月
2003年08月
2003年07月
2003年06月
2003年05月
2003年04月
2003年03月
2003年02月
2003年01月
2002年12月
2002年11月
2002年10月
2002年09月
2002年08月
2002年07月
2002年06月
2002年05月
2002年04月
2002年03月
2002年02月
2002年01月
2001年12月
2001年11月
2001年10月
2001年09月
2001年08月
2001年07月
2001年06月