" /> kato takao | weblog: 2002年02月 Archives

kato takao | weblog
ロボピッチャー・かとうたかおのweblog

« 2002年01月 | Main | 2002年03月 »
2002年02月23日
103


 さて、明日はハラッパカラッパの最後のライブの日です。

 いくつかの風景が浮かんでは消えて行きます。
 初めてのライブや、初めてのスタジオや、ツアーに行った時に泊まった宿とか、けんかしたこととか、仲直りしたこととか。

 我々はハラッパカラッパをよくするために生活をしてきたんだなあ。

 いくつもの気持ちにひとつひとつ整理をつけていって、平らになった場所で僕はなにをしよう。
 なにか出来るだろうとは思うけど、何が出来るかはわからない。

 明日は音楽をします。音楽です。他のなにかではありません。

 次の日記が最終回です。少なくとも「ハラッパカラッパ加藤」の日記は最終回。
 いつ書くかわからないけど。

 それでは。

kato takao** 23/2/2002 土曜日 02:02 | Link | TB (0) | コメント(0)
2002年02月19日
102


 終わりから2回目のライブが終わりました。

 今日は一日ずいぶんとしょんぼりして過ごしました。

 ライブの次の日は必ずしょんぼりします。
 だってライブが終わってしまったのだから。

 僕はたぶん、普通では考えられないくらいライブを大切に考えているし、必要だと思っています。
 息をすることとライブをすることはとても良く似ている。

 ライブをするために生きているのです。
 そして、とても悲しいことではあるが、生きるためにライブをしているのだ。

 ライブの後、何かの終焉について深く思います。
 それは、死について考えるもっとも適切な時間です。

 2/17のライブは楽しかったな。素直に楽しかったライブは結構久しぶりのような気もする。対バンもすばらしかった。どうも。

 アルコールの量がとにかく増えている。2/23のライブが終わったら、まともになるのか、もっとひどくなるのか。自分ではわからないけど。

 2/23は次の日も日曜日だし、朝まで飲む予定。多分メンバーみんなが残るし、清原(元ギター)も来ます。よかったらみんなでゆっくり飲みましょう。
 始発までは付合います。

 じゃ。

 

kato takao** 19/2/2002 火曜日 02:50 | Link | TB (0) | コメント(0)
2002年02月16日
101


 あした、17日はハラッパカラッパの終わりから2回目のライブです。

 いっそもう、早く終わって欲しいと思っているのも確かですが、終わって欲しくないと思っているのも確かです。

 身体がばらばらに千切れて別の生き物になってしまいそうだ。

 どうも今までありがと。

 そんなことでも書いて今日はお茶を濁したい。

 ではまた。来世で会おう。

kato takao** 16/2/2002 土曜日 02:56 | Link | TB (0) | コメント(0)
2002年02月04日
100


 最近、朝起きてすぐにご飯は食べられません。
 しばらくぼんやりとなにもできず、ストーブの前に座っています。

 で、しばらくすると、酸素が足りなくなってくらくらしてくるので、しぶしぶ立ちあがって、靴下をはいたり、服を選んだりします。僕は普段自分の格好にはけっこう無頓着なので、だいたい昨日と同じ服を着ます。週に5日は同じジャケットを着ます。ズボンは一つの季節に一本。つまり年にだいたい四本くらい買います。

 で、やっとコーヒーでも飲みたいなあ、なんて思うのですが、昨日のお酒がやや残り気味のときは飲まないことにしています。胃の調子がいまいちであります。
 というわけで、最近はほとんどコーヒーも飲みません。だいたい毎日口の中で麦芽の香りがします。

 朝から鏡を見てもこれといって学ぶこともないので、自分の姿をチェックもせずにそのまま家を出ます。そのうちにだんだん目が覚めてきて、ネガティブなことを山ほど考え出します。もう、とにかくネガティブです。プラスのことは一つも考えません。というか思いつきません。

 事務書についてもしばらくボーッとしてます。なにについて考えたらいいのかよくわからなくて、じっと時間を待っていると、ネガティブの本質に手が届きそーになって、びっくりして我に返ったりします。おお、そうだ、僕は朝起きて、ここで、仕事などをしなくてはならない。

 仕事と言っても、まだ出来たばかりの会社なので具体的にやることはとくにありません。
 だいたいの場合隣にはやけにキャッチ−なルックスの社長がいて、未来について語り合います。 それが最近のもっとも大切な仕事といえます。

 で、お昼も近くなってくると、なんとなくわけのわからない自信とかがゆっくりとわいてきて、今日も一日生きていけるような気になります。時々かーっと熱くなっていろんなアイデアがわいて来たりもしますが、まあ、すぐに落ち着きます。
 空いた時間を見つけて、本を読んだり、ついにコーヒーを飲んだり、社長を誘ってご飯を食べたり、取材に行ったり、企画を考えたり、打ち合わせをしたり、バイトの事務さんと話したりしていると、なぜか夕方になっています。とても不思議です。
 さらにそのあと社長とご飯を食べに行ったりもしますが、まあ、基本的には帰ります。
 そして、今日一日の時間の中で、じつは一つの音がずーっとなり続けていたことに気づきます。
 それは、どちらかというと、ギターとかベースとかピアノとかではなく
 どちらかと言うと、マンドリンとかアコーディオンとかケーナとかの音のような気がします。
 でもどれもやはり当てはまらない。どこかで聴いたことはあるけれど、それを聞いたときにはそれがこんなに大事な音だったなんて気づきもしなかった音です。
 そしてその音はもう、二度と聴くことは出来ない。僕の記憶の中でだけ小さなかすかな音でなりつづけています。

 家に着いたらご飯を食べ、ゲームをして、本を読み、テレビを見て、お風呂に入ります。その辺りからぼちぼちお酒をのみはじめて、雰囲気が怪しくなってきます。時間の流れ方がぐにゃりと曲がってわけのわからない進み方をします。蛍光灯がちかちかと明滅をはじめ、ソファーのきしむ音のスピードがあがっていく様です。
 彼女は僕の隣にはいないので、電話をします。少しだけ距離が縮まったような気がするけど、「ここにはいない」という事実をしっかりと再確認させられたような気にもなります。ドラえもんについての話を僕らはする。彼の持つ不可逆性と、相対的なパラドクスについて。「記号としてのドラえもんが暗示するものをテキストとして描かれることが、合理化されたジャンキー文化の最も先鋭的な犠牲者となるだろう」呪文の様に毎晩彼女はそういって、のび太の未来を憂う。
 「引出しをあけてごらん」と僕はいう。「だいじょうぶ、ドラえもんすらここにはいないのだから」
 だれも、少しも安心しないまま電話は終わる。電話を切るときにはある種の幸福感とある種の罪悪感が残る。

 眠りがいつやってくるのかは、とても文学的な範疇の話だし、今ここでそれについて書くことはよす。
 でも、もう数ヶ月、僕は手紙もメールも書いていない。曲もあまり作っていない。爪を切って、耳掃除をして、生えかけで止まってしまった親知らずを丹念に磨く。
 とりあえず時間が流れる。
 いつか、まただれかれかまわず手紙を書きたくなる。たった一行で世界を変えてみせると本気で信じるようになる。
 そう祈る様に信じながら、ベッドに入る。眠れなくてもベッドにいると少し落ち着く。

 明日については考えない。
 

kato takao** 04/2/2002 月曜日 00:23 | Link | TB (0) | コメント(0)
2002年02月03日
99


 うちに毎日何通かメールが来ます。掲示板にも少しづつ書きこみがされていきます。

 ハラッパカラッパが、きちんと幾人かには愛されていたのだと確認できることはやはりうれしいことです。
 でも、どことなく、別れた彼女を褒められてるみたいでかなしい。
 「しかし,加藤の前の彼女かわいかったよなあ」
 「なんでわかれたの?」

 僕の抱える不安定さは、僕の決断とは独立して、矛盾して、真っ向勝負を挑んできます。
 僕はそれに勝ちつづけなくてはならない。
 めんどくさいことだ。

 1/28にネガポジでライブをしました。そのときのアンケート。
 「かとうさん、ほんとに歌ってて楽しいですか?」

 いやもう倒れるかと思ったね。あのアンケートを見たときは。
 なんども言うけど、楽しい瞬間はあります。
 でも、ずっと継続して楽しいことはないです。
 僕の思う音楽は、いつまでも楽しいだけのものではないのです。

 だからって、お客さんに「たのしいですか?」って書かれるのも、どうかと思うけど。未熟だなあ。

 まあ、いいや。とにかくとにかく時間は流れる。哀しみも喜びも時間の濁流の中にまぎれて見えなくなる。

 僕の右手が今日つかんだものが幻だったのなら、
 明日また別の幻をつかむ。

 まあ、そんなふうにやりすごして生きてます。
 ずるでもしないとやりすごせないもんなあ。

kato takao** 03/2/2002 日曜日 01:23 | Link | TB (0) | コメント(0)

Archives
2011年06月
2011年05月
2011年04月
2011年03月
2011年02月
2011年01月
2010年12月
2010年10月
2010年09月
2010年08月
2010年07月
2010年06月
2010年05月
2010年04月
2010年03月
2010年02月
2010年01月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年09月
2008年08月
2008年07月
2008年06月
2008年05月
2008年04月
2008年03月
2008年02月
2008年01月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年09月
2007年08月
2007年07月
2007年06月
2007年05月
2007年04月
2007年03月
2007年02月
2007年01月
2006年12月
2006年11月
2006年10月
2006年09月
2006年08月
2006年07月
2006年06月
2006年05月
2006年04月
2006年03月
2006年02月
2006年01月
2005年12月
2005年11月
2005年10月
2005年09月
2005年08月
2005年07月
2005年06月
2005年05月
2005年04月
2005年03月
2005年02月
2005年01月
2004年12月
2004年11月
2004年10月
2004年09月
2004年08月
2004年07月
2004年06月
2004年05月
2004年04月
2004年03月
2004年02月
2004年01月
2003年12月
2003年11月
2003年10月
2003年09月
2003年08月
2003年07月
2003年06月
2003年05月
2003年04月
2003年03月
2003年02月
2003年01月
2002年12月
2002年11月
2002年10月
2002年09月
2002年08月
2002年07月
2002年06月
2002年05月
2002年04月
2002年03月
2002年02月
2002年01月
2001年12月
2001年11月
2001年10月
2001年09月
2001年08月
2001年07月
2001年06月