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kato takao | weblog
ロボピッチャー・かとうたかおのweblog

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2001年07月30日
33


 何が僕の望みなのかわからない。
 とにかく何かに向かって進んでいることは確かなのだけど、それが何かがわからない。
 「僕はだれかを好きになる それがだれかはわからない」糸井重里
 こんなつまんない事を的確に言葉に出来る糸井重里のことが大嫌いです。

 人生は捨てたものではない。川辺の匂いや、ふとよぎる風や、朝起きて汗だくになっているまくらや、何年もかけて徹底的に履き潰されたスニーカーから、とても確実な良い部分を感じ取ることが出来る。一番問題なのはそれが持続しないことだ。友人達と楽しく時間を過ごして、その帰り道で今までの何倍も哀しくなったりする。ぼくは心から思う。「じゃあ、どうすればいいんだよ」と。
 もちろん答えなんてないし、もし、あったとしてもそれは個々人の中にあるんだろう。でもそれにしてもあんまりじゃないか。こんなにひどい思いをすることはないんじゃないか。
 しかし、その疑問は続けなくてはならない。「じゃあどうすればいいんだよ」と問いつづけなくてはならない。その結果僕らは以前よりももう少し疲弊した生き物として「進化」するのかもしれない。

 今日は友人と贅沢な時間を過ごした。たとえば我々の間になにか困難がやってきても、今日のことを思えばある種の解決策を見つけられるかもしれない。少なくとも僕はそう思う。

 鏡で自分の顔を見てみたら少しつかれていた。鏡が悪いのだと僕は思った。
 「鏡が悪いのだ、僕ではない」

 それでは。

kato takao** 30/7/2001 月曜日 02:05 | Link | TB (0) | コメント(0)
2001年07月29日
32


 友人のライブに行った。
 友人のライブほど評価しにくいものはない。その人が元気に演奏しているだけで、ある意味とても良いライブということにもなってしまう。また、つまらない歌詞の曲を一曲作ったってだけでなんだか薄ら寒い気分になる時だってある。今日は前者。とにかく元気でアットホームで、ある種の良きものに守られているという実感のあるライブだった。きっと次の日に目覚めて彼らは哀しい気持ちなんかにならない。そういうライブ。

 暗闇の中で手を伸ばすとなにかに触れそうです。その期待はほぼ確実に裏切られます。なにもない。なにもないということに慣れることが、一番手っ取り早く幸せになる方法なんじゃないかな。

 「今日の風は夏の終わりのようにさびしい」と僕の友人は言いました。でもそんなことはない。夏はまだ終わりません。もしくは、まだなにも終わりはしないのだと、言えば良かったか。
 夏の間に出来ることをすべてやってしまおうと思う。そして次は秋の間に出来ることをすべてやるのです。それ以外の生き方の出来る人は大至急連絡下さい。

 「遠い夢に追いつけず苦しさに鍵をかける 閉じこめたその同じ鍵は開けるためのものだよ」友人は今日そう歌いました。
 そうなのだろうと思う。遠い夢の苦しみと、それを克服するための鍵はまったく同じものなんです。もしそうでなかったのなら、もう少し楽だったのにね。この一行によって、今日のライブは是としよう。
 彼のライブを見ているといつも良い歌詞が浮かぶ。変な風景なんだけど、僕は彼のライブを見ていて思いついた自分の歌詞に感動して、体中にさぶいぼが出来た。隣の人に感づかれないようにそっと手で覆った。

 それでは。

kato takao** 29/7/2001 日曜日 01:58 | Link | TB (0) | コメント(0)
2001年07月28日
31


 あいかわらず曲を作りつづけています。
 僕は曲を作るのだけどそれを演奏してくれるバンドがないというのがかねてからの悩みで、近頃は曲を作ること自体をやめていたのだけど、ここんとこいくつかのお誘いがあって、いろんな方向で演奏できそうなのでうれしくてもう書きまくってます。ハラッパカラッパはもちろん順調にやって行きますが、それ以外のいろんなことをやってみようと思ってます。どれもとても魅力的で、うきうきしてます。

 ただ、やはり曲を書いていると精神的にはとても不安定になります。うまく外敵から身を守れないのです。なのでいらいらしたり、しょんぼりしたりしてます。

 不安定にもいろんな種類があります。もう闇雲にめったやたらに不安定っていうのがあって、それはなんにも未来が見えなくて、やることもなくて、はだかんぼうにされちゃったみたいな不安定さなのだけど、それと今の不安定さは対極にある。
 一つ一つのメロディに心を傾けて深く深く沈んでいくと、あるレベルからものすごく不安定な場所に到達します。精神が冷える感じです。それは不愉快なわけではないです。ただ、とても哀しい。世の中の成り立ちがその起源から哀しいような気分です。見たくない部分を見るって事なのかもしれないなあ。抵抗力を自ら弱めてるんです。

 とてもよくわからないですね。でも実は今日はしらふです。だから変なのかもね。

 それでは。また会いましょう。キーポンさん、例の件よろしくね。

kato takao** 28/7/2001 土曜日 00:44 | Link | TB (0) | コメント(0)
2001年07月26日
30


 ぼやぼやしてたら7月もとっくに終盤戦ですね。1ヶ月前まではアメリカにいたのです。

 ハラッパカラッパの掲示板に何件かの書きこみがありました。ありがとう。今後ともよろしく。親御さんにもよろしく。

 なぜか最近僕の家では「ビバリーヒルズ高校白書」がずーーっと流れていて、とても青臭いです。とにかくみんながだれかに憧れていて、恋していて、しあわせそうです。むやみにハッピーでつまらないことで喧嘩して嫉妬して一生懸命生活しているふりをしています。僕は一生懸命生活しているふりをしている人を見るのが結構好きなので、3回のうち1回くらいは僕も見ます。そう言えば僕も高校の頃力いっぱい一生懸命生きているふりをしていたなあ。今はどうかしら。

 少し前からビデオになってた「フレンズ」っていうドラマは好きだった。大笑いします。なにも考えることなく。「アリーマイラブ」も3回に1回くらいみました。

 手をいっぱいに伸ばしたそのほんの少し先のことを思うと泣きたくなります。多分、なにもないと思うのだけど。

 最近毎日一曲づつ曲を作ってます。とても良い曲です。

 そんじゃね。

kato takao** 26/7/2001 木曜日 02:12 | Link | TB (0) | コメント(0)
2001年07月24日
29


 昨日はライブでした。あんなにつかれたライブは久しぶりでした。ネガポジの店長さんに「5年前みたいなライブだった」といわれてしまいました。
 テンションがものすごく高くて自分で自分のことをまったくコントロール出来なくなってしまって、2曲目くらいで声が枯れちゃって、足元もおぼつかないし、叫びに叫んでもう山火事みたいなライブでした。

 お客さんも賛否両論で「今日はいまいちだった」という人と「最高でした!!」っていう人に分かれた。自分では判断つかないです。

 ただ、言い訳をするわけではないのだけど、ああいうライブは僕には必要です。音楽の持つパワーを僕に思い出させてくれるからです。ここではない場所に行けるかもしれないという予感です。だれよりも高く飛べるかもしれないという希望です。規定の自分を否定することです。

 でも今日、朝起きたらからだ中が信じられないくらい消耗していて、くらくらした。昨日僕が使ったエネルギーはたいへんなものだったんだなあ。
 一日中淋しくてしょうがなかった。だれかと話したかったのだけど、平日の昼間からだれとも会えないし一人でひっそりと暮らした。いろんな部分が弱っていて、どんなものにでもつけいられてしまいそうだった。助けて欲しいと強く思ったのだけど、自分でなんとかしようというガッツがわいてこない。
 結局夕方におじさんのお見舞いにだけ行った。順調に回復していた。心臓の手術で胸を30センチほど切っていて、その痕を見せてもらった。すさまじかった。その他にもいろんな穴が体中に空いていて、ピューと空気を吹き込んだらいろんなところから空気が抜けそうだった。そんな体なのに、こっそりそばを食べに行って、看護婦さんにしかられたらしい。いろんな人生があるものです。

 そうだ。大事なことを書きます。僕がここに書くようになってから、ハラッパカラッパの掲示板に閑古鳥が鳴いています。もうすごい鳴き声です。ちょっと前に僕はアメリカに行っていたのだけどそこで思いついて「アメリカンジョーク大会を開きます」と書いたらそれっきりシーーんとなった。もうなんでもいいのでとにかくよろしく。ライブの次の日くらいなんか書いてってよね。ついでに言うと僕の家にもぜんぜんメールが来なくなりました。さみしくて困ってしまいます。なんとかしてください。

 ハラッパカラッパHPよりもこっちのほうが情報が早いって言うのが問題だっていう意見もありました。なので、ちゃめっけたっぷりにこっちに今後のハラッパカラッパ予定を書いておきます。次からはあっちに書くからね。
 
 8/5ダイス、8/12クアトロ、8/24ダイス(ソロ)、9/4ネガポジ(ソロ?)、9/11新宿JAM、9/12吉祥寺プラネットK、9/28名古屋得三
 以上です。全部来てね。とかいってほんとに全部来たらちょっとひくけど。
 まあとはいえがんばって皆勤賞を狙ってください。

 それでは。

kato takao** 24/7/2001 火曜日 00:11 | Link | TB (0) | コメント(0)
2001年07月21日
28


 さっきまでここにながーーい文章を書いていたのだけど、「不正な行為をおこなったので終了します」とかいって全部消えちゃった。
 もーーーー、ほんっとに不愉快です。あああああ、とてもよい感じだったのになあ。「ああ、文章でこんなに深い場所を表現できるなんてしらなかったよジョニー」ってみんなもおもったはず。

 っていうか、なんやねん不正な行為って。放送禁止用語も使ってないぞ。もーーーー。

 ところで放送禁止用語って「床屋」も結構あんまり使っちゃダメな言葉で、でもぎりぎりセーフだ、って知ってた?
 まあいいんだけど。

 つかれたのでこの辺で。

kato takao** 21/7/2001 土曜日 02:00 | Link | TB (0) | コメント(0)
2001年07月20日
27


 人と会って、映画を見て、曲を作って、さっぱり訳がわからなくなってしまった。

 僕は映画をめったに見ません。2時間テレビの前でじっとしているのがつらいのです。映画館ならまだましだけど、背が高いので後ろの席の人に気を使うのが嫌です。
 でも今日はひょんなことからスパイクリーの「ラストゲーム」という映画を見ました。スパイクリーってニックスの試合の最中に大騒ぎしてる変な黒人だと思ってたら映画監督だったのね。車の宣伝にも出てましたね。
 僕はほんとに映画を知らないので、スパイクリーファンの人は怒らないで欲しい。ちなみに僕はニックスのことをにくからず思っています。去年は積極的に応援したもんです。
 まあ、いいや。映画の評価はしません。僕が評価できるような映画ではないと思った。
 ただ、とてもシャープな作品でした。あまりにシャープで、大枠の輪郭がぼやけるほどに。暇だったら見てみてください。そして感想を聞かせてください。

 自分の周りのリアリティーがゆっくりと埋没していきます。どんな場所で、どんなふうに暮らしていたかを忘れていくのです。僕の指はキーボードをたたきます。一番きれいな言葉をもちろん選びます。
 でもそれを選んだのは僕ではないのかもしれないのです。僕の指かもしれないし、キーボードかもしれない。
 そして人は幸せに関するコメントをする。
 「だって、その曲を聴いて幸せになる人もいるのだからいいじゃない」
 そうですね。たぶん。バランスとしてはとてもいい。

 指の先まで酔っ払っている。ここではない場所に行きたい。

kato takao** 20/7/2001 金曜日 02:17 | Link | TB (0) | コメント(0)
2001年07月19日
26


 さっきコンビニにビールを買いに行ったら、近所の病院が火事でものすごく大変なことになっていた。僕は右手にビールをふわりと持って、ビーチサンダルでたたずんでいたのだけど、しばらくするとまわりの景色が目に入ってきた。まわりは火事を見る人達でちょっとした渋滞になっていて、横断歩道に人々が座りこんで事の動静を見守っていた。ちょうど出来のそこそこなアマチュアミュージシャンのライブを見るように。「いまいちドラムに勢いがたりないよなあ」という声が聞こえてきそうだった。
 
 むかし、おかしな記事を読んだことがあって、それはある地域の話なのだけど、精神障害者の為の施設を造ることになったその地域で反対運動が行われたんだそうです。僕はその記事を読んでしばらくなんの感情の起伏も起こらないような感覚にとらわれた。世の中のことを思うには僕は自分を信じすぎているし、これまでも自分勝手に生きてきすぎたとは思う。でも、僕にも常識はある。自分が複数の生き物によって作られたシステムの中で生きているという自覚もある。

 世の中が僕を煩わせないように流れていってくれたらいいな、と思う。
 とても横柄な意見だとは思うけど、そう思う。そのために僕は努力することを厭わない。死に物狂いで。

 今日はとてもよい一日だったのです。いろんな事がうまくいって、あるべきものがあるべき場所にあって、人生というものに対するちょっとした面白みを確認できた一日だったのだけど。こんな一日を過ごすための努力を厭わないとも僕はおもったのだけど。

 いとわない。
 
 トマトジュースを飲み干して僕だから行ける場所へ行こう
 やがて目にする結末をどうかせめて恐れずに

 風がゆっくりと吹いて、その途中ですべてのものを見つめています。せめてそのことを忘れずにいたいなあ。

kato takao** 19/7/2001 木曜日 03:25 | Link | TB (0) | コメント(0)
2001年07月17日
25


 昨日は変なメンバーで遊んだ。
 ネガポジの寺島さん(ex.トラッシュ)と原田博行(ex.京都町内会バンド)とありちゃん(ex.京都町内会バンド、元ジャッカル、元カリフラワーズ)の四人で明け方まで大騒ぎしてました。この名前を3人とも知っている人は、かなりディープに京都アマチュア音楽シーンと接している人です。よく考えたら全員昔一度僕といっしょにバンドを組んだことのある人達だ。

 最初は寺島さんと二人で飲んでいて、それから残りの二人を呼んだ。
 夜中の12時に電話して二人とも集まったところに、このメンバーのだめだめさ加減があらわれているような気もします。
 祇園祭の夜に京都のはずれでこっそり集まって大騒ぎするミュージシャン。どことなく風情があるよなあ。わびさび。

 今日は今からまた飲みに行きます。ネガポジのスタッフの人達と飲むの。なんでこんなことになったのかわからないけど、まあ、人生の中で「なぜこんなことになったのかはっきりと明確にわかる」ってことはあんまりないのだから、まあいいや。
 しかし全然仕事してないなあ。
 だれか、うちの雑誌に載りたいお店を教えてください。

 今日は心筋梗塞の手術をするおじさんのお見舞いにいった。なぜか僕よりも健康そうに見えた。

 それでは。

kato takao** 17/7/2001 火曜日 20:54 | Link | TB (0) | コメント(0)
2001年07月16日
24


 うちのバンドのギターの清原がバイトしているお店で沖縄祭りというなぞの企画があったので行ってみた。もうなんか大騒ぎで、沖縄からきた大城なんとかさんというルパン三世みたいなおじさんが歌って、みんなでゆらゆら踊って、そのうちにフラメンコがかかり出してフラメンコダンサーが踊りくるった。僕は何人かの知り合いと楽しく時間を過ごしているうちにものすごーーーく楽しい気分になって、気がついたら加茂川で眠ってました。起きたらもう朝で、朝の匂いでいっぱいだった。1週間分くらいの朝だった。
 昨日の京都は祇園祭でもあったので、周りにはまだ浴衣のカップルや、遊びつかれて眠っている人達が何人かいた。加茂川で眠ったのは6年ぶりくらいです。体中を虫にさされていた。かゆい。

 祇園祭で徹夜するのも何年ぶりだろうか。昔はよく朝まで浴衣の女の子を追いかけていた。あれはきっと女の子より、女の子を一緒に探している男友達といるのが楽しかったんだろうなあ。実際に女の子がついてきて、一緒に飲みにとか行っても困っちゃったもんね。

 僕の友人は祇園祭でナンパした女の子と結婚しました。男と女にはありとあらゆる観念と一般論を排除したところに真理があるのかもしれない。あいかわらず僕は、目の覚めるようなすばらしいラブソングはかけないです。

 暑いね!

kato takao** 16/7/2001 月曜日 00:58 | Link | TB (0) | コメント(0)
2001年07月14日
23


 こんにちは。元気ですか?

 今日はゆっくりと過ごしました。心をわずらわすことはなにもしなかったし、体のパーツを痛めつけるようなこともしなかった。

 夜になって曲を作ろうとしたのだけれど、なにについて歌っていいのかわからなくなった。言葉が出てこない。
 だけど、それは致命的に不幸なことではありません。
 ある種の精神的な不均衡が言葉を生み出すのであって、それ以外の言葉はさほど重要ではないといういい方も出来るからです。

 僕は昔からいっているのだけど、音楽をするというのは楽しいことではありません。よい曲が作れるというのはある意味とても不幸なことです。なぜならよい曲を作るためにはなにもかも犠牲にしなくてはならないからです。
 「よい曲」というものの定義にもよりますが、僕の個人的な定義ではそうです。もちろんいろんな反論があるとは思うけれど。

 よい曲が作れないという程度に僕は今日安定していたし、よい曲が作れなかったことで少し不安定な気持ちになりました。
 時々強い風が吹いて、そういう観念から全然違う場所に吹き飛ばされることもあります。でもそれはラッキーでしか行けない場所です。努力とは関係ないです。それを目指してもしょうがない。たまに行きつけたらラッキーと思うしかないのです。

 どんな手段でもいいからこの場所に自分を存在させておきたいと思う強い意思のことです。
 それをもって創造といいます。
 ぼくはね。

 変なこと書いてごめん。それでは。

kato takao** 14/7/2001 土曜日 03:30 | Link | TB (0) | コメント(0)
2001年07月13日
22


 とてもつかれています。心地よいつかれといえなくもないけど、肉体が物理的にどうしようもなくそこなわれています。お風呂に入るのもめんどくさい。

 でもここには書いてるんだから結構えらいよなあ。

 昨日「にわとりはいつもはだし」のレコーディングをしました。とてもよいレコーディングになったと思います。はやく聞いてもらいたい。

 仕事で大変な失敗をしてしまってかなり落ちこんだりしました。仕事の失敗って、それまでの人生では味わったことのない哀しみを僕らに教えてくれます。失恋でも、受験失敗でも味わえない種類の悲しみです。それはわれわれという種族の存在理由に由来する部分を痛めつけるからだと思う。信じられないくらいソフィスティケートされた哀しみが植え付けられる。もっとも苦痛が深くなるように計算し尽くされた拷問道具のように。

 明日はのんびり出来る日です。のんびりしよう。散歩したい。
 
 ほんじゃね。

kato takao** 13/7/2001 金曜日 01:41 | Link | TB (0) | コメント(0)
2001年07月09日
21


 なにもせずに過ごしました。ギターの練習をして、天井を見てしみの数を数えた。新聞を隅から隅まで読んで、ちょっと前に来た手紙に返事を書きました。ビデオを見て、散歩していくつかの電話を受けて、メールの返事を書いて、晩御飯にカレーを食べた。
 
 昨日僕は友人となかなか贅沢な時間の過ごし方をして、健やかな気持ちになったのだけど、今日もそれが持続していていました。どうもありがとう。

 コンビニにビールを買いに行って会計をしていたら、髪の毛がぼさぼさで、メガネをかけていて、痩せていて、表情がどことなく危険な男の人が入ってきた。僕はそのときにこの人と人生がつながることはけしてないけど、この人にも同じ時間が流れていて、僕が眠っているときにこっそりラブレターを書いたり、空を見上げてしんみりしたり、すれ違った女子高生に欲情したりしているのだなあ、と思ってなんだかずいぶんとしんとした気持ちになった。僕の知らないところでたくさんの生活があって、ドラマがあって、一つ一つがとても意味深く存在しているのだなあ。
 太陽は毎日沈むけれど、同時にどこかで昇っているんですね。
 あたりまえのことだけど。

 酒の量が増えています。一年前の倍は飲んでいます。飲み出す前はこれだけにしようと思うのだけど、酔っ払ったらまた買い足しに行ってしまうのです。日常生活に支障はないけれど、知らないうちに眠っていたり、変な歌詞の曲を無意識に作っていたりして奇妙な感じです。危機感はないけど、なんとなく不安です。でも飲まないほうがもっと不安だよね。うん。

 8/12日に心斎橋クアトロでライブをすることになりました。クアトロに出るのは僕の夢でした。
 4年前、心斎橋のクアトロで僕は音楽の神様を見た。
 確実に信じていいものを目の前で見た。
 それを今も信じてます。
 明日はどうかわからないけど。

 それでは。

kato takao** 09/7/2001 月曜日 01:21 | Link | TB (0) | コメント(0)
2001年07月07日
20


 従兄弟が大学をやめて消防士になりたいらしい。
 なんでもなれるものになればいいよ。と答えた。なんでもいいからなれるものになればいい。なれないものを目指すよりずっと楽だから。それがほんとにしあわせかどうかはめいめいが考えることです。そういった。彼はにこりと笑ってうんといった。

 自分がどうなりたいのかわからない人はどうすればいいんだろうね。そっちのほうがどうやら多数派です。もちろん僕もマジョリティに席を置いている。少し前までは「どうなりたいかを探したい人」としてそれなりに市民権を得ていたのだけど、知らない間に追い詰められている気がする。年齢の問題かなあ。
 ただ一生懸命になれる場所があればいいんです。僕は。そこでの生活がどんなものであろうと。

 こないだ「とにかく熱くなりたい」といった友人がいたけど、いってることの意味はよくわかる。それがどんな種類のことであっても僕は指示する。たとえ社会的には支持されるようなことではなくても。

 「火事を消したいなあ」と従兄弟は言った。つぶやくように。もうもうと燃え盛る火に水をぶっかけて消していく。だれかのために水をまく。手に伝わる水の飛び出る衝撃。なかなか手ごわい火。二階からだれかが叫んでいる。逃げ遅れたのだ。ふつふつと沸き起こる使命感。ホースを放り投げて火事の中に飛び込んでいく、彼。
 カタルシスを絵に描いたような風景ですね。とても素敵な人生だ。僕は今とてもうらやましい。6年も後に生まれたくせになまいきな奴だ。

 ゲストブックに「地球版のケセラセラで暮らしてる」と書いてくれた鶴坊さん。「探してください」と書いてあったのでなんのことかと思ったらハイリミッツの方だったんですね。関西に来るときにはもし良かったら連絡下さい。ライブを見てみたいです。こないだ京都にやもともんごさんが来て、ハイリミッツさんをいとおしく語っておられました。

 「未来は僕らの手の中」っていまでも甲本ヒロトは心から思っているだろうか。思っていて欲しいと心から思っています。

 じゃ。

kato takao** 07/7/2001 土曜日 01:34 | Link | TB (0) | コメント(0)
2001年07月05日
19


 とても哀しいことがあって、それを抱えながら歩いてました。
 こんなに哀しいのにまだ進まなきゃいけないのか。
 進まなくてはいけない。それでも。

 午後から一生懸命働いた。いろんな人と会って話をして、それを丁寧に文章にした。きれいなスムーズなリズムの文章をいくつも作った。
 おいしい晩御飯を食べて、家でビールを飲んでテレビを見て少し笑った。ギターを弾いてみたら曲がすぐに出来た。少し泣いた。
 それで僕はすっかり哀しくなくなった。
 せっかくこんなに哀しい思いをしたのだから、このことを正確に受け止めて、少しでも高い場所にあるブロックを触ろうと思った。

 金魚鉢に金魚がいる。その向こう側に手をおいてみる。ぼやけて大きく見える。僕の手。その間を金魚が泳ぐ。それを眺めている。ずっと。今も。
 
 忘れてしまいたいことなんて一つもないです。全部抱えていたいです。そんな風に思ってる。

kato takao** 05/7/2001 木曜日 23:59 | Link | TB (0) | コメント(0)
2001年07月04日
18


 こんばんは。元気ですか?

 人と会うことがめちゃめちゃ好きというわけではないのだけど、どうやら嫌いというわけではないみたいです。ただへたくそなだけで。
 最近はいろんな人と会ってます。ものすごくたくさんの人と会って、いろんな意見を聞いていると、なにが自分の意見でなにが他人の意見なのかわからなくなってきます。自分というのがしっかりしていないとしんどいですね。最近の僕は自分がちょっぴり揺れているので、しっかりしなくてはだめだとまた思った。

 今日は本屋さんにふらっと寄ったらワンピースとハンターハンターの最新刊が出ていたので瞬買した。読んでほっこりした。しかしルフィーはすごいなあ、僕はでもやっぱりウソップが好きだ、と思った。

 まんが好きな人メール下さい。面白いマンガの情報お待ちしています。あまり知らないのです。少女マンガ可。
 ohoho@mta.biglobe.ne.jp

 それでは。マンガの件たのんだよ。

kato takao** 04/7/2001 水曜日 00:19 | Link | TB (0) | コメント(0)
2001年07月02日
17


 昨日はそういうわけで、何年かぶりに会う人達と京都の夜の町を飲み歩いていました。お店って不思議ですね。だれの目にもつかないようなところにあるお店を人々は探し出して飲むのです。細い糸がつながっているのです。

 今日はうろうろと歩いて過ごしました。シナモという店で昼間っからビールを飲んで、加茂川を散歩して、拾得まで歩いたりしました。いくつかのことを考えて、いくつかのことを新しく知りました。どうもありがとう。

 今日は疲れちゃったみたいです。心地よい疲れではあるけど。

 風見鶏がマンホールを見て笑っていた。
 右手が左手を笑っているみたいだった。

 それじゃ、元気で。あなただけの身体ではないのです。

 

kato takao** 02/7/2001 月曜日 01:21 | Link | TB (0) | コメント(0)

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