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2003年10月07日

 混濁です。
 沖縄楽しかったのだけど、帰ってきて待っていたのは暴力的な量のボロフェスタ仕事でした。確かに楽しかったけど。楽しかったけど。

 さらに、ロボピッチャーはボロフェスタ限定のCDを販売することになったので、その手配も大騒ぎです。これはもちろんメンバーがいろいろやってくれるのですが、なんとなく僕も気ぜわしい感じになってはらはらしてます。

 というわけで、緊急告知です。ボロフェスタに来るとロボピッチャーの三曲入りCDが買えます。詳細は未定!くううううう。この商売上手!!泥棒猫!!

 いや、でもね。この音源は実は半年くらい前に録り終わったものなんですが、個人的にすごく思い入れのある音源です。僕としては僕のキャリアの中で始めてライブ感のある音源をつくれたなあと思った躍動感のあるCDになりました。僕が歌って森崇さんがエンジニアをやってくれたのだけど、歌い終えたときに「うん。ほんとにいいです」って言ってくれたのを実はすげー覚えてる。

 というわけで、またもやボロフェスタに来る理由が増えました。しかも、なんとも破廉恥なことに、このCDはボロフェスタ限定CDです。ボロフェスタ以外では売りません。今しかないのです。今買っといたら後々絶対にヤフーオークションで20万円で売れるから。損しないから。
 同じ曲を後々別のミックス、録音で販売する可能性はありますが、このまま売ることは二度とないと思います。僕はないと思います。とにかく今買っとけって。まじで。

 というわけで、ボロフェスタチケット買いましたか?
 まだなら、今なら怒らないからさっさとロボピッチャーのHPからメールを出して予約したらどうかな。うん。いや、ほんと。まだ、今なら怒らないから。

 てなわけで、てんやわんやです。今から、準備期間のタイムテーブルを見直します。そして、資料を作ります。

 沖縄。
 そう、沖縄には生活があった。音楽もあった。
 僕はずいぶんと癒されたし、楽しいライブもした。
 そして、そこに、何を見るべきだったのか。実は分からなくなっていて、かなり混乱している。
 その町は、道路の白線が消えかけていて、目抜き通りの看板もさびている。道路はでこぼこで、空はやたらと青い。店はどんどんつぶれどんどん建てられ、その結果確実に疲弊しているようにも見える。
 そして、その場所で人々はなぜかやたらと明るく。子供たちは最近出来たモノレールの手すりをウンテイのように使い遊びまくり、車内は人々の興味で爛々と輝き、夜な夜な開かれるライブでは人が集まり、声がかけられ、ささやかだけど大切なことがきちんと守られている。

 どんなにきれいな建物にもない人間がここにいる。そこまではわかる。
 さて、そこにいる人たちが、本当に幸せで、道路にピシッと描かれた白線や、完璧なまでにソフィスティケートされたシステムを望んでいないかどうかまでは僕にはわからなかったっていう話。僕はいつものように考えすぎ、いつものように精神的なおせっかいだ。

 今日はとにかく疲れた。
 僕の友人も言っていた。
 「今日は疲れた。でも疲れてない日なんてないよね」

 どうせ疲れるなら、
 うん。
 まあね。
 ここか。

Posted by kato takao at 2003年10月07日 04:00 | TrackBack
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